未曾有な大地震と津波の被害や台風の被害などとにかく今年は自然災害が多くあった年でした。
この先の人生でも忘れられない年になるでしょう。
阪神淡路大震災の連日の映像も未だに、目に焼き付いていますがやはり自分自身が大地震の揺れを体験し、帰宅困難となり、自宅まで何時間も歩いたり、家族や友人と連絡をとり合ったり、聾者の友人の安否確認をしたりした今回は、色々な想いがります。
毎度おなじみの清水寺での今年1年を表す漢字の発表が、昨日あり1位は「絆」だったそうです。
さて、私の選ぶ今年の漢字はなんだろう....。
過去を振り返ると、
・2006年 「学」
・2007年 「絆」
・2008年 「縁」
・2009年 「環」
・2010年 「新」
でした。
私が今年を考えたとき、選びたいのは「郷(キョウ)」です。
3月の震災で波に飲み込まれる町を幾度となく映像で見ました。
西日本でも大型台風の影響で、家が壊されるのを見ました。
災害が多かった今年、改めて「ふるさと」について考えました。
生まれ育った北海道のニュースは今でも気になります。
町並みが変わると、住んでいなくても複雑な気持ちになります。
自然災害はいつどこでおこるか分かりません。
今私が住んでいる家が台風や地震で崩壊しないとも限りません。
自分が住みなれた場所、家、町並み...これらが瞬時に無になることを想像しただけで胸が締め付けられます。
それが今年は現実に、多くの方が体験した年ですし震災の被害はなくても原発事故の関係で、周辺の方は自宅に帰れなくなっていることなども考えると、日本のどれほど多くの方が「ふるさと」に想いを馳せているのだろうと思いました。
そして3月11日以降、私自身もふるさとについて色々考える機会が多かったように思います。
そんなわけで、私は「郷」を選びたいです。
日本語の書き言葉はとても味わい深く、故郷の方言というかいわゆる「お国なまり」のことを指して、【郷音(きょうおん)】という言葉があります。
また、ふるさとからの手紙のことを【郷信(きょうしん)】と言うそうです。
・・・うちのPCでは変換されませんでしたが、辞書には載っていました^^;
2012年は、明るい話題が多い年になりますように...。
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