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2006.08.01

イスラエルとレバノンのコト。

イスラエルがレバノンを攻撃して数多くの、一般市民(特に子供たち)が亡くなっていることは、ここ数日報道されているのでみなさんご存知だと思います。
一部では虐殺があるとも言われています。
中東関係のニュースを見ていつも思うのは、どうして内戦が終わらないの?どうして罪のない子供たちがこんなに多く犠牲になららくてはいけないの?ということです。

歴史をたどると、イスラエルという国は本当に数奇な運命を強いられた国のように思います。
首都はエルサレムですが、国際的には首都だと認められていないそうです。
日本も国としてはイスラエルの首都がエルサレムだと認めていないらしいですが、日本で販売されている世界地図などを見ると「首都エルサレム」となっています。

エルサレムと言えば日本人的には、キリスト教の聖地として有名ですがイスラエル人の70%以上はユダヤ教を信仰していて、他にイスラム教、キリスト教などの信仰者で構成されています。
そして、キリスト教だけではなくイスラム教もユダヤ教もエルサレムが聖地であるため、さまざまな宗教的トラブルが起こるようです。
人々を幸せにするはずの宗教が戦争のきっかけになるのは、とても悲しいことですが戦争の多くの原因は宗教だということを考えると、日本人の考え方が特殊なのかもしれません。

一方、レバノンは共和国で日本の岐阜県くらいの小さな国です。
1975年に内戦が起こります。
原因はパレスチナゲリラによるイスラエルの攻撃で、それにキリスト教の民兵が報復したことにより、イスラム教徒とキリスト教民兵の戦いという構図で内戦が始まります。
更に1978年にはイスラエル軍によるレバノン南部の侵攻が始まっています。
それに先立ち1976年にはイスラエルを牽制するべく、シリア軍がレバノンに駐留していました。
その後1982年にイスラエルは、PLOを壊滅すべくレバノンへの侵攻を進めたことはあまりにも有名です。

1991年には一応、内戦が終結しています。
しかし、イスラエル軍がレバノンを撤退したのは2000年になってからのことです。
更に、シリア軍がレバノンを離れたのは昨年のことになります。
このことはニュースでも大きく取り上げられましたね。

レバノンに平和が訪れるかと思いましたが、イスラエルがレバノンから撤退した後も「ヒズボラ」がイスラエルを攻撃するなどする状況がつづき、その報復でイスラエルがレバノンを攻撃するという悪循環が継続しています。

「ヒズボラ」とは何かというと、私も詳しいことがわからないのですが、レバノンの組織のようです。意味は「神の党」だとか。
反米・反イスラエル色が濃く、その戦闘力や資金の源はイランから供給されているらしく、このようなことからも中東各国の国益、宗教等複雑な事情が垣間見えます。

このような歴史的背景があって、今レバノンは悲惨な状況になっています。
とはいうものの、どれほど悲惨な状態なのか今の日本にはなかなか伝わってきません。
いかなる事情があるにせよ、戦いから喜びも幸せも生まれません。
ただ、多くのヒトに悲しみを植えるだけだと思います。
どうして、一般市民を狙うのでしょう。
ビズボラがイスラエルを攻撃するなら、イスラエルはヒズボラと戦えばいいのに・・・。
どうして、空爆や銃口が一般市民に向けられなければいけないのでしょうか。
国連は何もできないのでしょうか。

私を含め、一般の日本人にとってレバノンは遠い国だと思います。
それでも、私達が住む地球上での出来事なのでどうか対岸の火事と捕らえずに、何が起こっているのか、目を向けていただけたらと思います。

レバノンにもイスラエルにも日本人がいます。
日本にも、レバノンやイスラエルから来たヒトがいます。

TVでは伝わらないレバノンの現状を下記のブログでご覧いただけたらと思います。
http://www.angryarab.blogspot.com/(英語)

BBC Newsもご参考までにどうぞ。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/5228554.stm (英語)

私達は何もできないけれど、「無関心」でいないことが大切だと思い、このニュースを記事に取り上げました。
私も中東問題に詳しいわけではなりません。
でも、判らないなりに関心を持って今後の情勢を気にかけたいと思います。

21世紀になっても、地球上から戦火が絶えることがないのはとても寂しいことですね。

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