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2010.01.12

「アンネの日記」を発見者。

ネットニュースを見ていたら『「アンネの日記」発見の女性、100歳で死去』というタイトルが視界に入ってきました。
「アンネの日記」として出版されたアンネ・フランクの日記はアンネの父親が経営していた会社の元従業員だったオーストリア出身の女性が、一家がナチスにより強制収容所に送られたあと隠れ家で見つけて保管していたそうです。
後に、アンネの父に返却されて父親が出版しました。
この女性の食糧支援もあって、フランク一家は隠れ家で2年あまりの時間を過ごせたんですよね・・・。

アンネは15歳で収容所で亡くなっています。
1945年・・・終戦の年ですね。
もうちょっと生きながらえていたら、戦争は終わったのにって思うと本当に残念です。

私は「アンネの日記」を3回読んだと記憶しています。
最初は小学5年の時。
内容は戦争の残虐さを伝えるようなものではなかったけれど、幼心に恐怖心が残りました。

次に中学3年か高校1年の時に同じものを読みました。
アンネが亡くなったのが15歳。
同世代になって改めて「アンネの日記」を読み、アムステルダムのアンネの隠れ家にいつか行きたいと思ったことを覚えています。

咳もできないほど音に敏感に暮らした隠れ家での生活。
さまざまなストレスもあったでしょうが、日記の内容は明るいものでした。
アンネの語彙や観察眼、洞察力はすばらしいと思いました。
きっと聡明な少女だったことでしょう。
確か、小説家になるのが夢だったはず。

そして3度目は2004年ごろ。
深町真理子さん訳の新しい「アンネの日記」が発売され、改めて読みました。
新しいと言っても、新しい日記が見つかったわけではなく、1947年に出版されるにあたり存命の方のプライバシーなどを考慮して、実際にアンネが書いた日記の原文が変更されたり、削除sれたりしていた部分が加えられ、より原文に準じた日記が訳されて発売になったのです。

当時、フランク一家のように隠れ家で暮らしていたユダヤ人家族はどれくらいいたのでしょう。
ささやかな夢を胸に抱いていた子供たち。

同じ過ちを、人類が繰り返さないようにしないといけないですね。
私は「アンネの日記」を読んでも、明るい気持ちにはなりません。
つらい日々の中で平凡な日常になるよう、努力して日記にしているように感じることもあります。

でも、1人の少女が残した日記が出版されて世界中のベストセラーになり、伝えてくれたものもあると思います。
逮捕後そのまま捨てられてしまわないで、見つけて保管して下さった方がいたから出版されたんですよね。

100歳の大往生。
たくさんの悲しみを見てきた方なんでしょうね・・・。
ご冥福をお祈りします。


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