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2013.07.14

one of them

「職業に特別なものなどない」というのは、私の持論です。
医者だって弁護士だって裁判官だって大学教授だって別にエライわけじゃなく、たまたまそういう職業だというだけで、社会に無駄な仕事なんてひとつもなくて、全てはお互いに支えあって回っていると思うのです。
だから、調理師もコンビニの店員も清掃業務もホテルの従業員も、国家公務員も地方公務員も、大工さんも庭の剪定業も、パン屋さんもお肉やさんも、特別な仕事ではなく、社会に必要なひとつの職業にすぎないと思っています。
もちろん、手話通訳も同じです。
何も特別な仕事ではなく、"one of them"沢山ある職業の中のひとつの職種にすぎません。
どんな仕事も奥が深く、プロとして働くには様々な努力が必要です。

スーパーのレジはいかに早く正しく計算し、おつりを間違えず、気持ちよく対応するかというプロの技があるわけで、手話通訳者には手話通訳者としてのプロの技や技術が必要でしょう。
例えば、難聴者や中途失聴者への通訳と書記日本語があまり得意ではない高齢の生まれつきろう者とで、同じ手話表現でいいわけがなく、それぞれのニーズに合せるのがプロの技術なんだと思います。

本来は通訳者は透明人間であるというのが、究極のプロだと思います^^;;
聴障者と聴者との間で通訳をするわけですが、双方が「あれ?今日、通訳いた???」って思えるくらい、通訳を介していないようなスムーズなコミュニケーションができるのが、究極のプロの通訳だと思いますがそんなことなかなかできるものではありません(汗)
できるだけ、透明な存在になれるようにしたいものですね...。

私が時々拝見している、日英通訳の事務所のブログ(LINK)にプロとアマチュアの違いは何かという記事がありました。

プロとは、【継続】です。継続していけば、必ず力が付きますね。
また、継続していけば、プロらしい姿勢も身に付きます。
プロの人は、職業分野に拘らず、仕事で失敗をしても、間違えても、批判されてもくじけずその仕事/作業を、さらに頑張って、継続していける人です。どんなつらい事や失敗がありましても、それを改善/成功のバネとして吸収して、また、明日からもその作業を継続できる人です。(中略)
アマチュアは、逆です。【何か苦難が発生すると、すぐに投げ出す人がアマチュアです】(以下略)

上記は、末次通訳事務所の記事の抜粋です。
私は日本語のプロでありたいと思うと同時に、日本語と日本手話との通訳及び翻訳のプロでありたいと思いながら仕事をしています。
通訳という仕事は、手話に限らずどんな他の言語でも反省ばかりで、自分の訳出に満足できることなど一生に一度あるかないかという仕事だ思います。

後悔する語彙選びは数えきれず、努力してもそれがすぐに成果として現れないことも多いです。
でも、挫けずに立ち向かうプロでいたいと思っています。
特別な仕事ではない、one of them の手話通訳という仕事をし続けることで本当の意味でのプロになっていけたらいいなと思っています。

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