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2012.03.31

『海の底』

遅まきながら、有川作品の自衛隊三部作(通称)の3作目、「海の底 (角川文庫)」を読みました。

どの作品を読んでも思うのは、有川作品の文体っていいなぁ...ということ。
突拍子もない設定で展開するハートフルなストーリー展開もさることながら、この文体があってこそ作品に息吹が吹き込まれるような気がします。

舞台は神奈川県横須賀市。
米軍の横須賀基地で開催される「桜祭り」から物語は始まります。
なので、神奈川県民の私としては知っている地名のオンパレードだし、米軍のとなりのダイエーとかプリンスホテル(今はもうないけど)など、映像をイメージしながら読み進めることができました^^;;

古いお話なので、あらすじを書いてもさしてネタバレでもないとは思いますが、検索すると多くの感想が出てくるので詳細は書かなくてもいいかななんて思い、あえて割愛させていただきます☆
見どころは、突拍子もないストーリー展開と沢山登場するそれぞれのキャラクターの性格がそれぞれステキなこと。
そしてマニアックすぎるくらいの、警察や自衛隊の様々な描写。
更に、昔の少女漫画のような純愛がひっそりと垣間見れて、最後に光明が見えるあたり...でしょうか。

ただこの作品は、ストーリーの大枠は現実には起こりえないことですが根底にあるのは、痛烈な社会批判ではないかと思います。
今の世の中をしっかり見据えて問題点を明確に物語の中に表現しているある意味社会的な作品です。

読み終わると、有川作品の魅力に魅せられること間違いなし...だと思っています(^^)


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