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2006.08.18

サークル主催講演会。

以前、私が本を読んで感想を書いたことがある「手話でいこう」の著者ねこさん&かめさんの講演会をサークルで行ないました。
「手話でいこう」は「ほぼ日刊イトイ新聞」の「担当編集者は知っている。」で紹介されたことがある本なので、手話に興味がない方もご存知かもしれません。
お2人揃って南関東で講演会を行なうのは初めて(だと思う)ので、会場は大盛況でした。

ねこさんもかめさんもそれぞれご活躍なので、それぞれ2時間ずつお話が聞きたいくらいです。
2人で90分なんてあっという間でした。
テーマは「ねことかめのよもやま話」。
「よもやま話」って手話でどうすればいいの???とか考えつつ、きっと「色々」+「話」でいいのかなぁと思ったりしました。

興味深かったのは、ねこさんの現在のお仕事でもある聾学校で子供たちが使う手話やキュードスピーチのこと。
確か以前参加した早瀬憲太郎さんも似たようなお話をされていたなぁ・・・と思います。
「大人の使う手話」が聾学校の子供たちには通じない・・・。
だから、聾学校の生徒と日本手話を使う大人との交流を大切にしているというのが、早瀬さんの時の内容だったと思います。

ねこさんの場合、そこまで踏み込んではいませんが(なんせ4月に就任したばかり)やっぱり手話に違和感を感じるようで、子供たちにもそんなお話をするそうです。
ねこさんってどこまでいってもある種パイオニア的存在であり続けている感じです。

あとは、やっぱり英検のヒアリングのこと。
英語が得意なのに、できるのにヒアリングに聴覚障害者への特別な配慮が無かった時代に一石を投じたのはねこさんです。
特別措置がされる前のヒアリング試験の様子が妙にリアルで、なんだか切なくなりました。
あと、衝撃的だったかめさんの仰っていた、手話やろう教育に理解ある先生で、英検に関わっていらっしゃった方が、「ろう者の英検受験」については気がつかなかったという点。
私も自分のことを振りかえってしまいました。
案外、落とし穴というか盲点というか、自分は一生懸命取り組んでいるのに機能していないことってあるのかもしれないなぁ・・なんて考えさせられました。

それから、かめさんのアフリカのお話。
アフリカには54カ国もあるという、手話以前の基本的情報にまず驚いた自分の無知を反省・・・(汗)。
感銘を受けたのはやっぱりフォスター氏の聾学校建設についてのお話です。
すごいヒトがいるものだなぁと思いました。
また、ろう者社会でも黒人差別があったということにとても悲しくなりました。

カメルーンのお話で、ちょっと思い出したことがあります。
以前、障害学研究会関西部会で発表された「手話と植民地」に関する研究発表がありました。
確か京都大学学生さんの発表だったような・・と思って、資料を探したらなんとびっくり!かめさんが院生の時に発表されたものでした(笑)

とにかく貴重なお話を伺えた90分間でした。
またお2人の講演があったら参加したいなぁと思いました(^^)

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手話サークル」カテゴリの記事

コメント

ねこさん
かめさん

って私の好きな動物、、というところで反応しちゃった!

投稿: 関取 | 2006.08.24 08:48

★ 関取ちゃん
おお!そうだねぇ~。
今まで気がつかなかった(笑)
関取ちゃん家には猫と亀がいるね~(^^)
「手話でいこう」関取ちゃんも読んだらハマるかもー。

投稿: ドシル | 2006.08.24 09:33

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