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2011.11.06

「歴史を生かしたまちづくりセミナー」

小雨の中、ヨコハマへリテイジ(横浜歴史資産調査会)の第33回歴史を生かしたまちづくりセミナー『近代建築の見方、楽しみ方』へ行ってきました。
会場は馬車道の旧富士銀行横浜支店(現 東京藝術大学横浜キャンパス)で、講師は建築写真家の増田彰久さんのお話や増田彰久さんや建築史家の堀勇良さん等の対談という内容。(詳細はこちら
会場も内容も魅力的です。
旧富士銀行はBankartで使用していたときに行った以来で、東京藝術大学で使用するようになってからは初めてでした。

こんなセミナーなので、「とても良かった」と言いたいのですが、最悪でした。
私はヨコハマヘリテイジの会員ではないので、過去のセミナーのことは知りません。今回のセミナーに関する個人的な感想でいえば、ヨコハマヘリテイジで募集し、運営等をやっているのでしょうが横浜市都市整備局が主催となっているのにあんなにおそまつな準備でセミナーを開いて良いのかなぁと思ってしまったほどです。
講師にも参加者にも失礼だと感じました。

会場は東京藝大の映像系大学院で使用しているキャンパスなので、建物は歴史的建造物ですがとても素晴らしい巨大スクリーンがあるホールがありました。
参加者は100名ほど。
ところが、開始時間になっても写真家の増田彰久さんの写真をスクリーンに映し出すことができず、開始時間にスタートできないでいました。
開始が遅れていることを見かねた講師の堀さんが、「私が説明するのは変ですが担当者がいないので、・・と前置きしつつ、機材が上手く繋がらなくて開始が遅れているのでしばらくお待ちください」と説明していました^^;;

どうにもならず、対談からスタートということにしたようですが舞台上に椅子の用意ができていません(苦笑)
講師の増田さんが椅子が必要だとスタッフに良いに行っていました・・・。
対談のテーマは「写真から広がる歴史的建造物の世界」でしたが、写真が映せず突然開始時間がすぎてからの予定変更だったので、講師は困惑している様子で、、テーマの話というよりは増田さんと堀さんの出逢いのきっかけや、増田さんが様々な洋館や近代化遺産の撮影をするようになった経緯などお話してくださって、突然の予定変更に戸惑いながらも色々と考えて話されているのが伝わってきました。

その対談途中に、スタッフから何やら舞台に連絡があり対談の途中(ぜんぜん話が終わっていない)で、「1階で映像が見られる準備ができたので、荷物をもって1階へ移動してください」と言われ、100人が大移動。
移動してみると、1階の平坦で傾斜のないホールに家庭用TVサイズ(たぶん、27インチとか30インチかなぁ)のモニターとPCを繋いであり、100人分の椅子が用意してありました。
ま、平坦な会場なので殆どの人にはモニターは見えません^^;;;

加えて、通常講演等をする為に使われていないのでマイクを使って話してもスピーカーが、同じホール内でも仕切りの向こう側になったようで声がこもって講師の話が聴こえませんでした。
100名の参加者の大半は高齢者です。私に聴こえない日本語が、60歳以上70歳以上の高齢者に聴こえるはずもありません。

そんな状態がしばらく続くと、私の隣にいた年配の男性は話を聞かずモニターも見ず(見えないので)セミナーのアンケート用紙に不満を書きはじめていました。
後ろに座っていた方々は「スピーカーはどこにあるんだ、聴こえない」と小声で不満を漏らしはじめます。
モニターに建築写真が映されて、その解説をするというセミナーで映像が見えず話も聴こえないのではどうにもなりません。

参加者がモニターが見えるように椅子をガタガタ移動させたりしていましたが、平坦な会場で高さのないモニターなので、見えるポジションは少なかったでしょう。
私も映像が見えないので、椅子から立ち上がり端の方で何人かと一緒に立って見ていましたがとにかく声が聞こえないので、諦めて(憤って?)途中で帰ってきました。
増田さんの写真やお話は大好きなので、残念ではありますがそんな環境で開催するイベント主催者の準備ってどうなんだろうという疑問があり、もうこのセミナーにどんなに魅力的な講師がいらしても私は参加したくないと思いました。
もちろん別の主催であれば、増田さんや堀さんのお話は伺いたいでしす、写真展にも伺います。

私も色々な立場でイベントを主催したり企画したりしますが、PCとモニターの接続はお客さんを入れる前に必ず行いますし、どうしてもトラブルが解消できず変更する場合は開場前に変更内容を講師と打ち合わせしてスタッフ全員で変更内容を確認して情報共有をします。
それが当たり前だと思っていたので、今回の事は意外というか残念というか、参加者が会員が多く内輪のセミナーだったのかもしれませんが、一般で参加した私には極めて印象が悪いものとなりました。

参加費500円は資料代としてですし、それに見合った資料はいただいたと思うので「有料なのにけしからん」という気はありません。無料だったとしても今回の流れはやっぱりわざわざ来て下さった講師に対しても、それを楽しみにしていた参加者の皆さんに対しても失礼ではないかと、個人的には感じました。

私は途中で帰ってきましたので、その後(残りほぼ1時間)どうだったか分かりません。
例えば、あの小さなモニターを何かの台に乗せて後ろの人も見える配慮ができたかもしれません。
でもそんなの最初からやって欲しいしスピーカーの確認だって、客が騒ぐ前に移動するとか工夫すれば良いのにと思います。
スピーカーの移動が可能だったかどうか分かりませんけど。

そんなわけで、普段は良くなかったイベントや本などの感想は書かないことにしているんですが期待度が高かっただけに(笑)思いっきり書かせていただきました。

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