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2012.09.04

裁判傍聴事例1〜裁判員裁判〜

年に何件かしか傍聴しませんが、2009年に始まった裁判員裁判の影響で、裁判について調べるようになったので、傍聴した裁判について固有名詞を出さない範囲で紹介したいと思います。

裁判所へ行くと「開廷表」がありその日行われる公判がずらりとリストになっています。
横浜地方裁判所の場合、裁判官別で一覧になって掲示してあります。ちなみにこのリストはカメラ撮影禁止です。
リストには被告人の名前も記載されています。
被告人はあくまで「被疑者」なだけで、有罪か無罪かは裁判の結果決まるので、判決前に個人情報が出回ってもいけないということなのかどうか...真意は分かりませんがメモはOKだけど撮影は禁止です。

今回は傍聴した裁判員裁判について。
開廷表で「合議」と書かれていたら
その公判は、複数の裁判官がいるという意味なので、裁判員裁判の可能性が高いです。
裁判官が1人のときは「単独」と書かれています。

私が傍聴した裁判は、被告人が精神疾患を持っている上に軽度の知的障害者という事件の初公判でした。
警官に連れて来られた被告人は、傍聴席に対し「動物園じゃないんだ、見せ物か!」と暴言を吐いたり、検察官の冒頭陳述でも何度も検察官の陳述を遮り、裁判長に止められたりたしなめられたり、しかられたりを繰り返していました。
最終的には、途中で被告人は退席を命じられ被告人不在のまま公判は進みました。

弁護人は、犯行時被告人は心神喪失状態だったので無罪だと主張し、検察官は精神疾患や軽度の知的障害があるものの犯行時心神喪失にはあらずということでした。
傍聴席には証拠の映像も資料もありませんが、裁判官3名、裁判員6名と補助裁判員2名には様々な証拠がモニターなどに提示されていて、それを検察官が解説するような口調で分かりやすく説明していました。

通常の公判の超高速早送りみたいな検察官とはえらい違いです。
同じ人とは思えないくらい、まったく手法が異なります。

裁判員制度が必要なのかどうか、正直私には分かりません。
ただ、裁判員に対して色々説明する検察官も様々な主義主張を持っている裁判員の意見を吸い上げる役目を担う裁判官も今までとは大きく異なる仕事の仕方に、戸惑いやストレスはあっただろうなと想像します。
もちろん、その殆どは裁判所に縁がない一般市民で構成される裁判員のストレスもいかばかりか...。

裁判員裁判を傍聴して、自分が裁判員になってしまったらどうするだろうと考えてしまいました。
やりたく無い部分と、傍聴席の柵の向こう側へ行ってみたい気分と半々です。

でも今回のような裁判で自分がどう考えて結論付けるのか、自分の思考や外の人の思考というのにも興味がないとは言えません。
だけどやっぱり出来ることなら裁判員はやりたくない...というのが正直なところです。

ちなみに、この裁判は翌週に審理、その後別の日に判決と計3回の公判があったようです。
無罪を主張する弁護人の反論も聴きたかったですが、私は初回しか傍聴していないのでその後の判決は分かりません。
時間があれば、1つの事件を最初の公判から判決まで追って傍聴するとまた違ったものが見えて来るように思います。

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