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2011.08.26

手話サークルのコト。

手話サークルは長い事、洋の東西を探しても日本にしかないものでした。
それが、今では数年前から韓国でも手話サークルができています。
韓国の地域の手話サークルや大学の手話サークルも、設立当時は活発な活動があったようですが今では、随分と会員数も減って活動もあまり活発ではないみたいです。(たぶん地域差はあると思いますが)
ま、この辺りは日本の手話サークルでも同じような感じですよね。

韓国手話サークル事情は、先日韓国から来た韓国の手話サークルで役員をやっているという友人から聞いたお話です。
韓国の手話サークルができたきっかけはよくわかりませんが、日本に手話サークルができたのは京都のみみずくが最初なわけで、看護学生さんがろう者の入院患者さんとコミュニケーションをする為に手話の勉強を始めたのがきっかけです。

「みみずく」創設から48年くらい?
うわ〜、もう少しで半世紀!!
日本の手話学習事情もサークル事情もずいぶんと変わってきましたよね。
長い事手話サークルで活動していますが、21世紀の手話サークルの活動目的は何なのかなぁと考えることがあります。
まあサークルによって目的は違うでしょうが、横浜の場合は通訳者の要請は横浜市の養成講座を受けなくてはいけないので、サークルの役割ではないと私は思っています。
通訳者をめざす人は、サークル活動で、地域のろう者の生の手話を読み取ったり手話で意思疎通ができる事は基本にはなりますが、「手話で話せること」と「手話通訳技術」は別なので通訳技術は、養成講座などで身につけて、時にはサークルの中で腕試ししながら学ぶ感じなのかなと思います。

とにかく私の中では、ろう者や難聴者がいない地域の手話サークルはありえないと思っています。
聴者だけで、通じる手話は身につくわけがないと思っていますので^^;;

サークルの講習会化の問題もありますが、やっぱりサークルは「受け身」ではなく「参加型」がいいなと思っています。
参加して、ろう者や難聴者と手話を共通語に会話をする場でできれば音声に頼らないでコミュニケーションができればいいなと思うけど、現実はなかなか厳しく聴者同士だとすぐに声だけで会話する人がいたりするのが辛いところですね^^;;

サークルではお勉強スタイルより、ろう者の手話はそれぞれ違う表現もあってどれが正しいとかではなくろう者同士はどれも使っているっていうのを体感できる場であって欲しいなと思ったりもします。
そんなわけで、先日ご紹介した「難聴理解かるた」(LINK)を使って、指文字かるたをやってみました。

サークルの場合、手話の習得レベルもまちまちなのでちょっと遊ぶのに良かったかなぁと思っています。
指文字表現と一緒にちょっとした単語の勉強もできたりして。
もうちょっとかるたの活用の仕方を工夫して、読み札に書かれているろう者や難聴者が聴者社会で不便に感じるこをサークルの勉強の中に取り入れていけたらいいなと思います。
サークルに来てくれているろう者のみなさんとも相談して、工夫できたらいいなと思います。

先日もサークルのろう者と話していたのですが、手話サークルでは手話技術だけではなくろう者の抱える社会的な問題とか今までの歴史もその地域のろう者の言葉や経験で伝えていけたらいいなと思います。
手話のテキストで字面だけで学ぶ運転免許の問題や欠格条項、民法11条問題よりも、身近な目の前にいるろう者の経験などを通じて知る方が、私たち聴者もより身近な問題に感じられると思うから・・・。

あ、因みに韓国には手話通訳専攻ある大学があるそうです。
日本にはまだないなぁ。
手話サークルは日本を真似て韓国が作ったようですが、今度は日本が韓国を真似て大学に手話通訳専攻を作ってくれたらいいのになぁなんて思いました。

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手話サークル」カテゴリの記事

コメント

わぉ 耳がいたい話です(笑)
うちのサークル ろう者少ないんだぁ~><
高齢で夜のサークルには参加できないとか(前は送り迎えとかして参加してもらってたけど、今はそれもムリのようで・・・)
ろう者0人の時もあるし、どうしても手が動かず口だけの会話になってたりとか・・・
会員激減でサークル存続の危機もあったし(ノ_-。)
それでも、いろんな状況の中40年近くなんとか続いています(*^-^)

投稿: みきぼう | 2011.08.28 21:43

sunみきぼうさん
うちのサークルも40年近く活動しているので、同じように会員数が激減してサークル存亡の危機もあったよ〜。
(なんせ横浜には100くらいサークルがあるから、1つ潰れても行く場がなくなるということはないのだ^^;;;)

もうサークルを無くそうかって時に、みんなで「ろう者が集まるサークルはどんなか」って考えたの。
高齢ろう者もだけど、若いろう者も参加したくなるような場ってどんなかなって。
今でも試行錯誤はあるけれど、会員数もろう者も今は安定しています。
でもこのままじゃなく、もっとろう者が集いやすく、地域の聴者とお互いに理解を深められる場にしてみんなでしていけたらいいなぁと思います(^^)

投稿: ドシル | 2011.08.28 23:25

小学4年生の母です。学年活動で福祉に関するテーマで、手話をつかってのコミュニケーションはどうかと考えています。子供に手話での自己紹介や歌など2時間の講演は可能なものでしょうか。予算は1万円なんです。講師を探す方法など教えてください。

投稿: あつこ | 2011.09.04 20:55

sunあつこさん
コメントありがとうございます。
あつこさんがお住まいの地域に、○○市聴覚障害者協会とか○○市聴力障害者協会というような名前の、とにかく手話を使う聴こえない方(ろう者)の団体があるはずです。分からなければ、地域の社会福祉協議会などに聞くと教えてもらえると思います。

そこに連絡して、小学校で手話指導をして欲しいとお願いすると良いと思います。

どこの地域でも、総合学習の時間などで手話の勉強をやっていますので、対応してもらえると思いますよ。

せっかく子ども達が手話を学ぶなら、直接ろう者から教えてもらう方が良いと思います。
必ず、ろう者と一緒に手話通訳や手話サークル会員が来てくれると思います。

もし地域の聴覚障害者協会が分からなかったら、社会福祉協議会か市役所の福祉課、または市の広報で手話講座を募集している窓口などへ、手話サークルを問い合わせると良いと思います。
手話サークルの方に聞けば、聴覚障害者協会の連絡先が分かるはずです。

もし、ここに書けないことがあれば遠慮なくメールしてください。
私のメールアドレスはこのページ左上の「プロフィール」をクリックすると掲載しています。

投稿: ドシル | 2011.09.04 21:05

ありがとうございます。千葉県の協会は問い合わせました。予算1万円がきびしいようで、通訳の方までは難しい感じでした。もう少し市の広報や福祉課などでサークルをさがしてみます。大学生がサークルで講演活動などでしているものでしょうか。。ご意見いただけて助かりました。

投稿: あつこ | 2011.09.04 21:51

sunあつこさん
あつこさんは千葉県の方なのですね。
県の協会ではなく、市の協会へ問い合わせると良いと思います。

または、千葉県手話通訳問題研究会へ問い合わせると、地域の聴覚障害者協会へ繋いでいただけるかもしれません。
http://homepage3.nifty.com/syuwa-chiba/

または、千葉県手話サークル連絡協議会へ問い合わせても良いと思います。
http://chibakensaren.web.fc2.com/

先ほども書きましたが、大学生やサークルの聴こえる人の場合、正しい手話ではない場合があります。
1万円払うなら、子ども達にはぜひ「本物」の手話話者に会って欲しいと思います。

投稿: ドシル | 2011.09.04 22:03

小学四年生の母親で、先日小学生向けの手話講習会について相談したものです。
ありがとうございました。ご紹介頂いたところにいくつか相談したところ、お引き受けいただき、話が進んでおります。
もう少しで諦めかけていたので、大変よろこんでおります。とても参考になりました。ありがとうございました。引き続き、活動がんばってください!

投稿: あつこ | 2011.09.10 19:55

sunあつこさん
コメントありがとうございます。
その後どうされたかなぁと心配していました。
少しでもお役に立てたなら嬉しく思います。

ぜひお子さん達に手話という言語の魅力やコミュニケーションの楽しさを学んでいただけたらいいなと思います。

投稿: ドシル | 2011.09.10 21:04

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