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2006.05.09

ソコニーハウス(旧スタンダード石油社宅)解体の危機

アントニン・レーモンドの晩年の傑作、ソコニーハウスの保存をめぐる活動について2005年9月22日にご紹介しました。(こちらの記事です。)

「旧スタンダード石油社宅とその景観を救う会」やJIAからの要望書が横浜市に提出されるなど活発な動きを見せていました。
当初、ソコニーハウス(旧スタンダード石油社宅)を解体して墓苑にするというお話でしたが、これは白紙になりました。
その後急展開でリクルートコスモス社が住宅地として整備し分譲するため、このゴールデンウィーク明けにも解体作業が始まるのでは!?とドキドキしましたがここでまたまた急展開があったようです。

5月7日付け神奈川新聞に関連記事が掲載されました。
神奈川新聞のブログ「カナコロ」を見ると「本牧の代表的な米国式住宅に解体計画浮上/横浜」という記事が掲載されています。

また「よみがえれ、本牧ロマン」では以下の情報を掲載しています。

■ 解体工事の危機迫る!  (06.5.8更新)

4月17日リクルートコスモス社による戸建住宅の開発構想書が提出されてから11日めの4月28日(金)より住民説明が開始されましたが、当日夕刻近隣住民に配布された資料の中に5月8日(月)より既存建物である社宅2棟の解体除去工事を開始するとの通知文が入っており、突然の話に非常に驚かされました。
 ゴールデンウイーク期間中を狙ったたいへん巧妙な作戦で、実質的に活動できる日は2日しかありませんでしたが、すぐさま横浜市の関係部局や関係市会議員、マスコミ等に働きかけました。
 救う会としては、4月27日に社宅の保存と敷地の保全を訴える3度目の要望書を横浜市長、都市整備局、教育委員会等に提出しておりましたので、市教育委員会からリクルートコスモスに対して、レーモンドの社宅は国の登録有形文化財に値する価値のある建物であるから保存するよう、5月1日付で申し入れをして頂きました。これを受けて、2日夕方、リクルートコスモスはとりあえず「8日の解体工事は中止する」とし、月曜日以降、教育委員会とリクルートコスモスの間で協議に入るとことになっています。しかしリクルートコスモス社は依然、建物解体の意向を変えておらず、レーモンドの社宅は非常に危機的な状況にあります。


(以下略)ここまで引用。


mixiにもアントニン・レーモンドのコミュニティがあり、ソコニーハウスの話題が出ていますね。
確かにレーモンドの戦後の作品ではありますが、解体後にいくら悔やんでも取り返しはつきません。
もう一度、レーモンド作品の文化的価値を検討していただけるといいなと思います。

今後、横浜市教育委員会とリクルートコスモス社がどういった協議をしていくのか気になります。
専門家を交えて、なんとか保存活用されるようになるよいいなぁと思っています。

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