カテゴリー「手話言語・ろう文化」の85件の記事

2009.01.04

『からだに関わる日本語とその手話表現』

昨年ご紹介した2冊の本。
「よく似た日本語とその手話表現〈第1巻)」「よく似た日本語とその手話表現〈第2巻〉」
いずれにも、「日本語の指導と手話の活用に思いをめぐらせて」という副題がついていて、かなりオススメの本でしたが、昨年の冬、この続編とも言うべき本が発売になりました。
前作同様、脇中起余子さん著です。

「からだに関わる日本語とその手話表現〈第1巻〉」

Karada01_2


「からだに関わる日本語とその手話表現〈第2巻〉」

Karada02_2

この2冊を年末に購入し、お正月休みの間に読もうと思っていました。
完全に読み終えることはできませんでした^^;@自分に甘い私sad
ナナメ読みしかしていないのに、ご紹介するのもなんですが、とてもいい本です!

慣用句を中心に、からだの部位が出てくる普段使う日本語を、いざ手話にしようとするとどうなるか・・・。
「腹黒い」とか「腰が重い」などなど(笑)
「血は争えない」や「血で血を洗う」などもありますね^^;
日本語ってからだに関わる慣用句など、多いですねぇ。
改めて感心してしまいました。

例文など見ていると、手話サークルでやってみると面白いなぁなんて思います☆


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2008.12.14

関東ろう連盟創立60周年記念大会

第52回神奈川県ろうあ者大会と兼ねて開催された、関東ろう連盟創立60周年記念大会に行ってきました。
朝から、生憎の雨でしたがたくさんの人で溢れていました。
さすが関東大会を兼ねているだけあり、いつもの神奈川県ろうあ者大会とは、熱気が違いました。

今日は午前中、用事があって参加できないかな…と思っていたのですが、用事もなくなり、手話サークルや通研の仲間と一緒に、朝から参加することができました。

今回の大会は、なんと言っても、午後の記念講演が楽しみでした。
神奈川のろうあ運動の礎を築いたとも言える、水島吉男さんの娘さんたちの講演です。
しかも、名物?三姉妹の講演ですから、絶対に見たいと思っていました。
三姉妹は、斉藤淳さん、遠藤孝さん、田中清さんです。
遠藤さんと田中さんは、今も一流の通訳者としてご活躍ですが、斉藤さんが公の場所に出ていらっしゃるのはとても珍しいですよね。

水島さんのお孫さんである、女優の斉藤由貴さんが最後に親族代表の挨拶をして、その通訳を田中清さんがされました。

三姉妹のリズミカルな手話を拝見できました。
また、姉妹で読み取り通訳をして、読み間違えを突っ込んだり(笑)と、和やかで楽しい講演でした。

昔の貴重な写真も披露され、関東ろう連盟創立60周年記念大会に相応しい記念講演だったと思います。

それにしても、三姉妹の表現力は本当にお見事でした。あの10分の1でも身につけたいものですsweat02

講演の他、アトラクションやスマイルフリースクールの子供たちのバザーなど、いろいろ楽しかったですが、一番の楽しみは久しぶりに、いろいろな人と再会できることです。
何年ぶりかに会った人もいるし、先日の通研集会で会った方々とも会えてまた2月に千葉の集会で、また会う約束をしたり(笑)

今年もあと僅かということで、「良いお年を〜」とみんなと別れました。


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2008.11.19

手話と音声日本語

先日、全通研の関東ブロックが一堂に会する集会へ参加してきました。
私は去年は参加していないので、久しぶりにお会いした皆さんや初めてお話させていただいた皆さんなどなど・・・集会中も、交流会やその後の2次会(?)タイムでも地域の情報交換なども含め楽しく参加させていただきました。

全通研集会でも同様ですが、発言する際には記録の関係もあり声を出しながら手話表現をしなくてはいけません。
手話未熟者の私には、それがとても苦しいです。
でも、発言もしたい(笑)

私の場合、話しながらの手話は音声日本語も手話もめちゃくちゃでどっちつかずになってしまいます^^;
結局、聞こえるヒトにも聞こえないヒトにもなんだか要旨がつかめない話方になりがち・・・。

手話と日本語は文法も違うので、同時にやるのは難しいけれど、時と場合によっては必要とされてしまうことも現実です。
伝統的手話がきちんとできる日本語母語者は、声を出しながらでも手話表現もきちんとできるんですよね・・・。
だから、ろう者的な手話のろう者ともきちんと会話ができるし、難聴者・中途失聴者の手話にも対応できるし、聴者が待たされて不安になりそうな場合でも、声を出してうまくフォローしながらろう者へ手話を表出できるんだろうなと思います。

やっぱり両方できるようにならないと・・・と思います。
でも、やっぱり声付き手話は苦手~~~~~。
倍以上に、疲れちゃう(汗)

本当は、手話で表現して読み取ってもらうか、日本語で話して手話通訳をしてもらえばいいのかもしれませんが、せっかく多少なりともふたつの言葉ができるなら、自分の言葉で伝えたいなと私は思います。
そうすると、時間はかかってしまうけど自分の声でまずお話して、同じ内容を今度は手話だけで伝える・・・というのがいいのかななんて思います。
以前、NHKの手話ニュースキャスターの飯泉菜穂子さんや田中清さんがサークルへいらしたときは、そういう方法で講演していただきました。
飯泉さんや田中さんでも、声と一緒だと納得のいく手話表現ではなくなるそうです。
だから、まず手話でば~っとお話していただいて、その後に手話を読み取れないヒトのために音声日本語で「今のはこんなお話でした」とお話してくださったんです。
ちょっと時間がもったいない気もするけれど、とてもいい方法だと思いました。
ま。会議には向かないですけどね^^;;;

言語学的なことは判りませんが、日本人が話す言葉は「日本語」だし、日本のろう者が使う手話は「日本手話」だとざっくり受け止めているのが今の私です。
女子高生が使う若者短縮語も、「日本語」だし高齢ろう者が使う見たこともないホームサインのような単語も「日本手話」。言語学的には許されないとは思いますが^^;;
音声言語も手話言語も奥が深いですね・・・。


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2008.10.29

登米市(宮城県)の取り組み

私は「登米市」を知りませんでした^^;
先日、たまたま松山市の原付のナンバープレートが雲の形で話題になった話しをしていて、松山以外にはお米の形をしているところがあるんだよ」なんて話で話題になったのか登米市のナンバーでした。

Kome

↑な感じ(笑)
お米の形ですよね~。
そんなナンバープレートのことで初めて知った登米市なのですが、市のHPを拝見してちょっと感動。
ナント!手話動画が載っているのです。(LINK

手話通訳者や要約筆記者の派遣についてのページで、簡単な手話を動画で紹介しています。
市のページに手話の動画が紹介されているのを私は初めて見ました。

しかも、ちゃんと「筆談に応じてくれなくて困った」例や後ろから声をかけられて気がつかなかっただけなのに無視したと誤解されることがあるなど書いてあるじゃないですか~。
スゴイ~。
市のサイトにこうしたことが書かれていると、理解してくれる市民も増えるかもしれませんね。

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2008.10.09

ろうあ運動

今週はサークルで、昔のろうあ運動の勉強をちょっとしました。
民法11条や同969条改正のきっかけになった、運動の当時の様子などかなり勉強になりました。
「ろう者が遺言を残すことが認められないのは差別だ!」と運動の発端となったのは、有名な野沢克哉さん。
横浜在住です。
そして、薬剤師法や医師法の改正になったいわゆる欠格条項改正のきっかけになった早瀬久美さんも横浜在住。

どちらも、全国規模の運動になって法律を変えてしまった活動です。
なんだか、横浜ってズゴイぞと改めて思ったのでした^^;
運転免許なんかのうねりは盛岡の事件がきっかけだし、手話通訳が必要!!っていうのは上野の「蛇の目寿司事件」が大きなきっかけになっています。

本当に様々な苦労があって、今の制度があるのだなぁと思います。
それでも、まだまだ制度の改善も必要なのですが・・・。

「蛇の目寿司」って今ではあまり店舗名として聞きませんが、昔は多かったのでしょうか?
横浜にも昔、ろう者がよく行くお寿司屋さんに「蛇の目寿司」というお店があったそうです☆
事件とは何の関係もないそうですが・・・。


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2008.09.25

手話と日本語

遅ればせながら、昨日やっと教育テレビのETV特集「手の言葉で生きる」を見ました。
1時間、たっぷり子供たちの手話を見られました。
平塚ろう学校の試みが、全国に広がるといいなと思います。

以前、てにをはを間違えた子供たちが、加藤先生の手話「で」日本語「を」教える授業によって、聞こえる子供と遜色ない作文力がついていて、ちょっと感動しました。

手話でケンカして、手話で仲直りして元気に生き生きと将来の夢を語る、ろう児たち。
目が輝いていました。

3才の時、人工内耳の手術を受けた女の子とお母さん。
印象的でした。
手話ができれば、幼稚部の子供同士でも、初対面でも会話が出来ることを目の当たりにした時は、衝撃だったことでしょう。

人工内耳の技術はスゴイとは、思いますがリスクも大きいです。

テレビに出てきた医師の意見は、医学的にはもっともだとは、思います。
言葉を覚える臨界期もわかります。

それでも私は、人工内耳は自分で判断できる年齢になってから、手術を受けた方がいいと思っています。

入院、検査、リハビリ、聞こえの練習…。
頑張って、遊ぶのを我慢しても聴者と同じに聞こえるわけではありません。
だったら、楽しい思い出をいっぱい作っていろんなスポーツやダイビングなんかも実際やってみてからでもいいのではないかと思います。

人工内耳に成功したヒトも失敗したヒトも知り合いにはいます。
私の知り合いの場合、人工内耳を装着しても基本的には手話で話すひとばかりです。
大切なのは、「聴力」よりも「コミュニケーション力」だと思います。
聴こえても、聴こえなくてもコミュニケーション力があれば社会では生活していけます。
子供のうちに、思い切り遊んでケンカして仲直りして・・・といろんな経験をした方がコミュニケーション力が養えるように思います。
個人的な考えで、なんの根拠もありませんが人工内耳の手術を受けるのは最低でも小学校高学年より上の方がいいと思っています。
医学的には早ければ早いほうがいいと言われていますけど・・・。

聴こえなくても、読み書きができればメールやFAXで自分の気持ちや考えを伝えられます。
日本語力は必要だけれど、日本語力イコール耳から入る音声言語を判断することではないことを、私は多くのろう者の友人・知人から学びました。

人工内耳の手術は受けていないし、聴力もほとんどないけれど英語もフランス語もできるろう者もいます。
もちろん、日本語の読み書きも日本の手話もアメリカ手話もフランス手話もできます。
臨界期以前に、音声言語の判断を明瞭じゃない音で訓練しなくても他の言葉を身につけているろう者は多くいるということも、知っていて欲しいなと思います。

もちろん、人工内耳の手術とその後の訓練で聴こえて話せるようになる方もいるのだとは思いますが・・・初めて会う人の話も理解できるような人はごくわずかなのではないかと推測します。
この先、どんな風に技術が進むかわかりませんが、その頃にはきっと平塚ろう学校を卒業した子供たちや、明晴学園で「手話で」「日本語を」学んだ子供達も大人になっていて、自分達が受けた教育が良かったとか悪かったとかそんな感想が聞けるのではないかと思っています。

そう・・・。
ちょうど、今の若いろう者たちが自分達が受けた口話教育に不満を持って「手話で教育を!」声を上げているように・・・。

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2008.09.18

『手の言葉で生きる』

ちょっぴりご無沙汰しております^^;
公私共に忙しくて、やるべきことが多すぎてなかなか更新できないでいる今日この頃・・・。
仕事では、連日海外とのメールのやり取りに悪戦苦闘しておりますwobbly
早く、いろんなことが片付くといいなぁ・・・。

そんな中、皆さんにぜひ見ていただきたいし私もぜひ見たいなぁと思う番組のお知らせをいただいたのでご紹介します。
もうすでにご存知の方も多いかと思いますが^^;;

毎週日曜日・夜10時からNHK教育テレビで放送されている「ETV特集」。
9/21(日)は「手の言葉で生きる」というタイトルで、以前別の番組で紹介された平塚ろう学校での、手話での授業のことなど紹介されるそうです。

「私たちは“聴覚障害者”ではありません。“手話を使う人”です」 という言葉がとても印象的です。
最近のNKH教育テレビは、本当にいい番組が多くて嬉しいです。

昔は希望してもなかなか使ってくれなかった「ろう者」という言い方も、最近はTVでも新聞でも使ってくれることが多くなりましたね~。
21日、忘れずに見たいと思います☆


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2008.08.19

「ケニアのろう者コミュニティ (Deaf community in Kenya)」

以前、このブログでも紹介した東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の2008年度言語研修「フランス語圏アフリカ手話」の一環で、なんと!8/22に一般に公開されて講演会が行われるそうです☆

アフリカのろう者に直接会えて、アフリカ手話をじかに見られるとってもいい機会です!
・・・平日昼間のため私はうかがえませんが(泣)

入場無料でどなたでも参加できるそうですので、ぜひこの機会に行かれるといいと思います。
詳細を記載しておきますね~。

sun講演会詳細
題 目:「ケニアのろう者コミュニティ (Deaf community in Kenya)」
講 師:ニクソン・カキリ氏(Disability Mainstreaming Specialist, VSO)
日 時:2008年8月22日(金)13:00~16:00(12:30開場)
場 所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階 304室(LINK)

※講演はASLで行われるそうですが、日本手話および音声日本語への通訳を用意してくださるそうです。


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2008.05.25

『「異世界」としての手話に興奮』

辺境作家の高野秀行さん(Link)が2008年5月20日付け朝日新聞夕刊の、「たまには手紙で」というコーナーに興味深いエッセイを寄せています。

私は、手話サークルでこの記事を教えていただき異文化に馴れている柔軟な人というのはなんて素晴らしいんだろうと感動してしまいました。

正直、この記事を拝見するまで高野秀行さんのことは知らなかったので公式ブログを一生懸命読みました^^;;;

高野さんは早稲田大学の探検部に所属していたときに書いた『幻獣ムベンベを追え』で作家デビューしたそうです。
「辺境作家」という肩書きですから、辺境地を旅してそのエッセンスを作品にしているのだと思います。
(なんせ、まだ作品を読んでことがないので・・・汗)

そんな高野さんのエッセイになぜ、手話が出てきたのか?
きっかけはわかりませんが、とにかく去年手話と出会いろう者から手話を教わっているのだそう。
公式ブログにも、「2007年に読んだ本ベスト10(ノンフィクション部門) として斉藤道雄さんの『もうひとつの手話―ろう者の豊かな世界』を読んだ感想を"手話が紛れもない「言語」と知ったのは衝撃の一言。"と記しています。

朝日新聞のエッセイの中で、高野さんは手話について「私は去年、日本ですごい異世界を発見してしまいました。」と書いています。
身振りだと思っていた手話に文法があることを知った驚きと、手話で話すときは言語を司る左脳が働くことにも触れられていて、ろう者と話していると外国にいるようだといい、ろう者の気質についても「日本人というより、欧米人や中国人」とも記しています。

1年足らずで、そこまで見抜けるのってスゴイなって思いました。
それはきっと、辺境を旅して異文化に馴れているから、ろう者と接しても自然とその文化を見抜けるのではないのかなと思いました。
何年サークルに通っていても、ろう者のはっきりした物言いや目をみて話すことに馴れなかったり理解できない人も多いことを考えると、多文化・多言語に慣れるということは柔軟性を養うことなんだなーと、感心しました。

何より、「手話も、手話ネーティブも面白い。福祉の話題にしておくのはもったいなさすぎる」と言い、「こんな身近なところに、異文化があるのだから一人でも多くの人に楽しんでほしい」と結んでいます。

福祉を切り離して、言語・異文化として手話を楽しみ・学ぶ・・・これっていいですよね☆
手話=福祉。手話学習者はエライ。
そんな発想はもう、うんざりです。

高野さんのような感性で、手話を習得できたらいいなぁなんて記事をみて思いました。私ももっと地元のろう者と触れて手話を楽しみたいです。
高野さんの本も読んでみたいと思います☆


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Img54665最近、アイヌ語のテキストをダウンロードしてみました。これも異文化(^^)

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2008.05.22

手話教育のうねり

世の中、本当に変われば変わるものだとつくずく感心する今日この頃。
障害者権利条約の影響があるのかないのか、私には難しいことはわかりませんが「手話」への認識が今後どんどん変わって言って、いつか私が書いたように小学校の指導要綱に日本手話が入るというのもあながち、夢ではないかもしれないなぁ・・なんて思えてきます。

え?何がって??
最初にスゴイなぁ~と感動したのは、去年のこと。
2008年4月から関西学院大学人間福祉学部の選択語学に、外国の音声言語と並んで「日本手話」が設けられたこと。
なんて画期的なのの!!と、感動したものでした。
でも、まあ「人間福祉学部」ですから福祉と手話は関係がなくもないのです。
それでも、本当にスゴイことでした。

次に、日本福祉事業大学では公開講座「銘々塾」では、日本手話のみで行われるという「日本手話によるろう者の大学事始め」という科目が設けられ、満員御礼で、5/16から講義が始まっています。
(いいなぁ、私も受講したかったぁ~~~)

それから、先日もご紹介しましたが東京外語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の語学研修で、集中講座的ではありますが一般の人が受講できるアフリカ手話(しかも!アフリカ手話のネイティブに指導していただける!!)というスゴイことが始まります。

さらに、立教大学では全学共通の半期科目(定員20名)として「手話と人権を考える」という授業を今年度から開講しています。
「手話入門」とかじゃなく「手話と人権」ですよ~。
マイノリティとして、手話話者について学ぶのかなぁ・・・なんて勝手に想像。

更にビックリなのが、名古屋外国語大学の英語教育学科では音声言語の学習だけでは不十分だという発想でこの4月から、ASL(アメリカ手話)を学習し、その後ボストンのろう学校見学やアメリカでろう者と交流を持てるプログラムの短期留学を企画しています。
ASL指導は、Codaのアメリカ人講師が指導するとのこと。

品川には、日本手話で学習指導をする明晴学園も東京都の教育特区として誕生していますし、この春はなんだか本当にスゴイです。

私が把握しているのは、これだけですが他の大学などでも色々な動きがあるのかもしれません。
盲ろうの福島先生がいらっしゃる東京大学は、学生や教職員の情報保障のサポートには定評がありますが、科目としてはどうなんでしょうか?

また、秋学期(後期)や来年度に向けて各学校で動きがあるかもしれませんね。
今年からスタートした講座もぜひ、来年度以降続いて欲しいと思います。


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Img54665他の大学などの情報もお待ちしています♪

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2008.05.09

弖爾乎波(てにをは)/天爾遠波

「てにをは」を広辞苑で引くと、なんと漢字が出てきました。
びっくり。
広辞苑には以下のように説明がありました。

て-に-を-は【弖爾乎波・天爾遠波】 (博士家(はかせけ)の用いた「ヲコト点」の四隅の点を、左下から左上・右上・右下の順に読んだことに由来する名称) ①助詞・助動詞・接尾語に用語の語尾を含めた汎称。 また、主として助詞・助動詞。てには。 ②助詞の称。
誤用には「て・に・お・は」があるそうで、確かに音だけきくと「を」じゃなく「お」と思ってしまうのかも^^;;

手話を勉強し始めたばかりの人は、「手話にはてにをはがないから、わかりにくい」という人がいます。
自分の勉強が足りないのを棚に上げて・・・^^;

きっと、そういう発言をするヒトは手話を言語だと思っていないヒトだと私は感じています。
だって、英語にだって「てにをは」ないもの。
スペイン語にだってありません。
でも、誰も「てにをは」がないからわからないとは言わないですよね~^^;;

手話にだって日本語の「てにをは」がなくてもちゃんと、「誰が何をどうしたか」が判るルールがあります。(私がキチンとできているかどうかは別ですけどm(__)m)
だから私は、手話を学んでいて「手話にてにをはがない」とか「手話は統一すべきだ」というヒトの考えが理解できないでいます。
手話を知らないヒトがそういうのはまだ理解できるんですけれど・・・。

手話を学んでいて、そういう発言をするヒトは「手話は言語」の「言語」の意味がキチンと咀嚼できていないのだと思います。

日本語と日本の手話でさえ明らかに違うのだから・・・。

先日、ある大学生に「科目」の手話は何かと訊かれました。
ろう者に質問しても「勉強/内容」とか「勉強/種類」くらいで「科目」の手話はわからないといわれたそうです。
私も同じように答えました。
でも、日本語にこだわっていると「科目」という手話がないことに納得がいかないようです。
でもね、和英辞典で「科目」って引くと"subject"という英単語がでてきます。
同様に「教科」と引いても"subject"が出てきます。
"subject"を英和辞典で引くと、主題、問題、演題、学科、科目、主語、主部などなどとんでもなく多くの意味が出てきます。

"subject"に相当する日本語は1つではありません。
手話だって同じことで、ひとつの手話表現で複数の日本語の意味があります。
そのことにもっともっと多くのヒトに気がついてもらいたいです。

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Img54665本日も、長文ですみませんm(__)m

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2008.04.25

「あたりまえ」はコワイ。

まだまだ手話修行中の私。
母語の日本語と比較すると、日本の手話を「第二言語です」というのもおこがましいような状態です。
・・・と、いうか最近つくづく自分の日本語力にも自信がありません。

それでも、手話にかかわりろう者にかかわり、ろう者と一緒に行動することが多くなってくると、はじめはびっくりしたことや新鮮な衝撃を受けた「ろう文化」の数々が、私の中では「あたりまえ」になってきてろう者を知らない聴者の感覚が鈍くなっていることに気がつきました。

私は聴者で、ろう者ではありません。
聴者文化とルールの中で育ってきて、ろう者と出会ってろう者ルールを学び、慣れてきただけのことです。

ろう者とろう者をあまり知らない聴者とが、ちょっとした行き違いがあったときお互いのベースにある「基本的マナー」が違うことを一番理解し、それぞれに説明できる立場であるべきだと思います。
私に限らず、手話通訳者や手話サークル会員などろう者と関わる聴者は、どちらのことも理解できる立場なんだと思います。

まだまだ私の知らないろう者ルールもあると思います。
まだまだ勉強不足な点も多くあります。
それでも、まったくろう者を知らない聴者よりは理解しています。

例えば、聴こえないからといって大声で話したところで聴こえないことは同じなこと。
例えば、ろう者は、みんなを呼ぶ時は、照明のスイッチでお知らせすること。
例えば、聴者がヒソヒソ話をするのに口元を隠す行為はろう者にとってあまり気分が良くないこと。
例えば、ろう者を呼ぶとき肩に触れて呼んでも失礼じゃないこと。
例えば、ろう者と話すときに視線を外すことは無視することと同じになる場合があること。
例えば、手話では、人を指差しすることは全然失礼じゃないこと。

ろう者と一緒にいることが多くなると聴者と一緒のときでも、相手を指差ししたりしてしまうこと、ありませんか?
手話とまったく関係ないヒトだったりするのに・・・^^;

うっかりやってしまうと、注意しなくちゃって思います。
ろう者と一緒の時は、聴者マナーが「あたりまえ」と思って行動しないこと。
手話に興味を持って、サークルに来たばかりのヒトにはろう者ルールをちゃんと説明してあげたり、ろう者から説明してもらったりできるといいなと思います。
お互いの文化の違いや、気付きを話せるような関係作りができたらいいですよね。

ところ変われば常識も変わる・・・。
日本の常識も他の国では非常識になることもある・・・。
「あたりまえ」にとらわれないように、ひびしょうじん猪突猛進できたらいいな。

みんな違って、みんな良い・・・。
そう詠ったのは、金子みすずさんでしたね。


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Img54665この記事を書いたのはずいぶん前ですが公開し忘れていました^^;;

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2008.04.10

フランス語圏アフリカ手話

手話関係の話題が続いて、恐縮ですm(__)m
でも、すごぉく興味深い話題だったので^^;;;
マイミクさんの日記からの情報なのですが、東京外語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では今年度、言語研修のひとつに「フランス語圏アフリカ手話」を、モンゴル語などと並んで開講するそうです~。

すごーい!
画期的!!
詳細は、こちらのサイトをご覧ください☆
担当講師は、亀井伸孝さんとエブナ・エトゥンディ・アンリ(カメルーンろう者キリスト教協会会長)です。
亀井さんといえば、すぐ「手話でいこう―ろう者の言い分 聴者のホンネを思い出しますがご専門はアフリカ研究ですものね。

とっても興味があるものの、期間が昼間なので通うことはできませんがものすごーく、興味はあります。
ASL(アメリカ手話)もできないのに、何故アフリカ手話に興味があるの~?と言われそうですが、アフリカ手話は昔のアメリカの手話(フランス手話の影響を受けている)に近いらしく、いろんな意味で興味深いです。
フランス語もわからないけど^^;;;;

一度で良いから、見学だけでもしてみたいです~。
もし、受講されるラッキーな方がいらしたらぜひ感想をお聞かせくださいm(__)m

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2008.04.09

『手話通訳問題研究』102号のコト。

手話に関わっているヒトなら耳にしたことがある方も多いでしょうか・・・全通研こと、全国手話通訳問題研究会
各都道府県に支部がある、手話に関わったり興味があったりする聴者ならどなたでも入会できる団体です。
この「全通研」で発行している研究誌が『手話通訳問題研究』。
色々な情報が凝縮されていて面白いので、私は一応一通り目を通すことにしています。

手話をはじめたと同時に全通研にも入会した私は、最初の1年はあまり理解できないことも多かったですけど^^;;
それでも、市販されていない研究誌を見て、自分のレベルに合ったページを読むだけでもずいぶんと勉強になりました。
(最初の頃はクロスワードしか見なかったこともありますが^^;;;;)

最新号の102号の一番最初にある「随想」。
私はいつもここから目を通すのですが、102号の「随想」を読んだとき違和感がありました。
「研究誌に寄稿する方でも、こういう考え方の方がいるんだなぁ・・・」という違和感。
きっと、手話文法や手話言語学を研究されている方たちや日本手話学会の方の目に触れたら激怒するに違いない内容。
「手話には文法がない」と「手話を世界共通語に」という内容でした。
手話に文法がなかったら、CL構文や非手指動作で毎度泣かされることもないのですが・・・^^;

そして、木村晴美さんのメルマガNo.090号にそのことについて書かれていました。(手話版は4/4付けDeafTV-Japanで配信)
木村さんは、研究誌のこの内容に対し次のように考えを述べています。

(略)一般の新聞等で十分な理解もなく掲載されたというのではない。仮にも手話についての理解を広めようとしている団体の機関誌ではないか。  手話は文法がないとか、覚えやすいなどと明らかに間違った見解を、そのまま掲載し発行するなど許されることだろうか。 (中略)  ろうあ運動に取り組んでいる人たちには、今の社会の変化に敏感になっていただきたいものだ。

木村さんの立場の方の当然のご意見だと思います。
しかし、正直なところ私は今回の研究誌以上に驚く出来事に出くわしたことがあります。
当然、研究誌に記事を書かれている方の方が著名人なのですが、少なくても記事を書いた方は手話通訳者ではありません。
手話に理解のある聴者で、手話に対する認識が足りなかったのでああいった文章を書かれたのでしょうけど・・・。

私はとあるところ(神奈川ではありませんが・・・)の手話通訳者がある会議で発言した言葉に、衝撃を受けました。
「手話表現は地域によって違いもあって不便なので、全国共通にしたほうが良い。」
臆することもなく、こう言った登録通訳者がいました。
びっくりしましたよ~。
誰のために「手話」があるのか・・・。
どうして手話が生まれたのかを考えたら、そんな言葉は出てこないように思えてしまいます。

まぁね^^;;
通訳者としては、手話が共通ならそりゃ便利でしょうけど暮らしや文化に根付いている地域の手話は変えようったって変えられるわけがないですし、じゃあ日本語で、「方言だとわからない単語があるから不便なので、方言は廃止して標準語しか使わないことにしましょう」ってできますか?・・ってことですよね。
大阪辺りでは暴動が起こってもおかしくないような、提案ですよね(>_<)

音声日本語だって、若者言葉や流行語などめまぐるしく言葉が変わりゆくのです。手話だって高齢者や若者等世代によっても違ってくるし、地域やコミュニティによっても使われる単語が違ってくるのは自然なことなのではないでしょうか。
かつて、日本が軍事国家だった頃植民地で日本語教育をしたけれど、日本語が根付くことがなかったように、文化と密接なかかわりのある言語を強制的に変更することはできないと、私は思っています。

手話を全くしらないヒトに時々、
「手話って世界共通?」と聞かれます。
「だったら、便利だけど違うよ~」と答えると8割くらいの確率で、
「世界共通にすればいいのに」という安易な答えが返ってきます。

それに対してよくある会話が以下。
わたし:「じゃあ、明日から中国語が世界共通語です!日本語を使うと罰則があります。って言われたらどうする?」
あいて:「ありえない~。ムリ。」
わたし:「でしょう~?手話を世界共通にするってことは、それと同じことだよ。」

音声言語の方言が減少したのは、TVの全国放送の影響が少なくないと思うので、国内限定なら、標準手話による番組が今の音声日本語の番組なみにできて、日本中いつでもどこでも好きな番組を標準手話で見られるような社会になったとしたら、音声日本語同様に手話表現もだいぶ標準化されるかもしれません。

でもやっぱり、方言は方言として残るはずです。
田舎では方言を話し、都内では標準語で話すということをしている地方出身者は、珍しくありませんよね(^^)
そう考えると、やっぱり言葉を統一しようという発想は現実的ではないように思えてきます。
ジェスチーノや、エスペラント語を考えた方には申し訳ないですけれどね^^;;;

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2008.03.29

『驚きの手話「パ」「ポ」翻訳』

『驚きの手話「パ」「ポ」翻訳』という本を買いました。

買っただけではなく、ちゃんと読みましたよ☆
この本は米内山さんを中心に複数のろう者によって書かれています。
手話通訳をするときに、手話から日本語・日本語から手話への翻訳技術がいかに大切かということがいくつかの例を挙げて書かれています。
また、手話文化村と関西手話カレッジでの米内山さんの指導経験やろう学校時代に恩師からうけた影響についても語られていて、とても興味深いです。
日本語で書かれた本だけではなく、手話で米内山さんが語るDVDがついている点もオススメです。

翻訳の大切さや通訳と翻訳の違いなどについては納得できることも多いですが、地域の講習会のことや手話サークルのくだりについては、地域差がある面も多いですし、また関西と関東の違いなどもあるでしょうから、う~んと思う面も多少ありました。
そういう意見もあるということは、1サークル会員として今後のサークル運営において反面教師としていきたい部分です。
地域の手話講習会については、関東の中でも本当に色々な違いや差があると思います。
私の住む地域の手話講習会は、手話の技術だけにこだわらず仲間との助け合いやろう者との交流の中で大切なことなども、ベテランの通訳士やろう者から学べると思います。
グループワークも効果的に取り入れられていて、私としては大きな不満はありません。
もちろん、講習会だけでどんなろう者にも通じる手話ができるようになるわけがないのは、どの地域でも共通していることだと思います。

講習会以外のさまざまな場面でろう者と交流したり、行動を共にすることで「通訳」や「翻訳」以前に手話ということばをそのまま理解できるようになることが大切かなぁって思います。
日本語に直さず、手話を手話として受け止める・・・。
きっとその先に、翻訳があるのかな?

DVDは最後までまだ見ていませんが、とても読みやすくオススメです。
手話を全くわからない方でも、ちゃんと欄外に「CL」「ろう協」などなど手話やろう者の社会ででてくる言葉の解説もついています。
なれていると、つい使ってしまいますが判らないひとがいる場合も多いのでこの欄外の解説もまた、私にはいい「気づき」になりました。

Honyaku

『驚きの手話「パ」「ポ」翻訳』

興味のある方は、ぜひどうぞ。

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2008.03.18

会議録

今日は仕事のあと、大遅刻をしつつもろう協の会議に出席しました。
ろう協会議は月1度、決まった場所で行います。
ここ数ヶ月、忙しくて参加できないこともあり気になっていました。
私の担当は、議事録なもので^^;;;
私が参加できないと、議事録が残らないときもあったりするのでちゃんと任務を全うしなくては・・と思っています^^;;

ところがどっこい。
会議は当然手話で進むわけで、議事を取るには視線が下を向くのでどのタイミングでメモをするのかが難しい(笑)
もう何年もやっているけどなかなか慣れません(汗)
進行を途中で止めてしまったりするダメ記録担当だったりします。

聴者がもっと大勢いて、読み取ってくれたらその声を聞きながらメモをするんだけどなぁ・・と思いつつも、ああいうろう者に囲まれた環境だからこそ、手話を身につけられた面もありなかなか難しいです。
でも、まだまだ修行がたりません^^;;;
特に今日は、疲れていたせいか(いい訳)、数字の読み間違いだらけできゃ~~って感じでした(汗)
確認するとことごとく違うんだもん。
「ボケが始まってる」とまで言われちゃった(苦笑)
いやー、失礼しましたm(__)m

ほそぼそとがんばりたいと思います。
細く、長く・・・。
手話のあるく暮らしは私の生活の一部だから・・・ずっと手話やろう者と関わって行きたいと思います。
手話は本当に、奥深くて魅力的な言葉ですよ~♪

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2008.03.06

「日本手話」できる教員養成へ

昨日の北海道新聞WEB版の教育欄に『「日本手話」できる教員養成へ 道教委が全国初 生まれつきのろう者に対応』という文字が躍っていました。
北海道が全国で初めて、こうした取り組みに乗り出したのは正直、驚きました。

申し訳ないけれど、ろう教育に熱心なイメージがあまりなかったもので・・・m(__)m
2006年12月7日(木)読売新聞・論点に「聾学校の言語教育 手話より も読唇優先で」(このブログ内LINK)という記事は、道教委がこうした流れに動いていたことをご存知の上で、従来の教育方法が良いと誇示したかったのでしょうか・・・。
それともただの偶然なのでしょうか。

「わくわく授業」で見た、平塚ろう学校の子供たちの笑顔を思い出すにつれ、教育委員会が「日本手話」できる教員養成へ乗り出すというのは、とても素晴らしいと思います。
今ではろう者が大学や大学院へ進学することも特別珍しいことではありません。
ろう者が教員免許を取得して、ろう児に日本手話で教科指導することは自然な流れのように感じます。
あとは、日本語をどうやって獲得させるのかという課題があるとは思いますが、そのあたりの教授法については、龍の子学園や平塚ろう学校などの事例から学べることも多いのではないでしょうか。
そのあたりの情報開示・・・どうなんでしょう???

なんだか話がずれてしまいましたが、北海道新聞の記事によると、

道教委は新年度、生まれつき耳の聞こえないろう者が主に使う「日本手話」による授業をろう学校に本格導入するため、日本手話を活用できる教員の養成に乗り出す。聴覚障害のケースに応じた授業を展開する狙い。手話の専門研修機関である全国手話研修センター(京都市)によると、日本手話に対応した教員養成を行う都道府県教委は初めて。(以下略)

とのことです。
全国各地で特別支援学校の影響で「聾学校」の名称がなくなるなど、さまざまな動きがありますが、道教委の取り組みの今後に注目したいです。

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2008.02.27

ろうを生きる難聴を生きる

なんとなく、バタバタと忙しい毎日を過ごしています。
2月ももうすぐ終わりですね^^;;;

今日はやっと久しぶりに時間ができて、録画していた「ろうを生きる難聴を生きる」を見ました。
そう・・・「ちい神」主演の津田絵里奈さんが「ちい神」の練習をしている様子などが放送されたのです。
いつものろう難より、視聴率が良かったかもしれませんね。
米内山さんの手話指導の様子もかいま見ることができました。

先日、ちょっとした読み取り通訳の学習に参加する機会があり「やっぱり、上手な通訳さんは日本語の語彙を多いなぁ」と痛感しました。
私の引き出しにはないボキャブラリーがスルスルと出てくるんですよね^^;;;

もっともっと色々な言葉を使えるようになる必要がありますね。
まったく、本当にひびしょうじんです。

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2008.02.12

わくわく授業~平塚ろう学校~

2月10日にNHK教育テレビで放送された「わくわく授業」。
"小さな手と手でことばをつかむ"~加藤小夜里先生の国語~(LINK)ご覧になった方も多いかもしれません。

平塚ろう学校の低学年で、特に生まれつき殆ど聞こえない子たちを対象とした手話による日本語(国語)の授業の様子を紹介していました。
ひらひらと小さな手で意思表示をする子供たち。
自分の意見も手話でなら語れます。

でも、日本語の文章にするとなるとどうしても助詞で悩んでしまう・・・。
「を」なのか「が」なのか、聞こえない子供たちは耳で音声言語を聞くことがないので、なかなか馴染めないようで四苦八苦していました。

・絵札を探す
・絵札が探す

・・・全然意味が違いますね^^;;

外国人も助詞の使い方を間違う方が多いので、やはり日本語の助詞は難しいのでしょう。
単語は同じなのに、助詞で意味ががらりと変わってしまうのですから・・・。

「わくわく授業」、本当にいい内容でしたので見逃した方はぜひ、再放送をご覧ください。
■再放送:平成20年2月16日
■再放送:午前1:05~予定(金曜深夜)
ビデオタイマーのセットはお早めに(^^)

龍の子学園が4月から学校法人となり、手話で授業をする私立のろう学校となります。
それとは別に、県立ろう学校にもこうした取り組みをしているところがあることを、ぜひ多くの方に見ていただけたらいいなと思います。

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2008.02.03

第7回 手話研究セミナー

全国手話研修センターへ初めて行ってきました。
しかも、朝から雪が積もった今日、日帰りで(汗)

と、いうのも今日午後1時から4時15分まで「第7回 手話研究セミナー」が開催されると聞き12月半ばに行くことが決まったのです。
よりによって、未明から雪が降る日に京都へ行くことになるなんて・・・と思いましたが行って良かったです。

自宅の最寄り駅から嵯峨嵐山までのとんぼ返りで、とても京都へ行ったという感じではないのですけれど^^;;;
雪の影響で、関東では在来線も新幹線も遅れていてどうなることかと思いましたが、遅刻することなく到着できました。
全国手話研修センターって、本当に駅の前なんですね~。
私でも迷わない!
とても良い施設でした。
今度は、ちゃんと宿泊してトロッコに乗ったりして観光をしたいものです^^;;

セミナーの内容は2部構成になっていて第一部は、日本手話学会会長の森壮也さんと日本手話研究所研究員の早瀬久美さんの対談でした。
かなり、興味深く感心する内容でした。
日本手話学会、スゴイですね。
手話の音韻など、難しいけれど解明されたらおもしろいなぁと思いました。

第2部は日本手話研究所の研究部の発表でした。
『語彙から見た日本手話の「聞く・見る手話』、『世界の固有名詞手話の研究:地名と人名の手話単語収録』、『用事向けビデオ教材の試作』と3つのテーマで、各研究部の方からの発表がありました。
最後に、大杉豊さんのご挨拶で終了。

どれも本当に興味深い内容で、非常に勉強になりました。
行けて良かったです☆
また、機会があったらぜひ参加したいと思いました。

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2008.02.02

「NONFIX」を見て。

先日紹介した『日本映画が見たい…~忘れられた「聞こえない人達」の存在~』を見ました。
平日の未明の番組なので、録画しておいたのですが・・・。

主に、「バベル」のときの「日本語のシーンにも字幕を!」と活動した際の記録となっていました。
「バベル」で手話指導を担当した南瑠霞さんたちのがんばりがとても良く伝わってきました。
そして、今はすべての邦画に字幕がつくように法律を変えようと、がんばっているそうです。

「バベル」には400人ものろう者がエキストラとして出演したのに、試写会の際日本のシーンでは字幕がなくストーリーがわからなかったことに、出演者も手話指導した南さんも非常に衝撃を受けたこと、署名活動をしたら予想以上の反響があり、それを配給会社に届けたところ思いがけなく迅速に対処し、封切り時にはすべてのシーンに字幕がついたことなど、見ていて涙が出ました。

ただ、家族で映画やDVDを楽しみたいだけなのに邦画ではそれがなかなか難しい現実。
字幕さえあれば、聴こえる聴こえない関係なくみんなで楽しめるのに・・・。
そんな当たり前の楽しみが、当たり前じゃない日本の映画事情。
悪意があるわけじゃなく、「気がつかない」んですよね。
日本人はみんな日本語がわかるとと思っているから・・・。
単一民族、単一言語という思い込みが子供のときからあるから・・・。

気づかないとできないのは、当然。
だから、「日本映画にも、字幕が必要」っていう声を広げて多くの人に「気づいて」もらってそれが当たり前になるといいなと思います。
夏休みのドラえもんやドラゴンボール、ちびまる子ちゃんにも字幕がつけば聴こえない子供たちも聴こえる子たちと一緒に楽しめるんですよね。

法律なんか作らなくても、それが当たり前にになるといいのにな・・・。

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2008.01.28

『日本映画が見たい…~忘れられた「聞こえない人達」の存在~』

テレビ番組のお知らせです。
残念ながら、関東だけの放映のようですが・・・。

フジテレビの深夜番組「NONFIX」(Link)というドキュメンタリー番組で、『日本映画が見たい…~忘れられた「聞こえない人達」の存在~「日本人なのに日本映画を見ることができない」』というテーマの放送があります。

放映時間は、1月30日(水)の26:38~27:38・・つまり、1月31日(木)の午前2:38~3:38になります。
平日の深夜というか早朝というか、そんな時間帯ですので、録画する方がいいかもしれませんね^^;

映画「バベル」で少しだけ、世間の話題になった「日本語部分に字幕がつかない」という問題。
映画製作側からすると、コストがかかるのかもしれませんがすべての洋画に字幕をつけても採算が取れるのなら、ぜひ邦画にも字幕をつけていただければ・・と思います。
聞こえない、聞こえにくい人たちが映画館に行くことできっと興行成績もUPすると思います。
 

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2008.01.27

たくさんのヒトたち

この週末、いろいろな人に会いたくさん話せて有意義でした。

土曜はろう協主催の講演会があり、開場時間よりかなり早目にサークル仲間と集まり、ランチ会。
かなりゆっくり、いろいろ話す時間がありました。

デザートも食べくつろいだあと、みんなで会場へ行くと、久しぶりに会う友人やろう者がたくさんいました。

講演会やろう者大会などに行くと、普段会えない人達に会える楽しみがありますね。
講演会終了後は、サークルメンバーと別れ、久しぶりに会った他地域の方などとお茶をして、お話してから帰ってきました。

久しぶりに一日手話漬けで、なんだか楽しかったです☆

そして今日は、通研の研究班定例会。
地域の情報交換や、来年度の計画など、あーだこーだと話しました。

ひとつのものを作り上げる過程は、大変だけれど仲間と協力して智恵を出し合い、達成するのはとてもやり甲斐があります。
この週末、改め来年度もがんばろ〜o(^▽^)o…と、思いました。

技術の勉強もしなくちゃね(汗)

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2007.12.19

無知の知

少し前にある落語家さんが、「気が散る」といって手話通訳者に退場を促した・・・というのがあちこちで話題になりました。

当事者団体が抗議をするのは当然として、手話に関わりつつもそんな話題を見ながら、「落語家といえどもただのヒト。手話やろう者と縁がないヒトの感覚はまだまだそんなものか。」と妙に遠巻きにこのニュースを読んでしまいました。

悪気はない。ただ無知故の心無い発言。
日常生活の中で、そんなことはよくあったりします。

何年か前、私が手話をすることを知っているある職場の方とばったり電車で遭遇しました。
翌日、「ねぇ、手話で人前で話して恥ずかしくない?」と言われたことがあります。
悪気はないんでしょうね^^;;
でも、そんな無知からくるココロ無い言葉に目くじらを立ててもしかたがありません。
私は、ごく当たり前に「恥ずかしくないですよ~。どうして恥ずかしいんですか?」と切り替えしました。
そうしたら、彼女は何も言いませんでした。

日本人だけの電車の社内で、外国人が母国語でなにやら話している・・・という光景に時々出くわします。
別に、何語を話していようが彼らは恥ずかしいと思っていないはずですし、その言葉をしらない私たちも「知らない言葉を話して変な人たちだ」とは思いません。

手話も同じ。
手話で話す人たちが当たり前に手話を使うだけのことです。
手話が判らない人たちには理解できないかもしれませんが、そこにはジョークありシリアスな話題ありと時がたつのも忘れるくらい楽しい会話が存在します。

理解したいヒトはぜひ、手話をマスターしてください*^^*
英語圏の方に囲まれると、英語が話せないことに劣等感を感じる方もいると思います。
同じように、手話ができないことに劣等感を感じて欲しいと思います。
手話学習者じゃなくて、一般のヒトたちにね^^;;;

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2007.12.16

第12回ろう教育を考える神奈川フォーラム

神奈川県聴覚障害者連盟主催で開催された「第12回ろう教育を考える神奈川フォーラム」に行ってきました。
内容は以下の通りです。

・基調報告 川原雅浩氏「ろうあ運動から見た特別支援教育」
・報告    小田侯朗氏「特別支援教育の現状」
・パネルディスカッション
・アトラクション パフォーマンス:ひよこっち/手話コーラス:県立高浜高校

私はろう教育の専門家ではないので難しいことは判りませんが、今年4月から施行された特別支援教育について、とても判りやすい報告でした。
特に私は小田侯朗さんのお話を伺いたいなぁと思っていたので、非常に勉強にな良かったです。
パネルディスカッションも県教育委員会の方やろう学校校長、ろう児の親の会などろう教育に関わる色々な立場の方のご意見や考え方を聞けてよかったです。

また、難しいお話ばかりではなくアトラクションもあってなんだかほのぼのとしました*^^*
ひよこっちのチビっこ達、本当にかわいかったです♪
「赤鼻のトナカイ」では会場を巻き込んでのパフォーマンスとなりました。

高浜高校の手話コミュニケーション部の1、2年生のみなさんもかわいらしかったです。
手話表現はどうやって考えているんでしょうね。
日本語にとらわれていない手話単語が見られました。
司会の方もおっしゃっていましたが、高校を卒業してもずっと手話に関わって活動してくれるといいですね。

若いっていいなぁ~と、思って見ていました。

それにしても会場となった横浜ラポールのシアターは満員御礼状態!!
たくさんの方がろう教育に興味をもっているんですね~。
私も勉強不足なので、もっとちゃんと勉強したいなと思いました。

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2007.11.18

学びの場。

今日はとある講演会に行ってきました。
もちろん、ろう者も聴者も参加できる講演会です。
「講演会」というよりも、「研修会」に近いような内容の濃いものでした。
DVDの視聴あり、体験談ありの充実の2時間。
DVDは持っているものと、初めて見るものがありましたがどちらも興味深いものです。
休憩なしで、目がシバシバしたりもしましたがとっても良かったです。
今度は、ピンポイントで詳細を色々と聞きたいなぁと思いました。

講演会会場では、久々に顔を見る友人たちにも再会でき近況報告したりもして楽しかったです*^^*
終わった後は、会場近くのお店で何人かでごはんを食べました。
楽しかったです~。
いろんな手話が飛び交って、あーだこーだとお話しました。
デザートまで完食☆
明日からまた1週間、がんばろ~。

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2007.11.07

言葉・コトバ・ことば。

先日、手話仲間やろう友たちととにかく大勢で近所のもんじゃ焼屋さんに行きました。
外国人ろう者もいたので、「もんじゃ焼」の由来を説明しようと一生懸命手話で説明している人なんかもいてとても盛り上がりました。
「江戸時代に文字を書く勉強を