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2003年1月の投稿

2003.01.31

建築物と歴史・・・。

私は建物のサイトをやっていますが、建物そのものよりも建物を通して歴史と文化に触れることができることが、好きなんだと思います。

単純に、「この洋館かわいい~」「あの赤レンガの建物スゴイ~」と思いますが、建築史も建築様式もよく分かっていませんし^^;;;

洋風が主流じゃない時代に、洋風建築を建てた依頼主や、極東の地に若くしてやってきた宣教師や建築家や技術者たち・・・。
そんな時代背景を、ごく身近で見られるのは建物くらいじゃないかぁって思うんです。

戦前から、そこにあったもの・・・。
震災や空襲を免れ、アメリカに接収されたけど無事返され、様々に用途を変えながら平成の今、身近にあるもの。
スゴイなぁって思います。
勝手に、運命まで感じちゃう(笑)

私がガーディナーを知らなかったら、存在さえも知らずにいた人がいます。
その人の名は、「小田良治」。
私の故郷・北海道で大活躍した人です。
もっと、地元の歴史で出てきてもいいのに・・・と、最近思います。

北海道初のデパートを作ったり、幌別で鉱山を開いたり、札幌トヨタの創始者だったり・・・。
さっぽろ文庫の「人名事典」には載っているみたいなんですけど・・・。
小田良治さんが作ったデパート「五番舘」は今は、札幌西武になっているけど、子どもの頃はよく行きました。
無くなったときは、淋しかったです。
札幌では、三越よりも丸井今井の方が老舗かつ、高級店なイメージがありました。
五番舘は老舗だけど、若者向け・・・な雰囲気。
そごうの方がもっとおしゃれな印象だったけど、そのそごうも無くなって、今札幌の駅前には大丸百貨店が店舗を建設しています・・・。
相変わらず、札幌はデパート競争がはげしい地域みたいです^^;;

ガーディナー設計の家に住んでいた人は、他に長楽館の村井吉兵衛さんなどもいるのですが、私が小田良治さんに妙に関心を持ってしまうのは、北海道の経済発展に貢献した人物だということと、ガーディナー設計の住宅が、札幌と東京にありながら、もう見ることができないということ、更に、ガーディナーは関与していないものの、別荘が私が現在在住する神奈川県に残っている・・・ということが原因だと思います^^;;
なんだか、フシギな気持ちです。

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2003.01.26

世界遺産に落書き(>_<)

先日、ニュースを見ていたら「日本人の28歳の男性がイースター島のモアイ像に落書きして逮捕」という報道がありました。
もぉおおお、びっくり!!

どうしてモアイ像に落書きしちゃうんでしょう!?
しかも、映像ではモザイクがかかっていましたが落書きの内容は自分の名前だそうです。
しっかり掘り込まれていて、修復不可能だとか...。

28歳にもなって情けない。
確かに日本国内でも、いろんなところで相合傘や「●●と一緒にきました」みたいな落書きをみかけます。
外国へいっても日本語の落書きを見ると、情けなくなります。

この28歳の男性が落書きしたのは、有名なずらーっと立って並んでいるモアイ像ではなく、下に横たわっているモアイ像だそうで、本人いわく「寝ているモアイ像は貴重じゃないと思った¥そうです^^;;;
寝ていてもモアイ像はモアイ像なのに....。

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2003.01.21

増田彰久写真展「小笠原伯爵邸の建築家 曽禰達蔵と中條精一郎の世界」

1月8日から開催されている増田彰久さんの写真展へ行ってきました。
会場は小笠原伯爵邸。

作品は28年前に撮影された小笠原伯爵邸の写真のほか、おなじみの増田さんの作品が展示されていました。

現在の小笠原伯爵邸はまだ一部修復中ですが、増田さんの写真と同じアングルを探して写真を撮ってみたりしました^^;;
28年前の写真とは思えない、鮮やかで素敵な写真でした。
現在のように、レストランとして改修される前の写真でカラーで残っているのは、増田さんの写真くらいだそうです・・・貴重ですね。

写真展を見終わったあと、中庭のカフェで昼食をとりました。
中庭からは、邸内のピアノのあるお部屋などが見えます。
レストランは完全予約制。
ランチは7000円(>_<)
でも、意外と混んでいましたよ。
どんな方が利用されているんでしょうね~。
レストランを利用すると、邸内を案内してくださるそうです。

レストランの利用以外だと、ウェディングパーティなどもできるので、その下見に来ていたカップルが、係の方にくまなく案内されていました。
誰か小笠原伯爵邸で、パーティしないかなぁ・・・。
個人的には、あのピアノのあるサロンで、ストリングスの演奏会を見たいのです。
具体的に計画すれば、見積出してくださるみたいです^^;;
(けっこう本気で予算など聞いてきちゃいました^^;)

お料理の種類や参加者の人数によって色々かわるようです~。
やりたいよぉ。
あのサロンでストリングスコンサート。
(私は聞く係ですが・笑)
もしも、実現したらこのHPでご案内いたします(笑)

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2003.01.17

阪神・淡路大震災

1995年1月17日。
今から8年前、阪神・淡路大震災がありました。

関西方面での大きな地震は寝耳に水で、TVで報道される映像に恐怖と不安を感じました。
神戸近くに住む友人の安否も気になりました。

神戸は横浜同様、明治期に居留地が置かれ異国情緒溢れる土地でした。
旧くても残った建物、新しくても倒壊した建物・・・。
「新しければいいというわけではないのだな・・・」と思いました。

私は震災以前の神戸に行ったことがありません。
行きたい街のひとつでしたが、そのうちそのうちと先延ばしにしているうちに、震災が起りました。
3年前に初めて神戸へ行きました。
おりしも、1月17日を挟んでの訪問でした。

一見、復興したかに見える町並みですが、北野の異人館の中には震災で折れた煉瓦の煙突を庭に置いてあるところもありました。

自然の前では人間の力なんて微々たるものですが、あんなスゴイ地震に耐えた建物もあったんですよね・・・。
建替えれば丈夫になるというわけではないと、あの時学びました。
新築するときは昔の建物に負けないくらい、安全な建物を建てて欲しいと思います。

東京で大地震があったら、どれくらい近代建築は残るのでしょう。
どれくらい、新しいビルは残るのでしょう。
地震を防ぐことはできないかもしれませんが、地震による倒壊を防ぐ努力はできると思います。

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2003.01.16

軍艦島

世の中旧正田邸と豊郷小学校の保存で揺れていますが、私は軍艦島にも注目しています^^;

なぁ~んて言ったものの、ごく最近まで軍艦島を理解していなかったのですが・・・(>_<)
もちろん、その名前は知っていましたが「軍艦島」というネーミングから「戦跡」がある島かと思い込んでいました。

端島が本当の名前で、島自体が炭鉱遺構だと知ったのは本当にごく最近なんです。
しかも、現在は無人の島だとは・・・。
もともと、九州に疎いのと廃虚にあまり興味がないことが、原因なのですが・・・。
(だって、廃虚はコワイんだものー)
炭鉱遺構と聞いて興味が出て、軍艦島を調べてネットをうろうろ。
そうしたら、ある掲示板で知人を発見!!
しかも、その方は軍艦島出身者だということでした・・・。
灯台もと暗し^^;;

軍艦島を世界遺産にしようという動きがあるそうです。
署名運動も起きています。
今は、立入り禁止になっているそうですが、いつか島の出身者が自由に行くことが出来るようになればいいなぁと思います。
その為には、炭鉱遺構の残る廃虚の島では無理でしょうし、かといって遺構を片づけてキレイにしてしまっては、想い出のかけらも無くなってしまうので、なんとか、安全に炭鉱遺構も残しつつ整備できないものかなぁ・・・なんて思います。
ううっ・・・難しいでしょうか。

取り壊しもされず、手入れもされないままの廃虚には、物理的に危険という以外に、なんだかそこで生活していた人、関わった人、想い出がある人の「念」が宿っているように思えます。

軍艦島も「廃虚」としてではなく、炭鉱の歴史を伝える島として多くの人に知って欲しいなって思います。
つい最近まで、判っていなかった私が言っても説得力がないんだけど^^;;

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2003.01.11

なんちゃってライト

巨匠と呼ばれるF.L.ライトが日本へ来たのは帝国ホテル建設のためなのはあまりにも有名なお話です。
そんなライトが日本通で、浮世絵収集家だったり、ライト風建築と呼ばれるあの独特のプレーリーハウスも、建築博覧会で見た日本家屋にヒントを得たらしいのは、なんだか不思議です。

ライトの弟子だった遠藤新や田上義也以外の人が設計したライト風建築のことを私は「なんちゃってライト」と呼んでいます^^;;;
横浜山手にも「なんちゃってライト」な洋館(しかも旧い!)があります。
あと、首相官邸もなんちゃってライトだぁ...とか勝手に思っていますm(__)m
TVで見るたび、ライトっぽいなぁって思うもので^^;

私の母校の近くにあった小学校が、「なんちゃってライト」でした。(最近、昔の写真をみて思ったのですが^^;)
この小学校には、なんども行ったことがあったと思うのですが校内のことなどは覚えていません(>_<)

ただ、北海道にあるライト風建築なので「なんちゃってライト」ではなく、田上義也の作品なのかぁとも思います。
どっちだと思います?
田上作品か、「なんちゃってライト」か...。

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2003.01.10

マイブーム

ただいま、私のマイブームは「地名」です^^;;
去年の春、主人が「アイヌ語地名を歩く」という本をくれました。
出版は北海道新聞社。

北海道には多くのアイヌ語が語源になっている地名があります。
その為、道外の人にはちょっとフシギな響きの地名が多いのではないでしょうか。

私の故郷は空知地方と呼ばれるところなので、アイヌコタン(集落)もないし、北海道に住んでいてもアイヌ民族は身近なものではありませんでした。
ニ風谷などアイヌコタンに遊びに行っては、アイヌ彫りを買ったりしましたが、アイヌの差別問題などどこふく風でした。
でも、法律が整備されたりするところを見るといまだに差別があったのだなぁ・・・と、無関心だった自分をちょっと反省しました。

私はアイヌ語の響きが好きです。
「アイヌ語地名を歩く」には、どうして北海道には「平」がつく地名が多いのかなど書かれていました。
(豊平とか、平岸とか・・・。)
「平」はアイヌ語の「ピラ」(滝)を日本語読みして漢字を当てたものなので、平がつく地名の場所には滝があるはず・・・だそうです。
同じように、北海道には「別」(幌別、幾春別など)や「幌」(札幌、野幌、士幌など)がつく地名のお話などもありました。
もぉ、目からウロコです。
ちなみに「小樽」もアイヌ語が語源の地名です(^^)
東京だとたしか、「福生」の語源がアイヌ語だったと記憶しています。
昔、どうして東京にアイヌ語の地名があるのかフシギに思ったことがありました。

地名の語源を探して散歩するのもいいなぁなんて思いました。
アイヌ語をちょっとかじりたくなって、アイヌ語事典を購入しようかと思ったら、高額だったので今、検討中です^^;;

本州では語学学校でもアイヌ語講座なんてやっていませんが、北海道のラジオではアイヌ語講座を開講していて、いいなぁと思いました。
そういえば、本当のアイヌ語の発音を私は聞いたことがありません・・・。

エゾ・ライトと呼ばれた田上義也さんが北海道へ行って汽車の中で出会ってしばらくお世話になったバチェラー博士は、アイヌ民族のために熱心に活動された方です。
バチェラー博士のことも、もっと知りたい今日この頃なのです・・・。

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2003.01.06

生命の建築:ガウディとジュジョール

年末から行われている「生命の建築:ガウディとジュジョール」を見に、横浜赤レンガ倉庫へ行ってきました。
さすがに、空いていました^^;
仕事初めが多い1/6ですから...。

昨年、スペインのお土産でガウディの作品の2003年カレンダーをいただいたので、わが家の一室にはそれを飾っています。
しかし、一度もガウディ作品を見たことはありません(>_<)
それでも、もちろんガウディのことは知っていましたが「ジュジョール」については「???」状態で、足を運んだのですが...。

「もうひとりのガウディ」といわれるほどの人だったのですね~。
ガウディより27歳年下にして、数年間ガウディの作品の手伝いもしていたそうで、写真等を見てため息がでました(^^)
あんな建物が日本に1件でもあったらなぁなんて思ったりして^^;;

改めて思ったのは、建築家はやっぱり絵も上手なんですねぇ。
ただただ感心。
感心といえば、サグラダ・ファミリアのあの塔がまだ1つのときのしかできていない時の写真が展示されていて、感激しました。
もちろん、モノクロ写真なのですが...。

赤レンガ倉庫から、久々に関内あたりをうろうろ散歩してきました。
お正月、だらだらしていたのでちょっと歩いたら足が痛くなりました(>_<)
仕事も始まるし、ちょうどいいウォーミングアップになりました。

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