« 学ぶ週末。 | トップページ | 『ろう者から見た「多文化共生」』 »

2012.06.12

手話サークルは誰の為に。

久々に手話サークルのお話。
全日本ろうあ連盟が昔出した「手話サークルの指針」という物があります。
今となっては、過去の遺物と言いますが、時代に合わない指針と化していますが新しい指針が出る気配はありません。

手話がみっともないとされていた昭和30年代後半に、京都に誕生したのが手話サークルの第1号です。
それ以降、全国に広がってきましたが今では、全国的に手話サークルの会員数は減っていると聞きます。
昔は、サークルで様々な情報を得ていたろう者。
手話で会話ができる楽しい場所だったはずです。

いつしか時代は流れ、サークルへ行かなくても情報は入手できるし、サークルへ言っても聴者は、手話を使わないなんてことがおこったり、ただ遊びに行ったら「先生」扱いで色々と手話のことを質問されてうんざりしてしまうろう者がいたりという話をよく耳にします。
そしてどんどんサークル離れをするろう者。

そしてろう者がいないのに活動している聴者だけの手話サークルも、今では珍しくないのではないでしょうか。
ろう者のいない手話サークルに一体何の意味があるのか、私には分かりませんが今はそんな時代のようです。

手話サークルの役割はたぶん、もう終わっているというか昔と変わっているのだと感じます。
それは何度か、このブログにも書いてきました。
昔、サークルに求められていたことと今のサークルに求められていることは違うのだろうと思うのです。
今の時代に合うサークル像を模索していますが、答えは見つかりません。

「サークルがないとろう者に会えなくて困る人がいる」という意見も聞きました。
それは聴者側の考えかたですよね。
ろう者はどう考えているのでしょう。
サークルがなくなって困るろう者は今の時代、いないかもしれないなぁと思います。

手話サークルは、ろう者にも聴者にもメリットのある場であれば良いと思うけど、現実はなかなかそうはいかなくて、聴者の為にあるような場になっているのかもしれませんね。
ろう者がサークルに求めるものと聴者がサークルに求めるものは、なかなか交わらないのかもしれません。

手話サークルは誰の為にあるのでしょうね。
私自身、長くサークル活動をしていますが答えは出せないでいます。
ろう者にとっても聴者にとっても集まりたい場所であればいいなと思います。
その為にはやはり、サークルでの共通語は「手話」でありたいものです。


ブログ村でブログランキング参加中↓クリックよろしく★
にほんブログ村 介護ブログ 手話・点字へ
にほんブログ村

|

« 学ぶ週末。 | トップページ | 『ろう者から見た「多文化共生」』 »

手話サークル」カテゴリの記事

コメント

はじめまして、突然のコメント失礼いたします。

私は手話歴7年目の健聴者です。
現在横浜や川崎近辺の手話サークルを探しております。
社会福祉協議会等に相談していくつか見学もしてみたのですが・・・
なかなか自分に合うサークルが見つかりません。

サークル情報を検索していてドシルさんのブログにたどり着きました。
ドルジさんのブログを拝見し、ぜひドルジさんの通っている手話サークルに見学させていただきたいのです。

よろしければサークルのお名前と活動場所をおしえていただけませんか?
よろしくお願い致します。

投稿: たに | 2012.06.26 23:25

sunたにさん
コメントありがとうございます。
手話歴7年...今まではサークルに通っていらっしゃらなかったのでしょうか...。
私の通うサークルは横浜市内ですが、ブログでは公表していませんので、個人的にメールを下されば、お知らせします(^^)
このブログの左上、「プロフィール」欄にメアドを公開していますので、そちらからメールをお願いします☆

投稿: ドシル | 2012.06.26 23:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17097/54944563

この記事へのトラックバック一覧です: 手話サークルは誰の為に。:

« 学ぶ週末。 | トップページ | 『ろう者から見た「多文化共生」』 »