カテゴリー「音楽・観劇・映画・読書」の387件の記事

2017.02.26

万能鑑定士Q

最近は便利になり、いつでもどこでも映画やドラマが観られます。
私は外出中の電車移動が長い時など、スマホやタブレットで映画を見ることが多いです。
今回は、「万能鑑定士Q ―モナ・リザの瞳」を観ました。

原作の小説もあるようですが、私は何の予備知識もなく観たのですが、なかなか面白かったです^^
推理物や探偵物が大好きですし、鑑定物も好きなので楽しめました。
邦画でダビンチのモナ・リザを扱う作品と言う点でもなかなか興味深いです。

忙しい日々ではありますが、読書や映画鑑賞や美術館巡りなどは時間を作って楽しんでいきたいなぁと改めて感じました.

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2016.12.24

『ゴールデンスランバー』

よく晴れたクリスマスイブです^^
キリスト教徒ではありませんが、皆様メリークリスマス!
大掃除日和でもあります^^;;

ポカポカ陽気に恵まれた昨日、演劇集団キャラメルボックスの『ゴールデンスランバー』を観てきました。
原作は言わずと知れた伊坂幸太郎さんの小説、「ゴールデンスランバー」です。

かなり破天荒なストーリーではありますが、国家権力をちょっと疑いたくなる一般市民の心理をくすぐる展開で、原作はもちろん面白いのですが、キャラメルボックスの演出は非常に見応えがあり面白かったです。
この小説、堺正人さん主演で映画化もされていて、DVDも発売になっています。

映画には映画の良さがありますが、舞台は舞台の良さがあり、特にキャラメルボックスはオリジナリティがある劇団だなぁと思います。
劇中で、客席から携帯等で写真撮影を認めることで、観客をストーリーに巻き込んじゃうとか(笑)大きな劇場で小劇場みたいなチャレンジをしてしまうあたりもすごいです。

そして、キャラメルボックスの次回作は、『鍵泥棒のメソッド』!!
奇しくも、この作品も映画の主人公は堺雅人さん^^

次回作も楽しみです。
キャラメルボックスの舞台を観る前に映画を見ようかどうか悩む...。
どうしようかなぁ。

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2016.12.19

芸術の師走

先週末は舞台を2つ観に行きました。
ひとつは、池袋のあうるすぽっとで上演された「ノイズの海」です。
この作品は、イギリスで活躍するろう者の南村千里さんがアーティスティック・ディレクターを担当し、デジタル映像と光や音やダンス、そして手話も登場する作品です。
私たち聴者が感じる「ノイズ」とろう者が感じる「ノイズ」の感覚のズレといえばいいのでしょうか...。
目の人であるろう者にとって、巷にあふれる様々な雑音を視覚的に表現するというイメージでしょうか。
とにかく、ろう者ならではの視点で作られているなぁと感じました。
出演者は6名でうち、2名が聴覚障害者ということでした。
新しい演出がいろいろあり、舞台の可能性を感じさせるものでした。

ろう者が「音」を視覚的に表現するという意味では、映画「LISTEN」と通じるものがあるように感じます。
また、個人的には今年の日本ろう者劇団の公演「清姫道成寺」のにも通じる何かがあったように思いました。表現方法は違いますが、いずれもろう者が演出を手掛けたという点では、聴者とは違う視点というか感覚があるように思います。

そして、日曜はが〜まるちょばのサイレントコメディを観てきました。
こちらは神奈川芸術劇場です。ツアーの最終日ということで、満席でした。
2部構成で休憩前の前半は新作を含めた、いつものが〜まるちょばのコメディでした。
面白かったけれど、サイレントとは言っても音楽があるので一緒に出かけたろう友には、「?」の部分もあったと思います。
音による状況説明(説明はしていないけど)が笑いのツボになっている作品もありました。

私たちの目当ては後半の「街の灯」が〜まるちょばバージョンでした。
言わずと知れた、チャーリー・チャップリンの名作映画「街の灯」、原題は"City Lights"です。
映画もサイレント映画ですが、が〜まるちょばバージョンもオリジナリティもありおもしろかったです。
本当に多才なが〜まるちょばのお2人には感心しました。

今年もあとわずかですが、笑って元気に新年を迎えられるといいなぁなんて思いました^^

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2016.12.18

「耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ」

耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ

実在の人物を描いた絵本の紹介です。
私はこの絵本を見るまで、1890年代にアメリカのメージャーリーグにろう者の選手がいたことを知りませんでした。
日本では有名な選手ではありませんが、アメリカではダミー・ホイの愛称で親しまれた選手で、通算2000安打と600弱の盗塁の記録を持つ人物です。

今は当たり前に日本でも見られるアウト、セーフといった身振りは当時のメジャーリーグでは用いられておらず、審判が声だけで、言っていたそうです。
ところがろう者であるウィリアムは、バッターボックスにいても審判の声が聞こえません。
そこで、今も使われるアウトやセーフの身振りを提案したところ採用され、観客も身振りで判定がわかるようになり好評だったため、定着したようなのです。

絵本なので本当に簡単にウィリアムの人生が描かれていますが、聞こえないから「できない」ではなく、聞こえなくても様々なことができるということを多くの人に知ってもらえる作品だと思います。
ウィリアムはろう者だからこそ、鋭い観察力で盗塁を得意としたのではないでしょうか。
聞こえる子どもにも聞こえない、聞こえにくい子どもにも是非読んでもらえたいいなぁと思います。

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2016.12.10

『手話を言語というのなら』

手話を言語と言うのなら

12月に入り、薄くて小さなブックレットが発売になりました。
この冊子、昨今の手話言語条例に一石を投じる内容になっています。
若干、過激だと感じる方もいるかもしれません。
手話言語条例が様々な自治体で制定され、手話が浸透する良い面もあるでしょうが「手話」が一人歩きしてしまうことを危惧する声も耳にします。
それを具体化し、明言したのがこのブックレットではないかと思います。

ふたりの編者のもとには、様々な立場の著者がいろいろな視点や角度から考えや経験を書いています。
市町村のろう者団体のリーダー、ろう児を持つ聴者の保護者、マイノリティ文化や法律の視点、ろう教育、手話言語学からの視点...などなどかなり興味深いです。
ある一定以上の反感を買うだろうと想像できる内容であると同時に、一定以上の支持も得るだろう内容だと思います。
さて、これを手にしたあなたの感想はどうでしょうか。

薄くてすぐに読めるものです。
ぜひ、手にとって読んでもらいたいです。

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2016.11.29

「僕はガラス」



今回は絵本のご紹介です。
僕はガラス」という、東日本大震災を風化させないために描かれた小さな絵本です。

著者はプロの絵本作家ではありません。
民間企業を早期退職して、その後手話や字幕支援、地域の送迎ボランティアなど様々な活動をアクティブにしていた普通の市民。
今もなお、被災地支援の活動をしているそうです。
たまたまご縁があり、手話通訳者としての著者を知っている関係でこの絵本を知りました。
ろう者と関わる活動以外のことは、正直私は知らなかったのですがやけにアクティブな人だなぁと思っていたら絵本を出したとのこと...。
びっくりしたとともに、応援したいなと思いました。

年が明ければあの3月11日から6年となる3月がやってきます。
未だに被災地は復興しきれてはいないように思います。
誰もが被災地へ行って活動はできませんが、忘れずにいることはできるはずです。
「僕はガラス」...未曾有の震災を語り継ぐために、子どもたちに知ってもらいたいなあと思います。

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2016.11.28

ゆず20周年突入記念弾き語りライブ「ゆずのみ」

東京ドームへ行ってきました。
ゆずの20周年目に突入するのを記念した、ゆずの二人だけで行われた弾き語りライブ「ゆずのみ」です。
横浜の伊勢佐木町で二人で弾き語りしながら始めた活動から行く年月。
来年はデビュー20周年とのことで、東京ドームで弾き語り。
ライブは5万人の客とゆず二人!!
ドームで弾き語りってどんなだろうって思いましたが、ゆずはすごいです。
事前収録の映像や、ビックリするほど大きな(24メートル!!らしい)城郭型灯籠「愛季」が登場して、灯篭の上で歌ったり、アンコールではスデージが会場中央になったりと、まあいろいろ趣向が凝らされていて楽しいライブでした。

何より、ゆずの二人歌がうまい!
ドームで、弾き語りであんなに歌が心にしみるとは!!
本当にすごいなぁと思いました。

ライブ本編のラストの曲、「夏色」の途中でTV番組「めちゃイケ」のメンバーがどどーんとやってきてすったもんだあったのもご愛嬌(笑)
楽しい時間を過ごしました。
ゆずのオールタイムベスト、買っちゃうような気がします^^

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2016.11.11

「通訳学入門」

11月もはや2週目...。
いやはや、慌ただしい日々を送っております。
今週のビッグニュースはなんといっても、アメリカの大統領選挙。
予想外のトランプ氏の当選に、アメリカ人ではないものの驚き叫びそうになった私です...。
まだまだトランプ騒動(?)は収まらないようですが...。

さて!今週は予てから読まなくては!!と思っていた「通訳学入門」を読み終えました。
この本は、私が師事する手話通訳関係の複数の講師から勧められた本で、少し古いものなので古本でしか販売されていないと言われていて、なかなか入手できないでいたものでした。

「通訳学」の中には手話通訳もしっかり含まれており、音声語の通訳のことと並列で手話通訳についても描かれています。
本当に「通訳」に必要な知識、トレーニング、倫理綱領、プロ意識など基礎から学べる入門書になっています。
マーカーを引きながら、付箋を貼りながら読みました。
少しでも自分の知識として身についているといいのですが...。
多分、繰り返し読むことになる1冊だと思います。

中古でもなんだか購入するには金額が高騰しているようですが、図書館にもあると思うので無理に買わなくても良いのでは...と思います。
でも、読んでみるとプロの皆さんが異口同音にこの本を推す理由がわかるような気がしました。

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2016.10.26

「漂う子」

漂う子

コーダの手話通訳士が主人公の異色ミステリー「デフ・ヴォイス」が発売になったのは数年前。
初めて「デフ・ヴォイス」を見た時の衝撃は忘れられません。
なんと面白い着眼点なんだろうと思いました。
そんな丸山正樹さんの待望の新作が先日発売になったので、早速読みました^^
新作は手話もろう者も登場しませんが、社会に埋もれて皆が気にもしないけれど実は大きな問題...というテーマを扱っているのは前作と同じです。
今回のテーマはタイトル「漂う子」が示す通り、「居所不明児」についての物語です。

近年時々ニュースなどで取り上げられますが、日本はこんなに豊かに見えて識字率も高く、教育水準も高そうですが戸籍がない子供や住民票がある住所に居住しておらず就学もままならない「行方不明」の子供が結構多くいるのです。
誘拐されたり監禁されたりという事件関係の場合もあるでしょうし、家庭の事情で母や父が連れ回しているとか虐待しているとか様々な理由があるようですが、「教育を受ける権利」も「教育を受けさせる義務」も無視した例が多く存在しているそうです。

私もニュースでしか見たことがありませんでしたが、今回「漂う子」を読んでそんな事情の一部を学べた気がしています。
千差万別..様々な事情があるので想像もできないのですが...。
なんとなく、目を背けるような社会問題をフィクションではありますが表に引っ張り出す手腕に感心してしまいました。
手話やコーダを知らない人たちからも注目された前作同様、広くこの問題が知られる一助になる作品ではないかと思います。

こう書いていると前作と新作はまったく違う作品のようですが、読んでいると共通点もたくさんあります^^
骨子は似ているなぁと感じました。
主人公ははっきりとした定職がなく、仕事を探している男性で家族関係に若干の問題を抱えている。
そして、恋人がいるものの結婚に踏み切れず結婚や子どもを持つことに躊躇がある。
さらに、作中にはキーとなるNPOが出てきてそのNPOとの関わりから事件に否応なく巻き込まれている...^^;;
うん、似ているといえば似ているのです(笑)

でも全然違う物語で、読んでいて飽きなくて嫌にならず最後まで読めてしまいます。
また、私はあれ〜!?と思ったのですが作者の遊び心がちょろっと登場人物の一人にあるんですよね(笑)
これに気づくには記憶力が大事です。

現実でも作品の中でも居所不明児に関して決定的な対応策はなかったりするのですが作中の登場人物のセリフに、「子殺しは社会の罪」というのがあり、私は非常に印象に残りました。
今の日本は子育てしづらいだろう...と、宇多田ヒカルさんも言っていましたが社会がギスギスして「子どもの声がうるさいから保育園反対」とか「ベビーカーだと怒鳴られた」とか「マタニティマークをつけてると嫌な顔される」とかそんな話も聞きますが、日本の未来を担うのは子どもたちなので、社会全体で大切にできるように忙しい日々ですが寛大にでも甘やかさない..そんな風にできたらいいなとぼんやり思いました。

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2016.10.24

「スクラップ・アンド・ビルド」


スクラップ・アンド・ビルド

読書の秋と言いますが、私の今年のざっくりした目標は月10冊平均で読書をすることです。
目標と言っても、年始に決めたわけではなく途中で目指してみようかなぁ..なんて思った中途半端な志です^^;;
今月はまだ6冊しか読んでいないので、10冊には届きそうもありません。

そんな中でも印象に残ったのが、言わずとしれた、「スクラップ・アンド・ビルド」。
又吉さんの「花火」とともに芥川賞を受賞した作品ですが、読後の 感想としてはなんちゅう作品!!
...という感じです。
意表を突かれました。 淡々とした文体で、主人公と祖父の関わりが描かれているのですが根底にあるのは、日本の超高齢化だったり医療問題や介護問題で...。
考えさせられる部分がありながらも、重くなっていないという作品の印象です。
尊厳死についてまで描かれているのになんだか笑ってしまうような不思議で物語です。
そんな機微というか技が、芥川賞たる所以なのかもしれないなぁなて思いました。

でもね、個人的には共感できない作品なんです。
だから印象深いのかもしれません。
芥川賞受賞作ということで、図書館では1000人以上待ちだったので忘れた頃に連絡が来たのですが読んでみて私としては消化不良...です。
個性的ではあると思うのですが、現代社会の問題点についても描かれているとは思うのですがすっきりしない...そんな物語でした。

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