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2008.05.25

『「異世界」としての手話に興奮』

辺境作家の高野秀行さん(Link)が2008年5月20日付け朝日新聞夕刊の、「たまには手紙で」というコーナーに興味深いエッセイを寄せています。

私は、手話サークルでこの記事を教えていただき異文化に馴れている柔軟な人というのはなんて素晴らしいんだろうと感動してしまいました。

正直、この記事を拝見するまで高野秀行さんのことは知らなかったので公式ブログを一生懸命読みました^^;;;

高野さんは早稲田大学の探検部に所属していたときに書いた『幻獣ムベンベを追え』で作家デビューしたそうです。
「辺境作家」という肩書きですから、辺境地を旅してそのエッセンスを作品にしているのだと思います。
(なんせ、まだ作品を読んでことがないので・・・汗)

そんな高野さんのエッセイになぜ、手話が出てきたのか?
きっかけはわかりませんが、とにかく去年手話と出会いろう者から手話を教わっているのだそう。
公式ブログにも、「2007年に読んだ本ベスト10(ノンフィクション部門) として斉藤道雄さんの『もうひとつの手話―ろう者の豊かな世界』を読んだ感想を"手話が紛れもない「言語」と知ったのは衝撃の一言。"と記しています。

朝日新聞のエッセイの中で、高野さんは手話について「私は去年、日本ですごい異世界を発見してしまいました。」と書いています。
身振りだと思っていた手話に文法があることを知った驚きと、手話で話すときは言語を司る左脳が働くことにも触れられていて、ろう者と話していると外国にいるようだといい、ろう者の気質についても「日本人というより、欧米人や中国人」とも記しています。

1年足らずで、そこまで見抜けるのってスゴイなって思いました。
それはきっと、辺境を旅して異文化に馴れているから、ろう者と接しても自然とその文化を見抜けるのではないのかなと思いました。
何年サークルに通っていても、ろう者のはっきりした物言いや目をみて話すことに馴れなかったり理解できない人も多いことを考えると、多文化・多言語に慣れるということは柔軟性を養うことなんだなーと、感心しました。

何より、「手話も、手話ネーティブも面白い。福祉の話題にしておくのはもったいなさすぎる」と言い、「こんな身近なところに、異文化があるのだから一人でも多くの人に楽しんでほしい」と結んでいます。

福祉を切り離して、言語・異文化として手話を楽しみ・学ぶ・・・これっていいですよね☆
手話=福祉。手話学習者はエライ。
そんな発想はもう、うんざりです。

高野さんのような感性で、手話を習得できたらいいなぁなんて記事をみて思いました。私ももっと地元のろう者と触れて手話を楽しみたいです。
高野さんの本も読んでみたいと思います☆


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Img54665最近、アイヌ語のテキストをダウンロードしてみました。これも異文化(^^)

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