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2015.07.13

手話通訳のタイプ

先日、たまに会うとある地域のろう者から「Aさんの通訳はすべて日本語通りで口形もぜんぶについていて、見ていると疲れる」と言われました。
更に「Cさんの手話はわりとろう者的で、Bさんの手話はAさんとCさんの中間..ほどほどに口形があるけど、Aさんみたいに全部にあるわけじゃない。」と続きました。

地元の話ではありませんが、私は3人の通訳者を知っているので「ああ..なるほど」と思いました。
でも、意外だったのは「口形が全部ついていて疲れる」といっていたろう者が、聴者と話す時はほとんど声を出しながら手話をする方だった..ということです^^;

私と話すときは声を出さないのですが、基本的には相手が聴者の場合は声付き手話になってしまうようです。
しかも、それなりに発音がきれいなので雨の日に、右手に傘左手にかばんというような時は私は手話で話すけれど、相手は音声だけで発言してくるなんてことが起こるほど比較的明瞭な発音で話す方なのです。
そんな方でもすべてに口話がついていると手話が読み取りにくいという...その話を聞いたときの私の衝撃といったら!!!
...言葉にできません。

手話通訳者にも色々なタイプがいて、自分の目指すスタイルの通訳ってあると思うのです。
「あの通訳者すごい!と思っても、自分とスタイルが違うな」と思うこともあります。
正直、Aさんという通訳者の通訳の仕方は私は好きではありません。
読み取りも聞き取りもどうも、私とはしっくり来ない気がしています。

反面教師にはなるけれど、真似したいと思えるような通訳ではありません。
そんなスタイルを見て、たとえ口話がうまいろう者であっても「疲れる」と感じているんだなぁと驚きました。

手話通訳...手話に限らずどんな言語間でもそうだと思いますが。
奥が深すぎです(汗)
ろう者が疲れずに見ていて、す〜っと情報が入ってくるようなそんな通訳者になりたいものです。

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手話言語・ろう文化」カテゴリの記事

コメント

時折拝読してます。

通訳当事者のご苦労が分かり、いつもただただ驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。

まだ聞こえが残っている中度・高度難聴者は、
口形が付かない手話や、口話が付かない手話はなかなか通じない側面があります。

僕がろう友と話しする時、
日本語に手話単語を羅列し(手話文法を無視した)、
手話が出来ない部分は筆談を付け会話していますが
ろう者からの感想を知り得、とても参考になりました。

投稿: 西 | 2015.07.19 08:35

★ 西さん
コメントありがとうございます。
私が通訳をするときは、難聴や中途失聴者には口形をハッキリしたり、日本語通りに表現したり気を付けています。
ろう者にはろう者が分かりやすい表現を聞いてみたりもします。
個人の好みもありますが、意見を言ってもらえると私たちも勉強になります~。

投稿: ドシル | 2015.07.20 23:13

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