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2006.08.09

Nagasaki Peace Site

61年前の8月9日午前11時2分。
米軍によって、長崎に原爆が投下されました。
広島に投下したことによって、原爆の威力は充分わかったはずなのに米軍は何故再び原爆を投下したのでしょう。

アメリカでは、主に「原爆投下は世界大戦を終結させるために止む終えず投下した」ということになっており、アメリカの高校生等に聞いても、「原爆投下は仕方がなかった。当時の日本軍が悪かったのだから。」という回答が多いように思います。
ですが、多くのアメリカ人が原爆投下後の被爆者の写真や、肉体が消滅し壁に焼けこげとしてしてヒトの形が映った様子、瓦礫と死体の山と化した惨状の写真を見ると、涙ぐみ「どんな事情が当時あったにしても、たとえ戦争を終らせるためだったとしても、これほどの威力のあるもの、ヒトや建物の存在そのものを消滅させてしまうほどのものを投下する必要はなかっただろう」と言います。

日本人が思っているほど、世界には原爆の恐怖や威力は伝わっていないのだと痛感します。
投下した国でさえも、それは同じなんですね。
被爆したものの、かろうじて一命を取りとめた方々も様々な後遺症を抱えていて今でも、「戦後は終っていない」と感じるヒトもいるというのに・・・・。

Nagasaki Peace Site」というHPをご存知でしょうか。
様々な方の被爆体験が掲載されています。
長崎新聞社が作成しています。

そして、このような被爆体験が地元の高校生などによって、英語に翻訳されています。
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/hibaku/english/index.html

この被爆体験を、英語圏の方たちにご覧いただきたいと共に、ぜひ日本中の高校等の英語の時間などにも取り上げていただけたらいいのになぁと思います。
同じ世代の高校生が、翻訳した被爆体験。
日本語と合せて、若いヒトたちにも見て欲しいです。

・・・こんなことを書いている私も戦争を知らない世代ですし、長崎・広島の出身ではありません。
広島に友人がいるので、友人の両親の被爆体験を聞いたことがありますし、原爆ドームへ行ったこともありますが、真の意味で被爆者を理解してはいないのかもしれません。
それでも、戦争を知らない世代が同じ過ちを繰り返さないように、私たちは歴史から多くを学ばなければいけないと思うのです。

戦争体験者や被爆者は、どんどん高齢化し、やがて被爆者がいなくなる時代が日本にもくるでしょう。
それでもなお、戦争や原爆の悲惨さは次の世代に伝えていかなくてはいけないと思います。
それが、世界で唯一の被爆国の役割なんだと思っています。

長崎は今日も暑くなりそうですね・・・。

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コメント

米国はU235だけでなくPu238も試したかったのでしょうか?

投稿: 叫び | 2006.08.09 23:03

★ 叫びさん
ウラニウム235は原爆の原料ですね。
原爆が日本に投下された、1945年はプルトニウムが発見されたまだ4~5年くらいしか経っていない時期だったと思います。
その時期に、米国が試したいと思っていたかどうか、私にはわかりません。

投稿: ドシル | 2006.08.10 00:18

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歴史上すごいことがあった日、誰かの誕生日、ごくごく私的な記念日、何でもいいので書いてみてください。 [続きを読む]

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