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2016.12.19

芸術の師走

先週末は舞台を2つ観に行きました。
ひとつは、池袋のあうるすぽっとで上演された「ノイズの海」です。
この作品は、イギリスで活躍するろう者の南村千里さんがアーティスティック・ディレクターを担当し、デジタル映像と光や音やダンス、そして手話も登場する作品です。
私たち聴者が感じる「ノイズ」とろう者が感じる「ノイズ」の感覚のズレといえばいいのでしょうか...。
目の人であるろう者にとって、巷にあふれる様々な雑音を視覚的に表現するというイメージでしょうか。
とにかく、ろう者ならではの視点で作られているなぁと感じました。
出演者は6名でうち、2名が聴覚障害者ということでした。
新しい演出がいろいろあり、舞台の可能性を感じさせるものでした。

ろう者が「音」を視覚的に表現するという意味では、映画「LISTEN」と通じるものがあるように感じます。
また、個人的には今年の日本ろう者劇団の公演「清姫道成寺」のにも通じる何かがあったように思いました。表現方法は違いますが、いずれもろう者が演出を手掛けたという点では、聴者とは違う視点というか感覚があるように思います。

そして、日曜はが〜まるちょばのサイレントコメディを観てきました。
こちらは神奈川芸術劇場です。ツアーの最終日ということで、満席でした。
2部構成で休憩前の前半は新作を含めた、いつものが〜まるちょばのコメディでした。
面白かったけれど、サイレントとは言っても音楽があるので一緒に出かけたろう友には、「?」の部分もあったと思います。
音による状況説明(説明はしていないけど)が笑いのツボになっている作品もありました。

私たちの目当ては後半の「街の灯」が〜まるちょばバージョンでした。
言わずと知れた、チャーリー・チャップリンの名作映画「街の灯」、原題は"City Lights"です。
映画もサイレント映画ですが、が〜まるちょばバージョンもオリジナリティもありおもしろかったです。
本当に多才なが〜まるちょばのお2人には感心しました。

今年もあとわずかですが、笑って元気に新年を迎えられるといいなぁなんて思いました^^

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