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2011.08.14

警察官、手話通訳拒む 川崎の交通事故

複数の新聞に掲載されていたので、すでにご覧になった方も多いのではないでしょうか。
神奈川県川崎市でろう者が交通事故に巻き込まれた際に、警察官が手話通訳を呼んでくれず現場でどのような会話がなされたのか、情報保障がされなかったという問題です。

以下、読売新聞の引用です。

中原署が7月、川崎市中原区で起きた交通事故の現場で、当事者の聴覚障害者の女性(48)が手話通訳の派遣を要請したのに受け入れず、実況見分を行っていたことが13日分かった。手話通訳の派遣は県警の制度にもあり、女性は同署に抗議文を提出。同署は「配慮に欠けていた」と謝罪した。

 同署などによると、事故は7月11日午後、同区の県道で発生し、女性の乗用車に対向車線からはみ出した同市高津区の男性(71)の車が衝突。女性は聴覚障害者向けの「メール110番」で通報した際、手話通訳を要請し、駆け付けた同署員3人にも筆談で求めたが、派遣してもらえなかったという。事故は物損事故として処理された。

 県警は2008年、事故現場などに手話通訳を派遣する制度を設けたが、現場にいた署員は制度を知らなかったという。

 対応に不満を持った女性は、同市ろう者協会に相談し、同署を訪れて対応の経緯を説明。その後、女性が首などに軽傷を負っていたことが分かり、同署は同27日に、人身事故として再度、手話通訳を交えて実況見分し、男性を自動車運転過失傷害容疑で横浜地検川崎支部に書類送検した。

 今月12日、女性と同協会の理事長らは同署に対し、事実経過の説明や手話通訳制度の周知を求める抗議文を提出した。女性は「現場では、自分が説明しようとすると警察官に威圧的な態度を取られた。二度と同じことが起きないようにしてほしい」と話している。

(2011年8月14日 読売新聞)

他の新聞記事には、この女性はメール110番にも繰り返し手話通訳の要請もしたし、事故現場に来た警察官に、事故の様子を身振りで伝えようとしたけれど警察官がとりあってくれなく屈辱的だったというような記事も見受けられました。

現場の警察官も忙しいとは思いますが、手話通訳が派遣できる制度について周知して欲しいです。
なお、この問題の経緯等については川崎市ろう者協会のブログに詳細があります。
ぜひ、ご参照ください。

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