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2016.02.16

『伝える極意』

本の感想ばかり書いている気もしますが...忘備録的に^^;;
今回の本は、日英の同時通訳者として有名な長井鞠子さんの著書『伝える極意 (集英社新書)』です。

長井さんが通訳者になったエピソードも興味深いのですが、全編を通じて通訳者としてのプロ意識を感じさせることばがちりばめてあります。
手話通訳者も日英音声通訳者も「通訳者」としては同じで、「通訳現場での正解はない」ということに共感しました。

いつだって自分の判断で語彙をえらび、状況判断しコンテクストを読むのが通訳者。
正解なんてないけれど、自分のベストをつくし無い正解を模索する...通訳者の仕事は切なくもあり、正解がないからこそやりがいもあるななんとしみじみしてしまいました。
そして通訳者は、ある人の言いたいことをしっかり別の人に伝える仕事であるという意味では究極の「伝える職人」だなぁと感じました。

とても勉強になったので、現役の通訳者にも通訳者を目指している方にも言語を問わずおすすめしたいです。

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