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2014.12.26

神奈川県手話言語条例のコト。

クリスマスも終わりいよいよ街中、新年の準備が始まりましたね^^;
ツリーやリースはどこかに行き、近所では門松が増えました。
皆さんも昨日のニュースでご覧になったかと思いますが、クリスマスに開催された神奈川県議会の本会議で「神奈川県手話言語条例」が可決されました。(神奈川県のHP
総員起立(全員賛成)での可決でした。

Kengikai

はい...。
仕事を午前中早々に切り上げて、議会の傍聴に行ってきちゃいました^^;
議会の傍聴は県民、誰でも自由にできるものではありますが、今回は手話言語条例可決の瞬間を見ようと、県内の各ろう者団体や通訳者団体、通研などでとりまとめて手話関係者がたくさん傍聴していました。

私としても初めての傍聴でした。
北海道にいた頃も、東京に住んでいたときも議会を傍聴しようなんて思いもせず...^^;;
今回は、手話言語条例の制定と手話言語法(仮称)の意見書についても採決されるとのことだったので足を運んでみました。ろう者や通訳者などなど100人以上が傍聴席で見守りました。

神奈川県手話言語条例を議会に出した議員さんも、質問された議員さんも冒頭に手話を使って挨拶される方がいてちょっと不思議な光景でした。
県で制定された手話関係の条例といえば、鳥取県が第1号です。
鳥取議会では、議長の横に手話通訳者がいたのですが今回は傍聴席に手話通訳者がいました。
議長席横だと遠くて見えないかもしれませんが...。
どっちがいいんでしょうねぇ。

さて。
国内2番目の県での手話関連条例が神奈川で制定され、来年4月から施行されます。
これは大きなクリスマスプレゼントのような気がします。
歴史的な場に、居合わせたことは事実なのですが私はどうにも手放しで喜ぶ気になれません。
議会の中でも発言がありましたが、「条例制定」がゴールではないのですよね。
今後、条例ができたことでどう変わるのかが大切なんだと思います。
「手話」がどう一般社会に受け入れられるのか...。

条例概要には、「県は、手話の普及等に関する施策を推進するために必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとする。」と書かれているのですが、財政が厳しい神奈川県でどこまで予算が取れるのかなど細かく考えるのうーん...なところもありますが、とりあえず最初の1歩。
変革の1歩なんだと思っています。

家に帰ってテレビをつけたら、鳥取県で開催された手話パフォーマンス甲子園の様子が紹介されていました。
鳥取では条例制定後、手話を学ぶヒトが増えたとか。
1年後の神奈川県はどうなっているんでしょうね。
条例の冒頭は、「手話は、手や指、体の動きなどを用いる独自の語彙及び文法体系を有し、ろう者とろう
者以外の者が、互いの人権を尊重して意思疎通を行うために必要な言語である。」となっています。
この、独自の「語彙と文法体系」の理解促進からなのかな..と思います。

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