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2004.10.29

『世界聾偉人伝1』

仕事の後、関内ホールへ行ってきました。
『世界聾偉人伝1 グランヴィル・シーモア・レドモンド』という映画の上映会に行ったのです。
この作品は11月12日19時半より代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターでも上映されます。

グランヴィル・シーモア・レドモンドという人を知っている人がどれくらいいるでしょう?
私も今日まで知りませんでした。
彼はろう者で画家で俳優でした。
とても素晴らしい絵画を残しています。
もともと絵画に音はないですけど、彼の描く風景画には静寂を感じます。
絵の中に、音を感じない・・・ちょっと不思議。

そして、チャップリンと親しかった俳優でもあったそうです。
「犬の生活」で共演して以来、チャップリンの作品作りに影響を与えた一人だったようです。
チャップリンの映画は無声映画なので、ろう者も聴者同様活躍することができたんですね。
今日の上映会で見るまで知りませんでしたが、チャップリンの作品にはレドモンドから教えてもらったアメリカ手話や指文字が使われている場面があるようです。
チャップリンの作品を見て、そんなシーンを探すのも楽しいですね。

今日の映画は、ろう者のために作られた作品なので字幕はつきますが作品中には一切の効果音がありませんでした。
出演者のセリフはもちろん手話だし、昔の証言者としてギャローデット大学の方たちも出演していましたが、アメリカ手話には日本手話で通訳が付いてさらに字幕が付く画面割で、あちこち見るのが忙しかったです^^;;;

映画に一切の効果音、BGMがないというのは聴こえる私には不思議な感じです。
でも、聴覚障害者にとっては当たり前の状態なんだろうなぁと思います。
目が見えない不安や恐怖は、目をつぶることで擬似体験できるけど、聴こえない状態はなかなか理解しにくいのだと思います。
耳をふさいだって、聴こえるものは聴こえるしね。
音がない映画はきっと、聴こえない人の世界を少しは私たちに伝えてるのかなって思いました。
今日は『こころの耳』の著者である早瀬久美さんがいらしていました。

「世界聾偉人伝1」ってことはこの先、2とか3とか続くのかな?
どんな人物が出てくるのか、次回も楽しみです。

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