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2008.05.09

弖爾乎波(てにをは)/天爾遠波

「てにをは」を広辞苑で引くと、なんと漢字が出てきました。
びっくり。
広辞苑には以下のように説明がありました。

て-に-を-は【弖爾乎波・天爾遠波】 (博士家(はかせけ)の用いた「ヲコト点」の四隅の点を、左下から左上・右上・右下の順に読んだことに由来する名称) ①助詞・助動詞・接尾語に用語の語尾を含めた汎称。 また、主として助詞・助動詞。てには。 ②助詞の称。
誤用には「て・に・お・は」があるそうで、確かに音だけきくと「を」じゃなく「お」と思ってしまうのかも^^;;

手話を勉強し始めたばかりの人は、「手話にはてにをはがないから、わかりにくい」という人がいます。
自分の勉強が足りないのを棚に上げて・・・^^;

きっと、そういう発言をするヒトは手話を言語だと思っていないヒトだと私は感じています。
だって、英語にだって「てにをは」ないもの。
スペイン語にだってありません。
でも、誰も「てにをは」がないからわからないとは言わないですよね~^^;;

手話にだって日本語の「てにをは」がなくてもちゃんと、「誰が何をどうしたか」が判るルールがあります。(私がキチンとできているかどうかは別ですけどm(__)m)
だから私は、手話を学んでいて「手話にてにをはがない」とか「手話は統一すべきだ」というヒトの考えが理解できないでいます。
手話を知らないヒトがそういうのはまだ理解できるんですけれど・・・。

手話を学んでいて、そういう発言をするヒトは「手話は言語」の「言語」の意味がキチンと咀嚼できていないのだと思います。

日本語と日本の手話でさえ明らかに違うのだから・・・。

先日、ある大学生に「科目」の手話は何かと訊かれました。
ろう者に質問しても「勉強/内容」とか「勉強/種類」くらいで「科目」の手話はわからないといわれたそうです。
私も同じように答えました。
でも、日本語にこだわっていると「科目」という手話がないことに納得がいかないようです。
でもね、和英辞典で「科目」って引くと"subject"という英単語がでてきます。
同様に「教科」と引いても"subject"が出てきます。
"subject"を英和辞典で引くと、主題、問題、演題、学科、科目、主語、主部などなどとんでもなく多くの意味が出てきます。

"subject"に相当する日本語は1つではありません。
手話だって同じことで、ひとつの手話表現で複数の日本語の意味があります。
そのことにもっともっと多くのヒトに気がついてもらいたいです。

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Img54665本日も、長文ですみませんm(__)m

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手話言語・ろう文化」カテゴリの記事

コメント

図書館でも書店でも、手話の本は、言語の所ではなく、福祉の所にありますネ。

確かに手話に対する、日本の一般社会の考え方・・日本人の常識が変わると良いですネ。

投稿: チュウ太郎 | 2008.05.10 22:52

footチュウ太郎さん
お久しぶりです!
手話=福祉のイメージが強いんでしょうね。
でも、最近「手話やってるなんてエライわね~」って言われなくなりました(笑)
手話が広がっていんでしょうね~。
ただ広がるだけではなく、正しく理解さつつ広がるといいですよね☆

投稿: ドシル | 2008.05.10 23:28

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