『日本手話で学ぶ 手話言語学の基礎』
多くの手話学習者待望の1冊が出版されました。
..と、いっても正式な発売は10月7日らしいのですが^^;;
たまたま先日行ったシンポジウムで、先行発売をしていたので私はちょっぴり早めに購入することができました。
書籍とDVDとで手話言語学の基礎を学べます。
DVDには日本手話のネイティブサイナーが、日本手話で本の内容を説明していますので、本を読むのが苦手なろう者も手話で本の内容を知ることができます。
日本手話とASLなど他の国の手話とに共通する、手話言語特有の事象や音声言語に共通する事象などなど盛りだくさんです。
CLも含め、手話がジェスチャーとは異なるということがきちんと言語学的に紹介されていたり、左右両手を使う手話単語の場合のルールなどなど、ネイティブサイナーが無意識にやっていることもきちんと意味があったりルールにそっていたりというようなそんなことが良くわかる、専門書の入口というか難しい言葉は使わず分かりやすく書かれているので読みやすいですし、DVDで手話表現を確認できるのもとっても魅力。
手話学習者はもちろん、手話通訳者にも手話指導をするろう者にもオススメです〜。
DVDだけでも3000円くらいしますから、本の内容が丸ごとDVDで見られてかつ書籍もついているのでお買い得〜と個人的には思いました(^^)
| 固定リンク
« 生と死と。 | トップページ | 10月が、、、。 »
「音楽・観劇・映画・読書」カテゴリの記事
- 最近の読書(2017.08.08)
- Have A Hot Day!(2017.08.09)
- 万能鑑定士Q(2017.02.26)
- 『ゴールデンスランバー』(2016.12.24)
- 芸術の師走(2016.12.19)
コメント