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2016年10月の投稿

2016.10.31

ハロウィン☆

生粋の日本人の私は昨今のハロウィンブームにいまひとつノリきれずにいます^^;;
10月も最後ですねぇ。
明日には年賀葉書が発売になるという...恐ろしい季節になりました。
ハロウィンに乗りきれないのですが、ハロウィン仕様のお菓子などたくさん頂いたり見つけたり...という密かな楽しみは満喫しています(笑)
数年前は、手話サークルでもハロウィン交流会と題し仮装コンテストを有志でやっていましたが、ここ2年ほどやっていません。来年は久々にやってみてもいいかもしれませんね。

さて、先週末出かけたら普通に電車に悪魔がふたり乗ってきました。
いや..正確には悪魔の仮装をした人間ふたり...です^^;;
仮面を被り、黒いマントを纏っていました。さらに手には悪魔がよく持っている三又のフォークのような凶器...ハリボテだけど..を持っていました。
ハロウィンじゃなかったら絶対職務質問されるレベルです^^;;

あの悪魔がよく持ってる三又...下のイラストのようなやつです。

Lgi01a201410191800

コレの名前が気になって調べてみました^^
なんと「「三叉槍」(さんさそう)」っていうのだそうです。
本当に、何にでも名前があるものです。
なので、先ほど私が書いた文は「電車に乗っていたら、悪魔の仮装をし三叉槍を手にした二人組が乗り込んできて驚いた」ということになるんですね〜。
名前を知っていると、「フォークみたな三又」とか言わなくて済むので便利です^^

三叉槍...来年のハロウィンまで覚えていられるかどうか...汗。
がんばりまーす^^

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2016.10.26

「漂う子」

漂う子

コーダの手話通訳士が主人公の異色ミステリー「デフ・ヴォイス」が発売になったのは数年前。
初めて「デフ・ヴォイス」を見た時の衝撃は忘れられません。
なんと面白い着眼点なんだろうと思いました。
そんな丸山正樹さんの待望の新作が先日発売になったので、早速読みました^^
新作は手話もろう者も登場しませんが、社会に埋もれて皆が気にもしないけれど実は大きな問題...というテーマを扱っているのは前作と同じです。
今回のテーマはタイトル「漂う子」が示す通り、「居所不明児」についての物語です。

近年時々ニュースなどで取り上げられますが、日本はこんなに豊かに見えて識字率も高く、教育水準も高そうですが戸籍がない子供や住民票がある住所に居住しておらず就学もままならない「行方不明」の子供が結構多くいるのです。
誘拐されたり監禁されたりという事件関係の場合もあるでしょうし、家庭の事情で母や父が連れ回しているとか虐待しているとか様々な理由があるようですが、「教育を受ける権利」も「教育を受けさせる義務」も無視した例が多く存在しているそうです。

私もニュースでしか見たことがありませんでしたが、今回「漂う子」を読んでそんな事情の一部を学べた気がしています。
千差万別..様々な事情があるので想像もできないのですが...。
なんとなく、目を背けるような社会問題をフィクションではありますが表に引っ張り出す手腕に感心してしまいました。
手話やコーダを知らない人たちからも注目された前作同様、広くこの問題が知られる一助になる作品ではないかと思います。

こう書いていると前作と新作はまったく違う作品のようですが、読んでいると共通点もたくさんあります^^
骨子は似ているなぁと感じました。
主人公ははっきりとした定職がなく、仕事を探している男性で家族関係に若干の問題を抱えている。
そして、恋人がいるものの結婚に踏み切れず結婚や子どもを持つことに躊躇がある。
さらに、作中にはキーとなるNPOが出てきてそのNPOとの関わりから事件に否応なく巻き込まれている...^^;;
うん、似ているといえば似ているのです(笑)

でも全然違う物語で、読んでいて飽きなくて嫌にならず最後まで読めてしまいます。
また、私はあれ〜!?と思ったのですが作者の遊び心がちょろっと登場人物の一人にあるんですよね(笑)
これに気づくには記憶力が大事です。

現実でも作品の中でも居所不明児に関して決定的な対応策はなかったりするのですが作中の登場人物のセリフに、「子殺しは社会の罪」というのがあり、私は非常に印象に残りました。
今の日本は子育てしづらいだろう...と、宇多田ヒカルさんも言っていましたが社会がギスギスして「子どもの声がうるさいから保育園反対」とか「ベビーカーだと怒鳴られた」とか「マタニティマークをつけてると嫌な顔される」とかそんな話も聞きますが、日本の未来を担うのは子どもたちなので、社会全体で大切にできるように忙しい日々ですが寛大にでも甘やかさない..そんな風にできたらいいなとぼんやり思いました。

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2016.10.25

ことばにできない...

先日の私の反省と後悔のお話です。
あるプライベートな場所でテレビゲームの話題になりました。
話者はろう者で、私が読み取りしていました。
テレビゲームは、テレビとゲームをつないで専用のソフトを入れてテレビ画面上で遊ぶもの...ですよね?
充分私もわかっていたし、イメージもできていました。
でもね、、ゲームを手元で操作するあのボタンがついたあの機械...アレの名前がどうしても私の頭に浮かばなかったのです(>_<)

話者はろう者で、ゲームをしている様子はもちろんCL満載で指文字なんか出てきません〜。
その様子を日本語にするのに、私はあのボタンのついた操作するモノを一言で言いたかったのですがどうしても思い出せず、終わってしばらくして友人に「ゲームの時手に持ってる機械、何て名前だっけ〜?」と聞いて、ようやく「コントローラー」がでてきました。

そうなんです、コントローラー!
私はこの名詞を言いたかったのに、浮かぶ言葉は「リモコン」とか「ゲーム機」とかそんなのばかり....。
言葉が出てこないのは苦しいです...。
記憶力が下がっているのか、それとも引き出しの整理ができていないのか...コントローラー...悔しすぎるっ。

教訓!どんな経験も記憶も通訳時には役に立つ〜。
日々精進でござる。

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2016.10.24

「スクラップ・アンド・ビルド」


スクラップ・アンド・ビルド

読書の秋と言いますが、私の今年のざっくりした目標は月10冊平均で読書をすることです。
目標と言っても、年始に決めたわけではなく途中で目指してみようかなぁ..なんて思った中途半端な志です^^;;
今月はまだ6冊しか読んでいないので、10冊には届きそうもありません。

そんな中でも印象に残ったのが、言わずとしれた、「スクラップ・アンド・ビルド」。
又吉さんの「花火」とともに芥川賞を受賞した作品ですが、読後の 感想としてはなんちゅう作品!!
...という感じです。
意表を突かれました。 淡々とした文体で、主人公と祖父の関わりが描かれているのですが根底にあるのは、日本の超高齢化だったり医療問題や介護問題で...。
考えさせられる部分がありながらも、重くなっていないという作品の印象です。
尊厳死についてまで描かれているのになんだか笑ってしまうような不思議で物語です。
そんな機微というか技が、芥川賞たる所以なのかもしれないなぁなて思いました。

でもね、個人的には共感できない作品なんです。
だから印象深いのかもしれません。
芥川賞受賞作ということで、図書館では1000人以上待ちだったので忘れた頃に連絡が来たのですが読んでみて私としては消化不良...です。
個性的ではあると思うのですが、現代社会の問題点についても描かれているとは思うのですがすっきりしない...そんな物語でした。

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2016.10.23

TULIP 45th Memorial Tour "it remembers"

TULIPの結成45周年記念ライブ、「TULIP 45th Memorial Tour "it remembers" 」が9月から全国各地で開催されています。(LINK)
10/21に神奈川県民ホールでも公演がありました。
TULIPは1971年に財津和夫、吉田彰、安部俊幸、上田雅利、姫野達也の5人で福岡で結成されたバンドです。
残念ながら、安部俊幸さんは2年半ほど前に他界されてしまったので今回は4名でのツアーとなっています。

何をかくそう(?)TULIPは、私はあまりリアルタイムでヒット曲を聴いたことがありません。
「虹とスニーカーの頃」は1974年、「魔法の黄色い靴」は1072年、「心の旅」は1973年、「サボテンの花」でさえ1975年です。
リアルタイムで知る由もなく...。

もちろん、有名な曲が多かったので何かと耳にしていましたがよく知らないでいました。
初めてTULIPの曲として意識したのが、吉田栄作さんがカヴァーしてヒットした「心の旅」。
あれを聞いて、オリジナルが聴きたい!と思いました。
その次がドラマの主題歌となった「サボテンの花」でしょうか。
その後、缶コーヒーのCMに次々とTULIPの曲が使われるようになりました。

そして今回、初めてコンサートに行ってきました。
1度は生で聴きたいと思っていましたが、それを後押ししてくれたのは45周年記念ということとサポートメンバーにこいちゃんこと小泉信彦さんがいたからです。
小泉さんが、TULIPの楽曲をキーボードで弾くのが観たい〜!..そんなわけで行ってきました。

2部構成で途中に休憩を挟んでいるものの、満足の2時間半でした。
来年1月にまたまた県民ホールでの追加公演も決まったそうです!
いくつになっても歌がうまい!
そして、亡くなった安部さんもですがメンバー全員がメインボーカルを張れる実力のバンドなんて本当にすごいと思います。
また行きたいなと思えるコンサートでした。

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2016.10.21

オノマトペ☆

ここ数年オノマトペについて色々と学ぶ機会が増えています。
大学の友人がオノマトペの言語学的なことを調べていたり、なんとなく耳にする機会が多くなった気がします。

3年くらい前に買った、お気に入りの本が、「日本語擬態語辞典」です。



この本はかわいらしいイラストで場面が描かれているし、英語も書いてあるので、外国人も日本のオノマトペが学べます。

去年だったか、手話言語のオノマトペに関する講演を聞きました。
オノマトペとは、擬音語や擬態語それに擬声語などを総称した名称かと思います。

先日オノマトペについて専門の方のご講演を聞く機会があったのですが、その時は擬声語についてはお話されていなかったように思います。
日本語はオノマトペの多い言語で、男性より女性の方がオノマトペを多用するというのはなかなか面白いなあと思いました。

手話言語の場合は、擬音語や擬声語よりは擬態語が多いのかな、、なんて思ったりもしますが、手話言語のメインユーザがろう者だからといって、擬態語だけというわけでもない気がします。
私自身、擬音語と擬態語と擬声語の区別がごちゃごちゃだし( ̄∀ ̄;)

「ぎゃー」と叫ぶのぎゃーは、擬声語?
「ぎゃーぎゃー」うるさいのぎゃーぎゃーは擬態語?
、、難しいです!
なのでオノマトペと言ってしまおう(ノω・、)

雨に関するオノマトペだけでも、
ざあざあ
しとしと
ぽつぽつ
しとしと
、、などなどありますよね。
手話でも表せると思います。

手話のオノマトペ、または日本語のオノマトペをどう手話に翻訳するか、難しいです。
微妙なニュアンスを翻訳するのは永遠のテーマですね。

ちなみに「メディカル オノマトペ」のページがあります。

医療関係のオノマトペのサイトです。
オノマトペ、、奥が深いです。

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2016.10.18

修練しよう

通訳者の日常はコツコツ積み重ねたことが大切だと私は思っています。
ことばのプロである通訳者になったからには、日々精進し日々修練し続けることが必要なんだと思います。
私はそう考えてきました。しかし、数年前にある手話通訳者が「毎日通訳に関連付けて生活していたら疲れちゃう。通訳する時以外は考えたくない。」と言い放ちました。
いろんな仕事への向き合い方があるものです。
私は私の信じる道を進もうと決めました。
上記の手話通訳者さんは、今も第一線で活動しているようです。
でも、私はその方の生き方も通訳スタイルも好きではありません。
むしろ、反面教師としたいと思っています。

先日、久々に初心に帰れるような充実した学びの場がありました。
その時に、尊敬する先輩のお一人の通訳に対する考え方や仕事に対する心構えを聞くことができました。
その姿勢は「当たり前」のことだったりするのですが、つい忘れて見失いがちなものでした。

目先の技術だけではなく、心構えは大切だと改めて思えるものでした。
そして、自分が積み重ねたきた日々のささやかな活動は自分でははっきりした確証に繋がらなくても、ちゃんとプロフェッショナルとして私の身に付いているんだろうなと思えました。
信じてきたことは続けよう、修練しよう..自分の未来のために。
過去の自分を、未来の自分に誇れるように。

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2016.10.16

誰のため...?

つい先日、某予算委員会では議員のどなたかが手話を「交えて」質問し、お答えする立場の方も手話を使われたと話題になっていました。
国会議員が手話を使うというのは確かに画期的なんだろうと思います。
世の中変わったなと思います。

でもひねくれ者の私は喜べませんでした。
誰のための手話なのか...。
映像を見ても私にはわかりませんでした。
質問内容も聴覚障害者スポーツにかかわるものではありましたが、全てに手話があるわけではなく一部にだけ手が付いていて、他は音声だけでしたしあの場には手話話者がいたわけではなく、テレビ中継用のパフォーマンスとしか私には受け取れませんでした。
そんなパフォーマンスするなら、国会中継全てに字幕と手話通訳を!!と、つい思ってしまいます(汗)

いや、画期的なのは十分承知してはいますし一生懸命手話を学ばれているという話も聞いてはいます。
そこはわかっているのですが、「善意」なら何をしてもいいのかというとそうではないと思います。
パフォーマンスでも結構、デフリンピックを東京でやってくれるなら何でも受け入れます...と、肝がすわっていればいいのですが、突然のことでそこまで受容もできず私の中ではモヤモヤしています。

手話の広がりは感じるのですが、一人歩きしている手話もよく見かけます。
言語は生物...移ろいゆくんでしょうかね。

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2016.10.09

日本ろう者劇団「清姫道成寺」

歌舞伎や浄瑠璃でも演じられる昔からある「安珍・清姫」の道成寺の伝説を題材にした日本ろう者劇団の公演を観てきました。
いわば、恐怖のストーカー物語、、、と言ってしまうと身も蓋もありませんが、元々のお話はそんな感じです( ̄∀ ̄;)

今回の公演は、演劇というよりストーリーをベースにしたパフォーマンスという印象でした。
作、演出は私も大好きな數見陽子さん。
衣装も演出も幻想的で、客席も円形劇場のように工夫されていました。
パフォーマンスと言っても、手話のセリフはあります。
聴者の為には、音声担当の役者さんが舞台下にいるのですが、舞台上は手話。
360度客席でどうするんだろうなんて思いましたが、なるほど!な手法でした。

ただ、芸術的過ぎてイマイチ私にはわからないところもありました。
元の安珍・清姫伝説にこだわりすぎると理解できないのかな、、と思いました。
安珍・清姫伝説はあくまでモチーフにしているだけで、今回の公演ならではの展開があります。
その辺りが見どころなのかな。

手話劇というイメージではなく、一部に手話を使うパフォーマンス。
リズム感があり、ダンスのようでした。
シアターχのサイトには、「 視覚言語と感覚表現で織り成す無の空間に非現実と現実の世界が交差する。和洋折衷の幻想物語。」と書いてあります。
言い得て妙!観て納得です。

明日が最終公演です。
僅かですが、当日券がでるみたいですよ。

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