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2008.06.11

手話サークルの歴史

手話を学習しているヒトも、手話通訳者として活躍中のヒトも、地域や大学・会社の手話サークルへ通っていた経験があるヒトは多いと思います。
私もそんな一人なわけで、たぶん人一倍手話サークルに思い入れがある方だと自負しています。

手話サークルは、私の手話ライフ(ちょっと大袈裟だけど)の原点だからこだわりがあります。
高い志もなく、なんとなく手話と出会った私は何の気負いもボランティア精神もないまま自然とろう者や手話が身近に感じるようになりました。
手話を覚えて「何かお手伝いしたい」なんて気負いがあったら、きっとこんなにサークルを大切にする気持ちは生まれていないと思っています。
何より、手話を続けていないかもしれません。

ろう者と分かり合うには、「手話をもっと話したい。言われていることを理解したい。」ただそれだけです。
とりあえず、ろう者の手話の動きを真似してみよう・・・。
判らないことは、恥ずかしがらずに聞いてみよう・・・。そうやって私はサークルで育ててもらいました。
地域のろう者たちに・・・そして、地域の通訳者やその卵たちに。
「学習」という方法よりも、お茶に行ったりろう協の行事に参加したりしながら地域のろう者からまたその友人へと輪が広がっていきました。

手話通訳をしようなんて思っていなくて、ただろう友たちやサークルにくる年配のろう者とコミュニケーションが出来ればよかったんです。
それで楽しかったんです。今も、それでいいと思うし手話通訳がなくても日本中みんなが手話ができる社会になればいいと思っています。

その後、色んな出会いやきっかけがあって手話通訳をするような立場ではあるけれど、それでも私の原点は手話サークルだから、手話サークルには元気であって欲しいし、講習会のような手話サークルにはなって欲しくありません。
地域差や、サークルが出来たきっかけなどによってはサークルが講習会的に教わるだけの場になってしまうのも仕方がない部分もあるのかもしれませんけれど・・・。
教わるだけならカルチャーセンターでも充分だと思います。
手話サークルの醍醐味は、地元ろう者とのコミュニケーション。
新しい手話なんて関係ない、地域で培われた魅力ある手話表現。

少なくとも、私に手話の楽しさを教えてくれたサークルはそんな醍醐味が楽しめる場所でした。
私は、地域のろう者との交流やろう者の生活習慣、それに手話の楽しさや魅力はサークルで学び、手話通訳に関する知識やまだまだ伴わないけれど技術や理論や制度などについては講習会で教えていただいたと思っています。
サークルで、通訳の養成はしていないので^^;;;

ろうあ運動も激しくない昨今。
きっと日本中どこでも、手話サークルの存在意義など議論になることも多いように思います。
それでも、私は手話サークルの歴史を伝えて行きたいし、地域のろう者の一番身近な手話で話せる場所として、手話サークルはありつづけて欲しいと思っています。

今度、自分のサークルの歴史や名前の由来など当時を知るろう者の話も聞きながらサークルのみんなで、もう一度サークルについて考えてみたいなと思っています。
ここをご覧の手話サークル会員のみなさんは、自分のかかわったサークルがいつ何がきっかけで創設されたのか、ご存知ですか?
当時の社会背景やろう者の暮らしと、サークルが必要だったろう者の想いと供にちょっと調べてみると、自分が毎週何気なく通っているサークルも、愛おしくなるかもしれません。


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