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2013.03.20

『旅猫リポート』

旅猫リポート

昨年11月に発売になった有川浩さんの小説で、この春舞台化される『旅猫リポート』。
今までの有川作品とはひと味違った切り口ですが、かなり泣かせる作品です。
かつ、非常に奥の深いテーマが根底にあるように思います。

作品のテーマは「人生・生き方」のような気がします。
冒頭、夏目漱石の「吾輩は猫である」の書き出しの引用から始まります。
『吾輩は猫である。名前はまだ無い-と仰ったえらい猫がこの国にはいるそうだ。』この文章で分かるように、この作品は至る所に、猫「ナナ」の目線で書かれた部分があります。

これが、猫飼いである私の琴線にかなりふれます。
「うちの猫もこんな風に思ってたりして...。」なんてありもしないことを、妄想します。

この物語は、主人公の「サトシ」と飼い猫の「ナナ」がサトシの友人を訪ねて歩くことをベースに、サトシとナナそれぞれの生い立ちを色々な角度で思い出している物語です。
その中に、物語のラストを想像させる伏線がちりばめられていますがそれでもなお想像できないエピソードがあり、「有川さん、そりゃないでしょ〜」と叫びたくなるような作品です。

人間、誰にでもある様々な感情と友情と人間模様。
そして、感情を態度やことばで伝えることの難しさ。
色々な要素がぎゅっと詰まっていて、読者がそれぞれの体験から自分の人生を思い出し回想してしまうようなそんな物語でした。

これ以上書くと、ネタバレしてしまうので書けません。
でも猫を飼っている人には読んで欲しいです。
そして、この本の注意点はけっして、電車の中やカフェなどでは読まないで下さい..ということです。
電車で読んで後悔するひと続出です^^;;


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コメント

ドシルちゃん、こんにちは~
いろいろ頑張っているドシルちゃん・・すごい~!
わたしも何か始めてみるかなっ!

・・って、普通のメールみたいになってしまった・・

「旅猫リポート」か~、泣かせるんだね・・
猫たちとはずーっと密接に暮らしてきたから、絶対に号泣すると思う。(ドシルちゃんの感想だけで断言する!)
読書は通勤のお供だけれど、この本だけは止めといた方がよさそうだね。

本屋さんへ寄って帰るね~
紹介してくれてありがとーっ。

投稿: きゃらめる | 2013.03.22 12:36

sunきゃらめるちゃん
いやーん!
久しぶり〜っ。コメントありがとー。
「旅猫リポート」読んで〜っ。
これ、上演ように作られた小説なのー。
4月に舞台が上演されるので、舞台も観に行く予定です。
でも、号泣しちゃうかも^^;;;
通勤電車で読んで泣いて後悔している人続出なので、要注意ですよ〜。

投稿: ドシル | 2013.03.22 22:45

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