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2011.02.07

龍谷大学 樹心館

全国手話通訳問題討論集会が滋賀県の大津市で開催されました。
大津市といっても最寄り駅は瀬田駅。
京都から17分ほどの便利な場所ですが、のんびりとした空の広い場所でした。
私は滋賀県というと、近江八幡しか行ったことがなかったので、大津市は初めての上陸。
昔の雰囲気があちこちに残っていて、なかなかいい感じでした。

会場となったのは、龍谷大学瀬田キャンパス。
大津にはヴォーリズ建築がいくつか残っていますが、龍谷大学にはヴォーリズ建築はありません。
龍谷大学はキリスト教の学校ではないので、ヴォーリズと縁がないのは当たり前なのですが^^;;

広い敷地に新しい校舎が建っているキャンパス内に、ひと際目を引く洋館というか擬洋風建築がありました。
それが、樹心館です。

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現在は、礼拝堂として使われているのだそうです。
この建物、1885年(明治18年)に大阪南警察署の本庁舎として建てられたそうです。
どうりで擬洋風なはずですね^^;

集会初日のこの日は、生憎の曇り空。
晴天だったら、青空に下見板の壁がよく映えただろうなと思うとちょっと残念。
1908年(明治41年)に龍谷大学の図書館として改修され、利用されはじめたそうです。
その後、学友会の事務所への再利用そして本願寺境内へ移築され、宗務所として利用された後に、現在の瀬田キャンパスができたときに礼拝堂が必要とされていたので、解体を逃れ本願寺から無償で大学が譲り受け移築されたのが、1994年。
それ以降現在の「樹心館」と命名されて、キャンパスのシンボル的存在になっているようです。

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集会で人がたくさんキャンパスに集まっていましたが、樹心館の前はとても静かだったので、写真を何枚か撮影したあとは少しゆっくりと、建物を眺めていました。
ガラスも昔のガラスがはめられていました。
この正面の切妻もいいなぁあなどと、堪能。

でも一番よかったのは、建物を向かって左側から撮影した時の佇まい・・・かな?

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設計も施行も不明のようですが、明治の擬洋風建築がよくぞ残ってくれました!という感じです^^;
幾度も用途を変えながら、移築されながら解体だけは免れて来たちょっと数奇な運命の建造物。
移築されているので、当時の建材はあまり残されていないのかもしれませんが、それでもこうして平成の若者に愛されているんだなぁと思うと、ちょっと感慨深いものがありました。

集会に参加されたみなさん、集会会場となった2号館と8号館のすぐ横にこの建物があったの気がついていましたか〜?


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