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2004.10.15

言霊

学生時代、「言葉には魂があるといわれ、昔から言霊(ことだま)という言葉が存在する」と教わりました。
何の授業だったかなぁ・・・忘れたけど、「言霊」は印象深くずっと、心の奥底に根を張っています。

「できない」って口にすれば、本当にできなくてそれは真実に変ります。
でも、「できるはず」って思って口にしていると案外成功したりもします。
ポジティブシンキングを言葉にすることは、結構重要な自己暗示(?)かもしれません。
だから、私はなるべく良いこと、楽しいことを日記に書くように心がけています。
(たまに、怒って書いてるけど^^;;;;)

私は日本語の美しさが好きです。
週に1~2回英会話へ通っていて、英語で自由に話せるようになりたいとは思うけど、日本語の複雑さや美しさは格別ではないかと思っています。
(母国語をこんなに褒めるのは変かしら^^;;;;)

言葉は変っていくものなので、新しい表現を否定するつもりはありませんが、美しい日本語もなくならないで欲しいと思います。

言葉を大切に、適切に使いたいと思うので小さな単語ひとつも妙に気になります。
例えば、「生徒」と「学生」、「病院」と「医院」もしくは「クリニック」や「診療所」、「薬局」と「薬店」。
それぞれ、似ているけど意味が違う単語です。

それを日常の会話の中で気にして使い分けるのは、神経質すぎると思うのですが、どーも気になるんです(>_<)
今日も、職場である人が大学生のことを「生徒」と呼んでいて『大学生は「学生」だよー』と思い、訂正はしませんでしたが、復唱する時には「学生が...」と言い換えておきました(苦笑)。

聴者とだと、こんな風に流すことが多いのですが相手が聴覚障害者・・・特にろう者の場合だと、なにか間違っているときは、きちんと修正するようにしています。
例えば、昨日手話サークルで使っていたテキストの1行に「私が始めてろう者と出会ったのは...」という一文がありました。「この”はじめて”の意味だと、『初めて』という漢字が正しいので、このテキストの漢字は間違いだよ」と、隣にいたろう者に教えてあげました。

聴こえる人にとっては些細なことでも、聴こえない人には大切な情報だったり、新しい発見だったりすることが多くあります。
難聴者や中途失聴者は、日本語を日本語の文法で正しく理解している人が多いのですが、生まれながらのろう者等、ネイティブサイナー(手話が母語)の人は、日本語の単語は判っても文法が日本語的ではなかったりすることがあります。

だから時々、メールの内容が「?」と思うときもあります。
まぁ、私たち聴こえる人間が使う手話を見てろう者は「?」と思うときがあるのでしょうけど、前後の文章などから理解してくれるので、日本語が母国語の私も当然、多少の「?」は理解できるんですけど(笑)
でも、間違った手話表現をしたり判りにくいときは、「それは変、判らないよ」って手話を直してもらえる方が、私は嬉しいので、日本語の苦手なろう者には、私もきちんと日本語を正しく直してあげることにしています。
本人が望まないときは別ですけど。

インテグレーション(ろう学校から一般学校へ編入)したろう者の中には、私なんかの数倍日本語を知っていて、漢字も難しいのを書けて、手話がとても魅力的な人がいたりします。
母語が手話でも、あんなにキレイに日本語を使えるようになるなら、日本語が母語の私だってろう者的な日本手話を、優雅に表してやるぅぅと思うのです(笑)

ある人に、「日本語で口が悪い人は、手話でも口が悪い」と言われました(笑)
手話にも言霊は存在するでしょう..きっと。
だから、キレイにはっきり落ち着いて手話表現をしようと思うのです。

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