パラリンピックのテーマ曲
今日からアテネで、パラリンピックが始まりました。
オリンピックに負けず劣らず、素敵な開会式でした。
パラリンピックの放送はNHK総合とNHK教育テレビでしか放送されないみたいです。
オリンピックのNHKでのテーマ曲はゆずの「栄光の架橋」でした。
毎日、聞き続けたため今でも頭の中を曲がまわります。
さらに印象的だったのは、男子体操団体の最後の種目で、アナウンサーが叫ぶ「栄光の架橋だ!!」で、着地を決めるシーン。
アテネ五輪の中でも、かなりの名場面だった気がします。
パラリンピック放送でテーマ曲が決まったのは、今回が初めてだそうです。
曲は「challenger」。
歌っているのは中学3年生の男の子、木下航志くん。
航志くんは、鹿児島に住んでいます。
時々、都内や横浜でライブをやることもあります。
現在、鹿児島の盲学校に通学しているそうです。
そう...彼は生まれながらに目が見えないけれど、スティーヴィー・ワンダーもびっくりなくらいの音楽センスを持っています。
♪そうさ夢じゃない♪という歌詞からはじまる「challenger」。
たくさんの人に、夢と希望を与えてくれる歌声です☆
まだ、航志くんの歌を聴いたことがない人がもしいたらぜひ、パラリンピックの放送を見てくださいね。
あの...。
余談ですが、パラリンピックとは別に「デフリンピック」というのもあります。
こちらも、4年に1度、IOCに承認を受けた、デフ=ろう者のオリンピックです。
次回は2005年、来年開催されます。
ちなみに、開催競技は全部で15競技です。
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コメント
ここできちんと取りあげられるとうれしいですね。
今回はテーマソングをきっかけに事前に日本人選手について取り上げた
番組なんかを見たのでつい(パラリンピックでもメダルをー)とか
思っちゃいましたけど、開会式の生中継を見たら外国の選手も強そうな
選手がたくさんいましたねぇ。でもガンバレニッポン!!
パラリンピックは障害の度合いに応じてクラス分けされているのですが
クラスを減らして金メダルの価値を高める方向に向かっているそうで
既にシドニーよりいくつかのクラスが統合されて北京ではさらに減るとの
こと。重い障害の人にも公平に機会をというパラリンピックの精神と
逆行してるような気がして残念です。
テーマソングの話に戻ってNHKのパラリンピックハイライトの冒頭で
曲がかかるのですが一瞬航志君自身も画面に登場しています。
とてもいい曲なのでいろんな方に聴いてほしいなぁと思っています。
投稿: 横浜のくろ | 2004.09.22 10:04
オリンピックもそうですが、「参加することに意義がある」といわれたのは、なんだか遠い昔のように感じます。
航志君が画面に一瞬映るのは、知りませんでした。
注意してみてみますね~。
投稿: ドシル | 2004.09.22 19:48