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2005.09.26

「きょうこさん」たち。

私は高校を卒業して、都内に進学するため北海道から上京してきました。
18歳のときです。
私の学生時代の大切な想い出にアルバイト先の「ジョイタイム」があったことは以前書いた通りです。
他にもびっくりするような出逢いがありました(笑)
今日は私が住んでいたアパートのお話。
当時、「私に文才があったら、この日々を小説にしたい」と思ったくらい毎日いろんなことがありました。

18歳で上京した私は古い、女性限定のアパートで1人暮らしを始めました。
場所は深沢6丁目。
学生だけではないのですが、女性ばかりが暮らすアパートで大家さんの家の敷地内に建っていました。

入学式もまだな4月のはじめ。
このアパートで初めて会ったのは、私の真上の部屋に住んでいる鏡子(きょうこ)ちゃん。
彼女は近鉄ファンで、野球中継が始まると近所迷惑なほどの大声で応援を始めるひとでした(笑)
明るくて面倒見がいい、姉御肌の鏡子ちゃんは茨城出身。
私はよく、鏡子ちゃんのお部屋にゴハンを食べに行きました^^;;
お茶碗とお箸をもって鏡子ちゃんのお部屋へ行ったり、「ただいま~」と自分の部屋に帰るより先に鏡子ちゃんの部屋へ行ったり。
いちばん年齢が近かったのでとってもお世話になりました。

それから、鏡子ちゃんの隣のお部屋に住んでいたのが匡子(きょうこ)さん。
新潟出身のジュエリーデザイナーで、線が細くて華奢な印象。
とってもおしゃれで、お部屋のインテリアも同じ間取り(?)と驚くくらいセンスが良かったです。
匡子さんは、ジュエリーデザイナーなのでお部屋でデザイン画を書いたり、ジュエリー以外にもステーショナリーのデザインもやっていて、あるとき一緒に東急ハンズへ買い物へいったら匡子さんのデザインしたステーショナリーがかっこよく陳列されていて、すごいなぁ~と感動しました。
暇なときは、私や鏡子ちゃんにシルバーアクセサリーを作ってくれたりもしました。
一部屋じゃ足りなくなって、同じ階にもう一部屋借りてプライベートとアトリエを分けていました。
あんなに古いアパートじゃなくても、もっと広くていいお部屋に引っ越せばいいのに・・と今では思います^^;;
匡子さんはコーヒーが大好きで、よくおいしいコーヒーを入れてくれました。

それから、お世話になった樹央子(きおこ)さん。
彼女は大学卒業後、中学生の五教科の通信添削講座の先生をしていました。
この会社のスゴイところは、教科以外のことでも何でも質問を受け付けて、生徒と添削する先生の距離を縮めるということを行っているところです。
なので、樹央子さんは「どうしたらジャニーズ事務所に入れますか?」とか「○○くん(アイドル)に会うにはどうしたらいいですか」なんて質問をぶつけられ、悪戦苦闘しているときがありました^^;;
そんなときは、匡子さんや鏡子ちゃんも集まってみんなで知恵を絞ったりして協力しました。

まだやっとこ、東京での生活に慣れてた私にとってこの3人は、干渉しないけど見守ってくれるとってもステキなお姉さんであり、「社会人として働くコト」を垣間見せてくれた人たちです。
就職活動の時も相談したなぁ・・・。

でも、小さなアパートに「きょーこ」さんがいっぱいで笑えるでしょう?
よく一緒にご飯を食べたり、買い物へ行ったりした4人の中で私だけ「きょーこ」と発音しない名前でした^^;;
しかも、この頃の「きょうこ伝説(?)」にはおまけがあって同じサークルの先輩でみんながあこがれていた女の先輩が、鏡子ちゃんのお友達で「恭子(きょうこ)先輩」といい、当時私が仲良かった同級生が「恭子(きょうこ)ちゃん」でした・・・^^;;;
まぁ、同級生の「恭子ちゃん」は他に愛称があったので「きょうこちゃん」と呼ぶことはなかったのですが、鏡子ちゃんと匡子さんと樹央子さんと恭子先輩に囲まれて、私は学生生活を送っていました。

・・・後にも先にもこんなに周囲に同じ名前がいっぱいだったことはありません。
匡子さんが「鏡子ちゃーん」と呼んだり鏡子ちゃんが恭子先輩のことを「恭子ちゃんがね・・・」と話してくれるなど、なかなかややこしい日々でした(笑)

同級生だった「恭子ちゃん」以外には、もう10年も会っていません。
お世話になったたくさんのきょうこさんたちに、会ってみたい今日この頃です。

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想い出あれこれ」カテゴリの記事

コメント

私も、最初に就職した課に(女性は10人位だったかな?)『みき』さんが3人もいただけでも驚きましたが・・・
それにしても、すごい!
もう、一生分のきょうこさんと出会ったのでは?
もしくは、記録更新を目指しますか?(笑)

投稿: みきぼう | 2005.09.26 22:19

こんばんは。
久しぶりに書き込んじゃいます。
きょうこさんのお話、楽しく読みました。そのときの様子が目に浮かび(文才あります!)ほのぼのとした気持ちになりました。毎日が楽しくて、あっという間のようでいて、でも実はゆっくり時間が流れていた学生時代を私も思い出しました。

北海道出身なんですねー。
北海道~大好きです。 朝市でのビールにイカ刺し・・・。
もいいですが、どこまでも広がる丘。富良野の景色が大好きです。あまり、あちこちに足を延ばしたことが無く、他にもいいところ、たくさんあるのよと北海道の友達に言われます。
また行きたいなぁ~。


投稿: もちっこ | 2005.09.26 22:54

すてきなきょうこさんたちに囲まれていたんですね。
楽しい大学生時代を垣間見せてくださって
楽しい気持ちをおすそわけしていただいた気分です。
私はいまでこそ、手話の世界を追いかけていますが、
大学生時代は汚いつなぎを着て、粘土や石にまみれて
彫刻に明け暮れていました。あまりに汚い作業着集団に、学食では周りに誰も近寄らなかった?くらい。

大学は今思うと手話サークルの活動が盛んな大学で
ろう者の学生もたくさんいまいた。
その頃は手話に興味をもつこともなく、
ふんふん、くらいでした。

人生って、わからないものです。ね。

投稿: りこさん | 2005.09.26 23:05

★ みきぼうさん
同じ職場に「みき」さん3人もスゴイですね~。
苗字が「三木」さんとかはいませんでした?(笑)
昔、男の子で「幹」と書いて「みき」くんっていたなぁ・・・。
記録更新目指してがんばります!(笑・どうやって???)

★ もちっこさん
長い文章読んでくださってありがとうございます*^^*
当時、携帯のインターネットもなかったけど楽しく過ごしてたなぁなんて思います。

北海道、富良野以外にもいろいろありますよー(笑)
真冬に流氷ツアーとかどうですか?*^^*
私が大学の入学式の時、釧路に進学した友人に「東京は4月に桜が咲いてるよ」ってハガキを出したら、返事が「こっちは流氷が戻ってきたよ」でした^^;;

★ りこさん
お!芸術系でしたかぁ~。
知らなかったたぁ。
彫刻なんてかっこいいですねー。

そういえば聞いたことがなかったけど・・りこさんが手話をはじめたきっかけはなんですか?
・・・今度教えてくださいね*^^*

投稿: ドシル | 2005.09.27 10:11

楽しいですね。
私もおんぼろアパート。風呂無し時代の記憶って、
自分でも吃驚するほど、アイデアが湧いたりして、
貧乏は貧乏なりに楽しかったと、
後で言える日が来るかなぁなんて思ってました。
素敵なきょーこさんたちに逢えたこと。
今のドシルさんがあることも、
貴重な体験ですね。
ちなみに私は「ゆか」という名前に、
よく出会います。(笑)

投稿: きりこ | 2005.09.28 13:36

★ きりこさん
そうそう(^^)
今の私があるのも、きょうこさんたちのおかげもあるなって思います。
たくさんのヒトに助けられて、今がある・・・。
きりこさんもそのひとりだし、私もきりこさんにとってそうでありたいと思います*^^*
みんなで銭湯へ行ったのも楽しい思い出です♪

投稿: ドシル | 2005.09.28 14:42

なんだか心温まりました。小説みたい。。。

きりこさん、初めまして
縁がありますね。

みきぼうさん
へへへ

投稿: 姫 | 2005.09.28 16:40

★ 姫さん
ありがとうございます~。
小説みたい???
もっと色々ドラマがあったんだけど、年々記憶が風化しちゃう~~~~。

みきぼうさんに「へへへ」(笑)
なんだか意味深です~*^^*

投稿: ドシル | 2005.09.28 18:52

私もそのアパートに居たかった(笑)
けど、決して、私は「きょうこ」では有りませんが…。

投稿: きよきよ | 2005.09.28 18:57

★ きよきよさん
「き」で始まりますものね*^^*
「み」で始まる私より、きよきよさんが住んでいた方がドラマティックでしたね~(笑)

投稿: ドシル | 2005.09.28 19:55

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