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2004.12.15

ウクライナと手話

ココログ『珍獣の杜』より、ウクライナ報道の自由化という記事を読みました。

スゴイことがあるものだなぁというのが、第一印象です。
ウクライナで女性ニュースキャスターが規制された報道内容を話す一方で、手話で自分の考えを表したことをきっかけにウクライナでは、報道の自由が進んでいるというもの。
12/2産経新聞web版に詳細が掲載

最初に紹介したココログでは、
>流暢に規制通りの報道をしつづける大枠のニュースキャスターの下枠で
という表現から、手話で語ったのは日本でよくある画面の隅の円の中にある手話通訳のような印象を受けましたが、産経新聞のWeb版を読むと、
>ヤヌコビッチ首相が当選した」と話す一方で、「われわれの大統領はユシチェンコ元首相だ」と手話で伝えた。
と、あることから、ニュースを音声で読んでいたキャスターが手話で違う内容を表したように思えました。
あまりにも情報が少ないので、どちらが真実なのかわかりません。
(ココログ『新 masafumi's Diary』の情報規制ではNNN24で報道された内容が書かれていて手話の同時通訳者となっています。)

手話通訳がついた番組だったと仮定して、手話通訳が通訳せず、自分の言葉で意見を勝手に話し始めたとしたら、どうなるんだろうとか、その手話通訳さんはどんな決意で行ったのだろうなど考えました。
(「通訳」という仕事を投げ出しているわけですから、よほどの信念があったのだと想像します)
そもそも、混乱のウクライナでニュースに手話通訳がついているなんてスゴイなぁとかも考えました。
日本だって手話がつくニュースは一部なのに・・・。
それとも、日本でいう手話ニュースのような番組だったのかなぁとか、あれこれ考えました。

一般のニュース番組だったと仮定すると、報道規制があって音声で言っていることと手話で表していることが違っても、判る人はあまりいないんじゃないのかな・・・なんて思います。
手話が判る視聴者がどれほどいるのかな?
聴こえない人が多く見るニュース番組だったのでしょうか・・・。

「報道の自由」を求める運動の起爆剤になるようなパワーが手話にあるウクライナってどんな国なんだろう・・・。
ウクライナで手話は日本よりもっともっと多くの人に認知されているのかな・・・。
もう少し、このニュースに関連する情報が欲しいです。

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手話言語・ろう文化」カテゴリの記事

コメント

Docileさん、こんばんわ。

はじめまして、珍獣です。
「珍獣の杜」にTBをありがとうございます。

>手話通訳がついた番組だったと仮定して、手話通訳が通訳せず、自分の言葉で意見を勝手に話し始めたとしたら

そうです、この仮定の状態でした。
画面の右下隅の別枠で、手話通訳者が補助する形でした。
うるおぼえですが、確か、メイン枠の声で伝える女性キャスターが「ヤヌコビッチ首相が当選した」といい、手話で補助していた女性キャスターも手話でなぞって「ヤヌコビッチ首相が当選した」と一度は報道したけれど、その後に、(誰が当選しようと「でも」という意味あいで)「われわれの大統領はユシチェンコ元首相だ」と手話で勝手に報道し始めるという感じだったと思います。

>一般のニュース番組だったと仮定すると、報道規制があって音声で言っていることと手話で表していることが違っても、判る人はあまりいないんじゃないのかな

一見した感じでは、おっしゃるように、一般のニュース番組に手話まで添えられていたという感じでした。わたしは、日本と同様、ウクライナでも、手話が第2外国語のようにはなっていないと思います(笑)
それなのに、なぜ一般のニュースに手話枠が添えられるのかというと、(もともと報道が自由化されていないというところから想像するに)TVニュースは国から民衆へ規制済みの情報を伝達するための、政治的に重要な媒体の役割を担っているから、なのかなと。あるいは、このニュースだけがそういう政治的に重要なものだったから、万民に行き渡るように手話付きだったとか。

だから、この手話報道は、TV放映によって手話では通じない民衆の心を動かしたというよりも、限られた人々、つまり報道関係者にむけられたメッセージだったでしょうし、だからこそ彼らに衝撃を与えたのだと思います。そして、その報道関係者の自由化の動きによって、民衆にそのいきさつが「自由な報道」という形になって、伝わっていったのだろうと推察します。

…想像とか推察ばかりで、もっとこのことについて正確な情報が欲しいと私も思いつつ、でも大切なことだから誰かに知ってほしいという気持ちで、曖昧な情報のまま記事にしてしまいました。
「ウクライナ報道の自由化」という記事を読んでくださって、ありがとうございました。どうぞまた「珍獣の杜」に遊びに来てください。

投稿: 珍獣 | 2004.12.16 00:38

★ 珍獣さん
こんにちは。
ご丁寧なコメントありがとうございます。

手話通訳付のニュースだったんですね・・・。
それだけでもはっきり判って嬉しいです。

>ウクライナでも、手話が第2外国語のようにはなっていないと思います(笑)

^^;;そりゃそうですよねぇ。
そんな国があったら、とっくに日本のろう者や通訳者の間でも話題になっているはずですものね。

>このニュースだけがそういう政治的に重要なものだったから、万民に行き渡るように手話付きだったとか。

きっとそうなんでしょうね。
私も昨日、Blogを書いた後あれこれ考えました。
平和で、一応(?)民主的で自由な国で生まれ育った私には、「自由がない」ことが今ひとつ理解できていないんだと思います。

手話通訳者がひとつの国を根底から覆すきっかけになったというのは、なんだか複雑ですが、その通訳者さんが今後、危険にさらされないといいなと思います。

投稿: ドシル | 2004.12.16 10:41

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