« 「新・カスパー」 | トップページ | 諸星春那個展 『DEAFHOOD+』 »

2015.10.31

ハッピーハロウィーン

気がつけば、10月も最終日。
数年前から日本でも盛り上がるハロウィーン。
仮装した若者で渋谷は大盛り上がりのようです^^;
昭和生まれの私には仮装パーティはさほど魅力がなく(笑)
友人同士で、閉じられた空間で仮装して盛り上がるくらいがちょうどいいななんて思ったりします。
町中を仮装して歩くのは、若者に任せましょう^^

さて。2015年の10月は手話関係者やろう関係にはなんともやるせない月になりました。
こんな言い方があるか分かりませんが、個人的には「第一次ろうあ運動」の中心になった方々がお亡くなりになり、なんともひとつの時代の終焉を感じたのでした。

今では信じられないかもしれませんが、昔は聴覚障害者には運転免許が与えられませんでした。
聞こえなくても運転できるんだ、仕事をする為には免許が必要なんだと身を挺して訴えたのが樋下光夫さんです。
聴覚障害者にも免許交付を求めて、地元のろう協会やろう者の弁護士である松本昌行さんなどの協力を得ながら裁判で戦ったのが樋下さんです。
この運動があったから、現在のように聴覚障害者が運転免許の交付を受けることができるようになりました。

そしてもう一方。
私たち、神奈川の人間にはなじみが深いろうあ運動の立役者、野澤克哉さんも10月に逝去されました。
樋下さんとともに運転免許の運動にも尽力されたことだろうと思います。
ろうあ運動では、民法969条「公正証書遺言」改正運動で有名ですがろうあ運動だけではくろうあ相談員としての活動から、のちに聴覚障害者のソーシャルワークに関係する活動を幅広く行っていました。
多くのろう者が影響を受けた偉大な先人だと思います。

ほんの30年前、40年前と今とではろう者を取り巻く環境も社会も制度も大きく変わってきました。
そんな変遷を見てこられたお二人はどんなお気持ちだったのだろうかと想像します。
お二人のご冥福をお祈りするととも、お二人を偲び11月を迎えたいと思います。

|

« 「新・カスパー」 | トップページ | 諸星春那個展 『DEAFHOOD+』 »

日々の徒然」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17097/62592881

この記事へのトラックバック一覧です: ハッピーハロウィーン:

« 「新・カスパー」 | トップページ | 諸星春那個展 『DEAFHOOD+』 »