手話通訳者の通訳技術
梅雨があけたと思ったらなんだか雨が降るというよくわからないお天気です^^;;
夏真っ盛り!!私もぼちぼち暑さを楽しんで(?)います。
なんだか体重が増えてきて、夏の間になんとかしたいと思っていますが、なんとかなるのだろうか...汗。
さて、先日ちょっとした違和感のある手話通訳 を目撃しました。
多分上手な通訳者...なんだと思います。
少なくても、過去にみたときはそう感じてました。
でも、私が目指す手話通訳スタイルではないなという漠然とした印象がありました。
楽しい場にはよく合うし、素晴らしいパフォーマンスを発揮するのです。
でも、私が先日見たのはたくさんの方が亡くなった事件に関わる内容でした。
非常に繊細な場面です。
事故ではなく「事件」だったので、犯人がいます。
そうした状況でも、通訳される手話はパフォーマンス的で話者の話し方は一切御構い無し。
あの手話だけ見ると、重くるしい雰囲気や話者の苦悩は伝わらないだろうと思いました。
改めて、手話通訳者の通訳技術について考えるきっかけとなる通訳スタイルでした。
あの感じで、政見放送とかやったら大変なことになりそう...。
議会とかも合わないだろうと想像します。
ヒトのことはいいので、さて自分はどうなんろう。
話者の雰囲気にあった訳出ができているのだろうか、訳すことにいっぱいいっぱいで表出に「自分」が出てはいないだろうか...そんな風に考えました。
そこは自分1人ではなんともし難く...通訳仲間の友人たちと批評しあうしかないんだろうなぁと思いました。
道のりは遠い...とかいいながらもうだうだ10年以上通訳していますが(笑)
成長しているんだろうか...。
この夏、少しでも自分を磨けたらいいなぁと思っています。
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