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2005.05.16

ツッカーハウスとヴォーリズ精神

2年前こんな記事をかきました。
当時、小さく取り上げられたツッカーハウス取り壊しのニュース。

病院側というか、病院を管理する(財)近江兄弟社では2年以上も前からツッカーハウスを取り壊して、ホスピスを建設する準備をしてきたことになります。
2年経ち、ツッカーハウスの取り壊しの話が現実味を帯びてきました。

近江兄弟者学園の卒業生のみなさんや、(株)近江兄弟社の社員のみなさん。
それに近江八幡でヴォーリズ建築に囲まれて過ごしてきたみなさんなどなど・・・ヴォーリズを愛する方たちが現在、ツッカーハウスをめぐって色々な活動をしています。

ひとつには保存を目指す活動。
ツッカーハウス・大王松を守る会」では解体反対の署名活動を行っています。
2年前に私に保存運動をしましょうとご連絡くださった方が、ここにいらっしゃるかどうかは判りません。
ツッカーハウスはヴォーリズ建築のシンボル。
ヴォーリズ精神を継承するためにも重要な建物であり建築遺産であることから解体に反対するという考え方です。

そして正反対の意見もあります。
ヴォーリズ精神を継承すればこそ、近江八幡にホスピスを建設しよう・・・というものです。
どちらからも出てくる「ヴォーリズ精神」。
ヴォーリズを尊敬し、精神を継承しようとすることは同じだけど方法が違うということでしょうか。

ストレートに感情をぶつけていいなら、私ももちろんツッカーハウスを残して欲しい派です。
ただ、単純に老朽化だとか壊してマンションにするなんていうなら声をあげて反対するのですが、「壊してホスピスに」といわれると、どちらがヴォーリズ精神を受け継ぐのか非常に悩みます。

一番いいのは、ツッカーハウスを残したままでホスピスの建設を行うこと。
これが単純に私の望む結果です。
ヴォーリズ精神を受け継ぎ、ヴォーリズ記念館も管理する(財)近江兄弟社がツッカーハウスの取り壊しを決めた・・・。
私は、このことにとても引っかかるのです。
一番ヴォーリズのことを知っている団体のはずなのに。

今後ツッカーハウスがどうなるのか、わかりません。
壊してしまったら、もう2度と元には戻せないことは関係者のみなさんもよくご存知だと思います。

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