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2009.11.25

手話の言語障害

手話を日常のコミュニケーション手段としているろう者が、交通事故後、後遺症で手に障害が残り、事故前のように手話で自由に話すことができなくなったら、それは言語障害になるのではないか・・・。
2004年7月29日夜、横断歩道を歩いていて右折してきた乗用車はねられ、手の動きが不自由になったろう者が、自賠責保険による賠償額の算定基準となる後遺障害等級では、右肩や左手の運動障害で11級と評価されたことを不服とし、「言語の機能に障害を残すもの」という障害として保障してほしいと訴えていた裁判の判決が今日でました。

結論は、「手話は健常者の言語にあたる意思疎通の手段であり、手話への影響に応じた後遺障害として扱うのが相当」ということで、日本で初めて公に手話に支障をきたしたことは言語障害であると認める判決となりました。

障害者権利条約の影響も少なからずあるのでしょうか。
まだ一審なので今後、控訴される可能性もあるのですが2年近く思うように手を動かせなかったご本人はさぞお喜びだと思います。

確かに、一般の人が手が不自由になり日常生活に支障をきたすのと手話話者が手を使えなくなり、会話がしにくくなるのでは、ストレスの度合いが違うように思います。
風邪で声が出ないときののもどかしさが、ずっと続くような感じとでも形容すればいいのかな・・・。
話したいのに話せない、自己主張が思うようにできない苦しさがあると思うのです。

手話を生活言語をして使用している方にとっては、やっぱり手話ができなくなるような障害が手に残ることは「言語障害」なんだろうなと思います。


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手話言語・ろう文化」カテゴリの記事

コメント

目で見るテレビでその上方見たことありその判決はどうなったのかなと 気になっていましたので 情報ありがとうございます。

投稿: ひろろん | 2009.11.27 21:54

footひろろんさん
そうそう、目で聴くテレビでやっていましたよね。
このまま結審されるといいなと思います。

投稿: ドシル | 2009.11.27 22:13

医者の手術ミスで神経を切られて 足に障害もってしまった難聴の友人がいます。彼女は杖をつきながらあるくから 歩きながら手話ができない。 買い物も片側がつえだから荷物に限界あるので 買い物はいつも誰かと一緒が必要。
何かと 不便に悲しくなると言ってます。病院側とかけあっても 病院側はミスを認めなくて 入院中ひどい目にあったようです。裁判したかったけど 親戚に医者の人がいてその関係がいろいろあるようで 親戚に裁判がやめてくれとすごく言われて 結局泣き寝入りになったそうです。

投稿: ひろろん | 2009.11.28 10:45

footひろろんさん
お友達、大変ですね。
医療事故はいろいろと難しいですよね。
裁判になっても勝てるかどうかわからないし・・・。
医療は密室でのことなので、判定が難しいみたいです。

投稿: ドシル | 2009.11.28 23:06

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