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2012.05.29

指摘して欲しいのコト。

最近、PCに向かう時間がめっきり減っています。
原因は読書とスマートフォン。
本を読んでいるとあっという間に時間は過ぎるし、スマホがあれば添付ファイルも確認できるのでなんとなーく、PC前にいる時間が減っている今日この頃。
(その分、やらなきゃいけないこともなんか色々、滞っている気が...汗)

さて、日々の仕事や色んな活動の中で感じることは色々あるのですが、最近特に思うのは指導してくれる人が年々(?)少なくなってきて悲しいということです。ぐすん。

手話をはじめたばかりのときは、とりあえず自己紹介だけでもできれば「上手だ上手だ」と褒めてもらえて(笑)やる気を充電したりもしますが、それなりになると通訳者やろう者から「その手が違う」「いや、そんな表現じゃ通じない」と叱咤激励されるようになってきます。

で、一気に話は飛びますが通訳者になりそこそこの年数が経つと誰も教えてくれないっ!という切ない状況が待ち受けているのです。

研修とか手話通訳者対象の勉強会などへ参加すれば、ベテランの方々が色々アドバイスをして下さるのですが、手話サークルとか通訳現場とか周囲のろう者などが手話表現について意見を言ってくれることが激減するんですよねぇ。

それは本当に困るのです。
手話通訳なんて、ろう者に通じてなんぼなのに。
ろう者の手話を日本語に読み取った時は、どれだけ自然で分かりやすい日本語に翻訳できているかが大事で、その判断は聴者にも出来るけれど、日本語を聴いて手話を表出する聞き取り通訳は、ろう者の感想が欲しいなと思っていますのです。

でも、通訳者に対してろう者はあまりアドバイスをしてくれません。
まぁ。。。当たり前と言えば当たり前。
少なからず通訳者として働く「プロ」にどうこういうのもなぁと、遠慮だったり面倒だったりするのだろうなぁと思ったりもします。
中には「通訳者に手話表現のこと言うと、気分を害されるかも」と心配する方もいらっしゃるみたい。

でも、そんなで機嫌が悪くなるくらいなら手話通訳技術の向上はありえないと思うのだ。
指摘して欲しいし、良かったら褒めて欲しい(笑)悪かったら叱って欲しい!
だけど新人でもないので、だれも指摘してくれないのが悩み。

褒めて欲しいとか叱って欲しいとか...養成講座の受講生じゃないんだからできてあたりまえだろー!!と、言われると肩身が狭いっ。
けど、ちゃんと通じる通訳者はろう者がちゃんと目を光らせて指導しないと育たないと思ったりもするのです。
だって、手話はろう者の言語で、言語はやっぱりネイティブにはかなわないじゃない?

だから分かりにくい通訳になった時は少しで良いから言って欲しいなぁと思うのです。
もっと通じやすい表現考えるし、通訳過程のどこに問題があったのか自省したりもできるから。

そんな風に思うのは甘えかなぁ...。
うーん、自問自答の堂々巡りで夜はふけるのだ....。

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手話言語・ろう文化」カテゴリの記事

コメント

ドシルさんお久しぶりです♪
いつも“通訳”絡みの時にしかコメントしないじゃん!!と思われているかもしれませんが…そうかもです(゚ー゚; なんせ活字キライな私なのでせっかくUPしてくださる本ネタは全然わからなくて。ほんとすみません。でもいつも読ませて頂いてます。
コメントをもらえない苦しみ(!?)つらさ。わかります(ρ_;)最近大先輩の通訳者さんに「通訳が聞き取り表現をした時にその手話(表現)が適切がどうか?それを正しく判断出来るのはろう者はなく私達聴者なんだよ(ろう者は聞こえていないので)だから批判するのではなく、その表現はどうだったのか?表現をしっかりと見る目を養わないといけない。」と言われました。わかっていてもなかなか出来ない…難しいけどやらなくてはいけない。ろう者にアドバイスをもらうことも大切ですが仲間どうしなぁなぁになるのではなく厳しいプロの目を持つ為にも切磋琢磨しないといけないと痛感した言葉でした。そしていいことも悪いことも言いあえる仲間を持つことも大事だなぁって。
長くなってごめんなさいm(_ _)m
お互い頑張っていきましょう。いつもありがとうございます(*^-^)

投稿: yasu♪ | 2012.05.30 22:33

sunyasu♪さん
コメントありがとうございます。
通訳者同士の指摘も大切ですよねー。
これまた、先輩には言いにくいとかで言ってもらえなくなるんですよね^^;;

「通訳」としての語彙選択などは、通訳者同士で指摘し合うことが必要ですが、そもそもろう者は通訳の手話を見てちゃんと理解しているのか...という部分ではろう者に指摘して欲しいんですよねぇ。
「こんな表現してたけど、なんのこと?」とかあるはずなんですよぉぉ。

ま、とにかく日々反省でございます^^;;

投稿: ドシル | 2012.05.31 00:15

手話の技術の向上に一所懸命なのはすばらいとおもいます。でもそれで逆にききたいことがあります。技術にこだわるから 難聴の人の手話通訳に依頼来ても行くのは勉強にならないと気持になりますか? 通訳者は冷たく感じてしまってます 難聴イコール対応手話勉強ならないってことなのかしら?といつも悩みます

投稿: 難聴 | 2012.06.03 15:03

sun難聴さん
コメントありがとうございます。
難聴者の方への通訳の場合は、難聴者の方が希望する表現を行います。
「てにをは」までを表現して欲しいとおっしゃる方は少ないと思いますが、対象者に通じてなんぼが通訳者ですから、ろう者に対しての通訳技術とはまた別の技術が必要だと感じています。
ですので、相手が難聴者だから勉強にならないなどと思う通訳者はいないと思います。
ただ、私は聴者なので日本語に合わせて表出する方が比較的楽だと感じます。
楽だと感じることと勉強にならないと思うことは違います。

難聴者で、筆記通訳より手話通訳を使う方はやはり手話が必要な方ですから、その方の合わせた手話単語の表出もしますし、「てにをは」もつけて欲しいと言われればそうします。
どんな現場であっても、対象者がよりスムーズに情報を得られるよう通訳するのが私たち手話通訳者の役割だと思っています。

投稿: ドシル | 2012.06.03 19:12

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