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2009.06.22

人工内耳

手話やろう者・難聴者に関係あるTV番組が1週間にいくつかあります。
なかなかリアルタイムでは見られないので、自動録画で録画をして週末などにまとめて見ることが多くありますsad

今日は、「ろうを生きる、難聴を生きる」を見ました。
今回は人工内耳についての特集でした。

私の今年のテーマ(?)は人工内耳について、もっと知識を増やすこと。
手話とは直接関係がないように思われる人工内耳ですが、現在のろう学校低学年では7割近い児童が人工内耳を装用していると聞きます。
それは、神奈川だけのことではなく日本全体でも同じような状況なのではないかと思います。

私が通うサークルにも、以前は人工内耳の小学生が来ていました。
補聴器に比べるとまだまだあまり見かけることが少ない人工内耳ですが、確実に増えています。

とはいえ、万能ではないので人工内耳が合う合わないがあるのだと思います。
補聴器だって、合うヒト合わないヒトがいるのですから。
「筆談ホステス」の斉藤里恵さんは、人工内耳の手術を受けたけれどリハビリが合わなかったと本に書いています。
リハビリが合わないってどんな感じなのかなぁ・・・と、本を読みながら思いました。

人工内耳の手術は、早ければ早いほどいいと医療界では言われています。
そういう結果もあるのかもしれません。
でも、医師や言語聴覚士のみなさんには新生児スクリーニングの結果聴覚障害が見つかった場合に、人工内耳だけを親に勧めるのではなく、さまざまな情報をしっかりと親に伝えて欲しいなと思います。
人工内耳、補聴器、手話での教育、聴覚口話による教育、いくつかの選択肢があることを医師にもぜひ知ってほしいなと思います。

それと同時に、手話に関わる聴こえる私たちも、手話を主たる言語としているろう者も、興味がなくても、自分とは関係なくても、人工内耳について正しい知識を身につけた方がいいのではないかと最近、本当に思います。
人工内耳のメリットもデメリットも、成功事例も失敗事例も、人工内耳装用者からいろいろなお話を伺う機会があるといいなと思います。
いくつで手術をしたとか、手話を使うとか、手話を使わないとかいろんな方がいるのではないかと思います。
いろいろなヒトのいろいろな話を、今年はぜひ聞きたいなと思います。

余談ですが、手話で教育する明晴学園にも人工内耳の手術を受けた子供が入学しているといいます。
でも、手話が中心の学校ですから人工内耳は学校では必要を感じず、外付けのサウンドプロセッサは使わなくなったとか。
何が正しいとかは、たぶんないのだと思います。

人工内耳を装用して手話で話したり、ろう者と行動を共にしたっていいだろうし、ろう者のコミュニティには参加しないヒトもいるのだろうし・・・。
私はただ、いろんな立場のヒトのいろいろな意見を今年は聞いていみようと思っています。


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手話いろいろ」カテゴリの記事

コメント

ふむふむ、そういうことですね(^^)

最近僕は難聴の方と話しをすることが多く、ろうと難聴について
いろいろ考えることがあります。要約筆記を勉強しようかな(^^;

投稿: non | 2009.06.22 12:14

湘南あたりで 人工内耳の協会があるそうです。
人工内耳もメーカーがあるようです。難聴協会で知り合った友は そこの会の入ったけど そこの会はあるメーカーの人工内耳の情報ばかりで そのメーカーで手術した人が多くて 彼女は違うメーカーだったから 会になじめず退会したと聞きました。人工内耳を万が一壊したら修理だ100万かかるから 1度にはらえないからそのための保険に入ってると聞いた時びっくりした。補聴器はしゅうりしても2万円ですんだから~

投稿: ひろろん | 2009.06.22 19:07

footnonさん
ふむふむ・・・そういうことなのですよ(笑)
いろんな人がいるけれど、双方向の意見を聞いて自分で判断したいですね~。

footひろろんさん
私の場合は、協会関係はあまり興味がないんですよ^^;
一般的なユーザーと普通にお話してみたいです(^^)
私の周りにも、いろいろな年齢層の人工内耳ユーザーがいるので、
みんなで正しい知識を学べたらいいなと思います。

投稿: ドシル | 2009.06.22 22:03

先日聴こえない子どもが二人いる、聴こえるご両親の講演会がありました。聴こえないと分かってから今日までのお話でしたが、人工内耳を選択するお話はありませんでした。最終的に手話で育てようと決めたご両親でしたが、やはり周囲の情報不足のためあらゆることをネットでしらべたそうです。色々な方のお話を聞くことで少しでも現状を理解していきたいな~と思います。

投稿: しゅんしゅんママ | 2009.06.22 22:32

footしゅんしゅんママさん
ここではお久しぶり~sun
情報があふれているのに、不足しているのってなんだか不思議よねぇ^^;
聴者の両親が、手話での教育を選択することもあるし、聴こえない両親が人工内耳を選ぶこともあると思うんだぁ・・・。
何がいいとかじゃなくて、正しい情報を目の前に並べて、自分自身で何事も判断していけたらなと思います*^^*

投稿: ドシル | 2009.06.22 23:00

長男のろう学校だとちょうど長男(小5)を境にして年下が人工内耳が多くなっているような気がします。
人工内耳が成功か失敗かは周りから見た様子ではなく、本人の気持ちのもちようですから、同じような聴こえ方の人でも違ってくると思います。

私は当事者ではありませんので内面的なことに答えることはできませんが、それ以外のことなら何なりとお聞きください^^
・・あ、私が出しゃばらなくてもお知り合いにたくさんいらっしゃるのかもしれませんが(^^;

投稿: めたぼん | 2009.06.23 00:57

footめたぼんさん
ありがとうございますdelicious
やはり私の回りには、人工内耳ユーザーは少ないです。
少なくとも、手話話者じゃないひとはいないのでsweat02
そう言う意味では、かなり偏りがあります。

インテグレーションした小学生は、外付け機がいじめの対象にならないのか心配だったりもします。
私の数少ない知り合いの、インテグレーションして人工内耳をしている子供たちは、内気でいつもママを頼って発言するんですよね。
ろう学校へ行っている子供は、活発で自我がはっきりしているように思います。性格もあるとは思いますがsweat02
まあ、教育なんてどんなものでも何が正しいかなんてわからないんですけどね~sad

投稿: ドシル | 2009.06.23 08:58

聴覚障碍とその周辺情報を発信しているラビットさんのブログで、
1年半前からの、ご自身の人工内耳体験談が掲載されています。
http://blogs.dion.ne.jp/rabit/archives/cat_258668-1.html

これも参考になるでしょうか。

また、ろうの夫婦が65歳過ぎに人工内耳手術を受けて、
「音のある世界」に入って行く道のりを記録した映画、
『Hear and NOW』も観てみたいと思います。
http://www.vermilionpictures.com/hearandnow/

投稿: rinsho | 2009.06.24 08:58

協会をすすめるつもりでコメントしたのではありません 悪いほう意味に取られているような・・ 私自身 協会の存在しらなかったし 3ヶ月前に知り合った難聴者からきいただけです。先月も難聴の友達が手術をうけたばかりで音入れのリハビリ最中で、人の声の判断はまだまだだけど 家電製品の音 例えば「レンジのピピピ」がきこえるようになって嬉しいと話していました。

投稿: ひろろん | 2009.06.24 09:29

footrinshoさん
ろうのご夫妻が65歳過ぎて人工内耳~!
スゴイ決断ですね。
どんな風に音を感じたのでしょうね。

良くも悪くも、人工内耳にしても手話にしても情報が少なすぎるように感じます。
正しい情報を豊富にもらえる場所が欲しいですよね。

footひろろんさん
悪い意味には取っていませんよ~。
協会があるのは当然ですし(^^)
難聴者は、もともと「音」の体験があるので人工内耳にも慣れやすいとかあるのでしょうかね~?
ろう者は「音」がない世界が当たり前の方たちなので、きっと「音」に対する感じ方も違うのかなぁと思います。

投稿: ドシル | 2009.06.24 12:15

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