筑波技術大学大学院
10月30日付で、筑波技術大学で平成22年度から大学院が設置されることが公表されました。
正式名称は、「筑波技術大学大学院技術科学研究科」。
来年度は修士課程のみですが、いずれ博士課程も設置されるのでしょうか。
聴覚障害者が対象の産業技術学専攻と視覚障害者が対象の保健科学専攻の2専攻が設置されます。
短期大学から4年生大学に変わって何年目でしたっけ・・・?
いよいよ視聴覚障害者対象の大学院が設置されるんですね。
ニュースでは、世界的にも珍しい大学院だと紹介していました。
聴覚障害者が入学できる大学院といえば、アメリカのギャローデット大学やロチェスター大学が思い浮かびます。
でも、よ~く考えると聴覚障害者が入学できるというだけで、「聴覚障害者しか」入学できない学校ではないんですよね。
そう考えると、筑波技術大学の大学院設置は世界的にも珍しいという話に納得がいきます。
ギャローデットの場合は、すべての授業等はアメリカ手話で行われるというだけで、聴者が入学できないわけではありません。
ロチェスターの場合は、手話通訳等情報保障が充分なされているということで一般の大学なので、たぶん視覚障害者も多く在学していて、視覚障害者が必要な配慮がされているのではないかと想像します。
筑波技術大学大学院が今後どうなるのか、個人的には興味津津です。
本当は、一般の大学院で充分情報保障がされて当たり前に入学できることの方が大切で、今の日本には必要なことなのではないかと思うのですが・・・。
ロチェスター大学といえば、最近、芸術作品を手話で解説するオンラインガイドができましたね~。
http://mag.rochester.edu/PicturingTheStory/
↑はロチェスター大学のサイトです。
英語での解説も掲載されていますが、アメリカ手話でも解説されています。
生憎、私はアメリカ手話が分からないので英語の内容とASLが同じかどうかは分かりませんが・・・。
どなたか、分かる方いたら教えてください~。
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