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2013.10.25

『劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」』


劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」

今年7月に発売された浅利慶太さんによる、日本語の話し方の本です。
私がこの本を知ったきっかけは、あの人気ドラマ「半沢直樹」の主演俳優である堺雅人さんが、この本に紹介されたメソッドを実践したことで、長い台詞でもしっかりと発声できたというような記事が、新聞か雑誌かに紹介されていたことでした。

私は役者ではないですし、役者をめざす予定もありません^^;
でも、通訳者として人前で声を出すことはあります。
私たち手話通訳者が、声を出すのはろう者が手話で話していることを、音声日本語へ訳す時です。
いわゆる「読み取り通訳」という手話通訳を行う時ですね。

「通訳者の声、話し方」はそのまま話者の印象になります。
だらしない読み取り方をすれば、それはそのまま話しているろう者の印象になるし、きっちりした話し方をすれば、それもそのままろう者の印象に繋がります。
だからこそ、読み取るときの話し方はその場に合った話し方や言回しをするひつようがあります。

私の場合、聞き取り通訳の方が苦手意識がつよいのでどちらをがんばるかというと必然的に読み取りな訳です^^;;
少しでも、マシなまともな通訳をすべく役者じゃないけどメソッドをやってみたいなと思って、購入しました。

この本、演劇界では話題らしく劇団にいる友人も毎日この本を参考にがんばっていると言っていました^^;
私の場合、三日坊主になりそうな嫌な予感がしなくもありませんが、聞き取りやすい話し方や声の出し方がいいに決まっていますので、ちょっとがんばろうと思っています。

浅利さんの持論を拝見して、妙に納得していまいました。
日本では確かに、「読み書きそろばん」が教育で重要視されて「話す」教育はされていないかなと思います。
大学あたりで、「プレゼンテーション」は学びますが日本語を意識した話し方、伝え方は学ばないですよね...。

メソッドが継続できるかはともかく、浅利さんの考え方を読んでみるだけでもなかなか面白いと思います。
通訳者にかぎらず、おすすめですよ^^


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