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2012.03.22

プロであるということ。

仕事をしていて思うのはどんな仕事であれ、「プロとしての自覚を持つ」ことが大事だということ。
プロフェッショナルというのは、仕事の対価としてお給料をもらっているということもあるし、その道の専門家でもあると思います。

様々な仕事に資格がありますが、資格試験に合格するというのはゴールではなくその仕事をする最低ラインに立ったということ。
最低ラインに立ったということは、専門知識や専門技術が最低限あるということだと思います。
その時点でプロ意識を持つべきで、「私は合格したばかりだから」とか「経験がないから」と素人に対して言うことはプロとして許されないことだと私は考えています。

資格試験に合格したら自覚と覚悟が必要で、最低限の知識や技術が退化しない為の鍛錬も必要だと思います。
医者だって教員だって弁護士だって、試験に合格したときからベテランなんて人はいません。
試験に合格して、ドギマギしながら経験をつみ一人前になって行くんです。
でも、試験に合格すれば「先生」と呼ばれるしそれに相応しい立ち居振る舞いをすべきだと思います。

手話通訳者も同じだと私は考えています。
手話通訳者全国統一試験や手話通訳士試験を試しに受験して合格したとしても、合格したら最低限度の知識と技術があると見なされます。
その時点で、腹をくくっていかなくてはいけないし通訳者として恥じない技術と知識を身につける為に更なる学びを続けなくてはいけないと思います。

例え月に何日しか稼働しない通訳者だとしても、現場に行けば「通訳者」として見られ聴覚障害者のその場での情報保障はその人にかかっているわけで、「できない」とか「自信がない」なんて言ってられません。
プロとして自分の持てる全ての知識と技術を駆使して情報保障しなくてはいけないと思います。

「できない」「自信がない」なんて他人に言うのは、自分への甘えだと思い私は口には出しません。
もちろん、通訳に正解なんてなくて自信がある通訳なんてできるわけはないしいつだって反省しながらそれでも日々成長しようともがくのだけれど。
それでも、その時その時は持てる力を精一杯出し切っているから、終わってからの反省や凹みはあっても現場で「できない」とか「自信がない」とか「自分には向かない」なんて思うことはありません。
「ここには自分しかいない」「自分がやらなきゃ他に情報保障はない」「やればできる」と自己暗示をかけながら戦います。
プロとしての誇りを持っているから。
色々と自問自答しながらも、それでも私はプロでありたいと思っています。
一流のプロとは言いがたいところが悔しいけれど....。
一流のプロになるには、まだまだ道のりは険しいなぁ。

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手話言語・ろう文化」カテゴリの記事

コメント

まるで私を叱咤激励してくれてるのかと思うような内容。心にきざみます。でも時には弱音を受け止めてね!

投稿: しゅんしゅんママ | 2012.03.23 19:42

sunしゅんしゅんママ
弱音を吐く相手がるって大事よねぇ〜。
愚痴らないとストレス溜まるもんね。
誇りをもつことと弱音を吐かないことはちょっと違う気がするなぁ。
でも、とにかくどんな仕事をするにしても前に進むしかないよね!
お互いがんばろうねぇ〜♪

投稿: ドシル | 2012.03.23 19:48

初めてコメントします。先日統一試験の合格を受た者です。合格しても嬉しいという気持ちはなく、胃痛が続いています。まだ何も始まっていないのに、これから先のことを考えると不安で、弱い自分に打ち勝つ為にも勉強をしなければと思うのですが、試験後サボってしまっていた勉強をどこから手をつければ良いのか。結局何も出来ないまま数日が流れてしまいました。そんな時、ドシルさんのブログを読み、深く反省しました。「私には出来ない」この言葉はもう使いません。「自信がない」はつい言ってしまうかもしれないけど、マイナス的な言葉は使わないようにします。そして日々精進すること!この事を忘れないように頑張ります。
時々コメントさせてください。よろしくお願いします。

投稿: ayumi | 2012.03.23 22:58

sunayumiさん
統一試験合格おめでとうございます。
今年度は筆記試験が従来以上に難しかったと聴きました。
四月からは地域の登録通訳者としてがんばってくださいね。
合格するとプレッシャー、ありますよね。
自分は変わらないのに、周囲は「通訳者」として見る目が変わることもあるし^^;;

せっかく合格されたのですから、細くても長く活動できるステキな通訳者になってくださいね(^^)
私も負けないようにがんばります〜。

投稿: ドシル | 2012.03.23 23:40

こんにちは(*^_^*)
プロとしての自覚、大事ですよね。

『自信がない』というのも(-"-;)ってなりますが、服装や立ち居振る舞いが(ノД`)『それどうなの~?』とプロ意識を疑いたくなる人もいますよね(^_^;)

いろいろな人をみて、いろいろな事を学びながら、私も一流のプロを目指します(^_^)ゞ

投稿: ラパン | 2012.03.24 09:47

ドシルさんこんにちは。
通訳者として活動している人でこのブログに何も感じない、私は違うと思う人はいないと思います…というより、違うと思う人は資格を持つべきではないとさえ思います。日本人の私たちは「謙虚」という心がありますがこの謙虚さを履き違え「私は無理、あなたがやって」などという人が多いのも事実です。その上私よりはるかに年上の人生の先輩がこの言葉を口にするとがっかりします。自分も日々鍛錬。。。自分の後輩に恥ずかしくない人でありたいと思いました。
いつもホントに共感出来ます。ありがとうございます
(。・w・。 )

投稿: yasu♪ | 2012.03.24 10:37

sunラパンさん
服装とか立ち居振る舞いって難しいですよね^^;
あれ〜?と思う時は反面教師だと思って、学びます。
服装って本当に自分でも悩みます。
なるべく、その場にあったものを選ぶようにしますけど難しいですよね(汗)

sunyasu♪さん
コメントありがとうございます。
弱音を吐きそうになる自分自身への戒めも含めての記事です^^;
共感していただけると嬉しいです。
でもやっぱり「一流のプロ」って難しいです(>_<)
がんばってもなれないかも〜とか思いますが、でもやっぱり日々勉強ですね!

投稿: ドシル | 2012.03.24 21:19

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