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2015年9月の投稿

2015.09.30

『日本手話で学ぶ 手話言語学の基礎』


日本手話で学ぶ 手話言語学の基礎

多くの手話学習者待望の1冊が出版されました。
..と、いっても正式な発売は10月7日らしいのですが^^;;
たまたま先日行ったシンポジウムで、先行発売をしていたので私はちょっぴり早めに購入することができました。
書籍とDVDとで手話言語学の基礎を学べます。

DVDには日本手話のネイティブサイナーが、日本手話で本の内容を説明していますので、本を読むのが苦手なろう者も手話で本の内容を知ることができます。
日本手話とASLなど他の国の手話とに共通する、手話言語特有の事象や音声言語に共通する事象などなど盛りだくさんです。

CLも含め、手話がジェスチャーとは異なるということがきちんと言語学的に紹介されていたり、左右両手を使う手話単語の場合のルールなどなど、ネイティブサイナーが無意識にやっていることもきちんと意味があったりルールにそっていたりというようなそんなことが良くわかる、専門書の入口というか難しい言葉は使わず分かりやすく書かれているので読みやすいですし、DVDで手話表現を確認できるのもとっても魅力。
手話学習者はもちろん、手話通訳者にも手話指導をするろう者にもオススメです〜。

DVDだけでも3000円くらいしますから、本の内容が丸ごとDVDで見られてかつ書籍もついているのでお買い得〜と個人的には思いました(^^)

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2015.09.29

生と死と。

中学時代の私は、「80才までなんか生きたくない。人生50年で充分」と言って、親を困惑させていました。
当時は、50才でさえ遠い未来でした。
親だってまだ40才になったかならないか。
50才なんて銀河の彼方、、のイメージでした。

そして今。
人生50年、残りは余生という考えはどこかにまだあるものの、50才がそう遠い未来とは言えなくなってきたお年頃です。
10年、15年があっという間でおそろしくなります。

今はやはり、50才で人生を終えるのは早いなと思います。
川島なお美さんが54才で亡くなりました。
その数日後、私の身近なところでも川島さんと同世代の方が他界しました。
ここ1週間ほど、身近な者たちは覚悟していたとは思いますが、やはり早すぎると感じています。
やりたいことも、気がかりなこともたくさんあっただろうなと思います。

人間の生と死を深く、考えた1週間でした。
癌って、本当になんなんでしょうね。
胆管がん、乳がん。ワイドショーではこの2つのがんの名前をよく見ました。

人生、何が起こるかわからないけれど今目の前のことに真摯に取り組み、毎日をただ一生懸命に生きること。それが、大切なのかな。
生かされている、周りのすべてに感謝しつつ。

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2015.09.22

みんぱく手話言語学フェスタ2015

9月の大型連休真っ盛り。
その名もシルバーウィーク。
昨日は敬老の日、そして明日は秋分の日です。
みなさまお休みを楽しまれているでしょうか。

私はこの連休を利用して、大阪へ行ってきました。
「みんぱく手話言語学フェスタ2015」が開催され「手話言語と音声言語の比較に基づく新しい言語観の創生」というプロジェクトの研究成果が発表されました。
2日間にわたって行われたシンポジウムは、初日のテーマが「手話言語学研究の現在」で、2日目が国際シンポジウム「文法の強制・許容・制約と回避」というものでした。

香港中文大学からの発表もあったのでなかなか舞台上には、ASL通訳JAL通訳、香港手話通訳が立っている状態でした。
もちろん、話者の使用言語に応じて音声日本語への訳や音声英語への訳もあり、非常に興味深い形で進行していました。

私は言語学の専門家ではないので、それぞれの発表に対して質問できるほど熟知していません。
それでも、「この内容はわかる!」とか「これは難しい!」とか「この分野は私も興味があるなぁ」とかまぁ色々と楽しませていただきました。
またそれぞれの通訳者の様子からも学ばせていただくことが多くありました。

JSL通訳者も大変素晴らしい方がそろっていましたが特に2日目の最終セッションあたりの通訳は、国リハの市田さんとせたふくの飯泉さんがペアを組んで登場するというレアな通訳を拝見することができました。
私は市田さんの手話通訳を見たのは初めてかもしれません。
手話で発表されたり、会話されたりは見たことがありますが「手話通訳者」として舞台に立っている様子は初めて拝見しました。

発表内容が非常におもしろかったので、手話通訳に注目していたのは冒頭だけというもったいない感じでもありましたが、充実した2日間でした。
お天気もよくて良かったです。

大阪のろう者にも会えたし、アメリカでトップクラスと言われている手話通訳者ともほんのちょっと、私のつたないASLでお話しました。
今思えば、音声英語で会話すれば良かったのですが(笑)周りにろう者もいたし、ASLやJSLでの会話となりました(笑)

連休後半は、また久々に会う友人と楽しい時間をすごそうと思います。

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2015.09.14

刺激的な日々

先日、手話サークルで大きな行事を開催しました。
サークル会員が投票で決めた著名なろう者をお招きしてお話を伺ったり、サークル会員が様々な運営や準備を行ったりする、手話サークルとしてはなかなかのビックイベント。

他の地域の方からは、会員の皆が楽しそうで良かった、サークルに入りたくなったという温かいお言葉をいただきました。
中には、著名な方の話を長く聞きたいからサークル会員話は無くていいなんていう辛辣な本音?もありましたがご愛敬(笑)

あのイベントは、いつもは同じろう者としか関わらない会員も、オープンな雰囲気で色々なろう者と出会ったり有名なろう者とも話すことで更に手話を学ぶモチベーションを強化する意味があるのです。

サークル会員が、たくさんの人前で話すことや、ろう者に通じるように手話で話すこともサークル活動の学びだし、恥を忍んで通訳することもサークル活動の学びのひとつです。
いわば実践の場です。

語学は使わないと上達しません。
こんな行事を始めたのはたしか、平成17年が最初です。
第1回目から10年たつわけで、そろそろ新しいスタイルに変えてもいいかもしれないなと考えています。

サークル会員が楽しめることを第一に。
でも、楽しいだけじゃなくろう者や難聴者を理解して共に学び活動でき、地域社会にアピールできる何かを。

さて、何がいいんだろ(笑)
周りを見渡すと、かつて一緒に勉強した仲間たちが様々な場で活動し、頑張っています。
そんな、色んなことに刺激を受けながら私は私にできることを頑張っていきたいなぁと思います。

また、新たなチャレンジの機会をいただきました。
ありがたいことです。
そんなことを思う、月曜の朝です。

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2015.09.05

『通訳とはなにか』


通訳とはなにか――異文化とのコミュニケーションのために

日英通訳者の草分け的存在でもある、近藤正臣先生の新刊です。
日本手話通訳士協会の機関誌「翼」で連載していた内容なども盛り込まれていて、手話通訳者が読んでも参考になる1冊です。

冒頭にも出てきますが、通訳とは一語一句、語に対応させて言葉を当てはめて行くという作業ではく、話者がどんな意図をもって何を伝えたいのか、その伝えたいことを相手の文化に合わせて別の言語にするというか、、そうなんですよね。
そこが通訳の難しさでもありやりがいでもあると思います。

どんな通訳現場も大切な「本番」ではあるけれどすべては、明日以降に出会うすべての通訳現場の練習の場でもあると言えると思います。
経験しないと分からないことってたくさんありますから...。

とても楽しい1冊なので、様々な言語に関わる方や通訳者、通訳を使う立場の方などなどぜひとも読んで欲しいです^^
手話通訳者を目指しているそこのあなたも!!
手話通訳士試験が終わったら、ぜひ読んでください^^

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