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2007.11.13

『通訳の現場から』

Inter_2
通訳の現場から柘原誠子/著

昨日、久々に行った本屋さんで買ったのが、『通訳の現場から』という本。
通訳といっても当然というか手話通訳ではなく日英の通訳者によって書かれた本です。
まだ、途中までしか読んでいませんがプロの通訳者の考え方や翻訳の勉強方法など、なるほどなぁと感心することが多くあります。

通訳者を目指していなくても、英語力を高めたいヒトにもオススメの本です。
例文が少々難しいですけど^^;;;;

著者の柘原誠子さんは、高校時代1年間のアメリカ留学経験があるものの、大学卒業後は、証券会社のOLを勤めその後通訳学校を経てフリーランスの日英通訳者として活躍している方です。

アメリカで身についた「米語」を国際会議の場で恥ずかしくない「英語」発音にするための努力など、並大抵の努力じゃないのではないかと想像します。
現在は、CNNの放送通訳や通訳学校の講師をされているようです。
(・・・と、言ってもこの本が発売になってもう6年ですが^^;;)

CNNは私も時々見ますが、日本語訳のうまいヒトと下手なヒトがいますね。
下手なヒト・・・要するに日本語が自然ではないということなのですが・・・。
英語に対して日本語が正しいかどうかは、私にはニュース英語などわかるわけもなく(汗)、判断のしようがありませんが、聞いていて耳障りかどうかは、日本語が母語ですから、判断できてしまいます^^;;

ニュースの同時通訳なんて超高度な翻訳技術とニュース全般についての知識を要する難しい仕事だと思いますが、日本語になって「何言ってるのか良くわからない」ニュースの訳になっているときは、ついチャンネルを変えてしまう私です(汗)

『通訳の現場から』の中で、わぁ~って思ったのが、「ふつつか者ですが、一生懸命がんばります。」というバスガイドさんの発言を、"I will do my best to help you enjoy your stay here."と通訳したところ、多少英語のわかる方から「ふつつか者を訳していない」とお叱りを受けたというお話^^;;;

「ふつつか者」は、日本独特の「謙遜」文化の言葉ですよね。
英語圏で、「ふつつか者」を訳すと「能無し」とか、「慣れていない」とかそんな単語くらいしかないようです。
それをそのまま、通訳したらバスガイドさんへの信頼が損なわれるので訳さないのが翻訳技術。
直訳ではなく、意味を汲んで相手の言語や文化に合わせた表現にするのが、通訳者の真骨頂。
まさにその通りですよね。


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