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2007.04.13

「聴覚障害者の特養ホーム建設断念」

4月12日付けの神奈川新聞に、「聴覚障害者の特養ホーム建設断念」のタイトルが踊っていました。
なんだかセンセーショナルなタイトルに見えます。

少なからず手話に関わっている私は、詳しいことは判らないながらもその経緯は知っていました。
地元・神奈川のことですし手話でコミュニケーションができる老人ホームの建設を目指し、2年くらい前からあちこちで募金活動が行なわれていたのは、神奈川のろう者や手話サークルの会員、通訳者等はみんな知っていたことだと思います。
一般のヒトでご存知だった方は殆どいないかもしれませんが・・・。
(うちの夫がわざわざ、この記事を私に教えてくれたくらいですから^^;)

神奈川新聞の記事によると、計画当初と今とでは介護保険制度の見直しなどあり特養の建設が時代や制度にそぐわなくなったこと、今後は在宅支援の施設計画へへ見直すことなどが掲載されていました。
今まで老人ホーム建設のために集まった募金は、そのまま方針変換した聴覚障害者の在宅支援の方へ回されるということも記事になっていました。

この発表は、3月31日に横浜ラポールで行なわれた老人ホーム建設に関する説明会での報告内容と同じだと思います。

神奈川新聞に掲載された記事は、けっこう大きめでした。
日聴紙ではなく、一般の新聞の地元ページにこういうニュースが大きく掲載されたことは、ちょっと嬉しいな・・って思います。

高齢ろう者が、聴者だけの施設に入ったらたぶんとてつもない孤独感を感じることでしょう。
今までそんなこと、思いつかなかったヒトがふとそういったことにも思いを馳せてくれるといいなと思いながら、記事を読みました。
知らされないと気がつかないことってあると思います。
私だって手話に関わっていなかったら、なにも思わず感じずの暮らしをしていたと思うから・・・。
今だって、気づかないこと見えていないこともたくさんあると思うのだけれど・・・。

今後は、施設全部が聴覚障害者向けじゃなくても、既存施設の1フロアが聴障者用とか手話ができるスタッフが揃っているとか、ヘルパー資格を持った若い聴障者がいるとか、なんかそういった工夫ができればいいのかもしれませんね。

在宅支援のデイサービスなども含め、色々な方法を検討していると記事は伝えています。

当事者となる、高齢ろう者が暮らしやすい「なにか」ができるといいなと思います。
「なにか」はなんでしょうね・・・難しいです。
老後もQOLを維持したいというのは、障害の有無に関わらない大きなテーマですね。

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