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2015.06.15

育てる

私はたくさんのろう者に育ててもらったと思っています。
口(手!?)の悪いろう者もいれば優しいろう者もいました。
喧嘩もしたし、一緒に泣いたりもしました。
手話がまだまだ下手だった頃は、我慢して私の手話を読み取ってくれたし、通訳経験が少ないころは通訳の機会を作ってくれたりと、たくさんの方に支えられてきました。

なんで、改めてこんなことを書いているのかというとちょっと印象的なことがあったから。
ある場所で新米の手話通訳がいて、ろう者があまりにスキルがない通訳者に嫌気がさしたものの、地元のろう者に「経験を積ませて、育てる場だと思って我慢して欲しい」というようなことを言われたそうです。
こうした類いの話は、時々聞きます。
通訳者を育てるのもろう者の仕事だからと、見守りつつも場を提供してくれるろう者の暖かさ。

地元の手話サークルを振り返ると、やはり通訳練習の為通訳者を目指す人には色々な通訳機会をサークルの中で用意はしています。
ろう者も暖かく見守ってくれるものの、厳しいコメントは少ないかな^^;;;

そんな環境の中でがんばって通訳者になった人たちは、今度は自分がろう者と共に後輩を見守り育てる立場なんですよね...。
継承できることは継承して、優しく見守って育ててくれた人たちへのささやかな恩返しをしないとね。

「あんな通訳者はなっていない!」そんな厳しい言葉も明日の糧にして、とにかくがんばって続けることががまんして見守ってくれた方々への恩返しになるのかな...。
どうだろう^^;;

反省する力と、あきらめない力。
そしていつまでも凹んでいないで、前をむく力。
そんな力を兼ね備えないと、通訳者は勤まらないのかもしれません。
そういえば、先日「通訳者って気の強い人が多いよね」と言われました(笑)
気弱で心折れまくりでは、やっていけない仕事だも〜んと、答えましたが本当にそうだと思います。

今年合格した皆様も、がんばって欲しいと思います。

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