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2005.05.10

「こんな夜更けにバナナかよ」

おじょうひん。さんのBlogで以前ご紹介があった『こんな夜更けにバナナかよ』。
先日立ち寄った本屋さんで、平積みになっているのを見つけました。
「おっ!」っと思ってさっそく読破。

著 者:渡辺 一史
価 格:\1,890 (本体:\1,800)
出 版:北海道新聞社
ISBN : 4-89453-247-6

konna_banana

著者の渡辺さんは、名古屋出身で北海道大学を中退しているたたき上げのフリーライター。
そう・・・この作品は茶目っ気のあるタイトルだけれど、筋ジス患者で札幌市内で在宅自立生活をしていた鹿野靖明さんと鹿野さんのボランティアたちを記録したドキュメンタリーなのです。
著者の渡辺さんもボランティアの一員でした。

この本を出版するに当たり、登場する方たちひとりひとりに許可をもらったそうです。
鹿野さんは2002年に他界してしまい、本の完成をご覧になっていないそうですが本文には目を通されていたようです。

タイトルの「こんな夜更けにバナナかよ」はボランティアの気持ちです。
24時間体性で鹿野さんの介護をしているボランティアたち。
でも鹿野さんはボランティアのことを気遣うわけでもなく夜中に「バナナが食べたい」とせがみます。
それも、文字通り夜中に^^;;
「こんな夜中にバナナだと~!眠らせてくれよー!」というボランティアの気持ちがタイトルです。

私は筋ジスの方にお会いしたことがありません。
「体の地図帳」とか「病気の地図帳」、さらにはTVの映像くらいでしか見たことがありません。
この作品では、介護・介助の現実ってこうだよなぁ~ってことをガンガン突きつけられます。
鹿野さん自信も「ボランティアに介助してもらっている」という意識ではなく、対等のヒト対ヒトとしてビシビシ自分の要望を伝えます。

北海道新聞社の「道新立ち読みコーナー」に柳田邦夫さんのコメントが掲載されています。
その内容がとても印象的。

ちょっと分厚い本ですが、引き込まれること請け合いです。
福祉に興味のあるヒトもないヒトも、筋ジス知っているヒトも知らないヒトも、ボランティアに興味がヒトもないヒトもぜひご一読ください*^^*

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コメント

読みたい、読みたいと言いながら・・・
まだ読んでない。

ますます読みたくなっちゃっいましたV

投稿: みきぼう | 2005.05.11 22:18

★ みきぼうさん
ぜひぜひ読んでみて*^^*
けっこう厚い本だけどあっというまですよん。

投稿: ドシル | 2005.05.12 10:22

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